大容量データの受送信や共有に便利なオンラインストレージ。皆さんもさまざまなシーンで使いこなされているのではないでしょうか?趣味や習い事などにおける個人同士での利用から企業間の大規模プロジェクトの遂行まで、今やオンラインストレージの用途は幅広い分野に及んでいます。

本記事では、使い易さや安全性などを考慮しながら、無料でも利用できるオンラインストレージサービスをご紹介します。
特に、大容量の動画ファイルなどを共有、受送信したい方には役立つ内容となりますので、参考にしていただければと思います。

オンラインストレージとは?

オンラインストレージ(クラウドストレージ)とは、インターネットを介してデータやファイルを保存・共有できるサービスです。

デバイス自身へのデータ保存とは異なり、場所を選ばずにどこからでもアクセス可能となるため、ビジネスの効率化や個人のデータ管理に法人個人幅広く利用されています。

無料オンラインストレージの機能やメリット

自動でデータのバックアップができる

クラウドにデータが保存されるため、パソコンの故障や紛失、災害などによるデータ損失のリスクが軽減されます。

また物理的なバックアップシステムを設置する必要がなく、その点においての初期投資や維持費用を削減できます。

ファイルの共有や編集が複数人でできる

データをURLでやりとりすることで、大容量のファイルを簡単に共有することができます。
また、ファイルの共有のみならず共同編集も可能で、複数の拠点にいる人々とリアルタイムで作業を進めることができるため、メールの送受信や外部メモリのような従来の方法による非効率なファイルのバージョン管理や混乱を避け、業務の効率化が期待できます。

コストを抑えて導入することができる

基本的な機能(ファイルの共有、ダウンロード、編集)であれば無料で使用できるサービスも多く、小規模であれば無料〜低コストで運用することができます。

また有料版の利用であっても、多くの場合はストレージ量や利用アカウント数に応じた従量課金となっており、利用規模のステージに合わせた柔軟なコスト運用ができるメリットがあります。

オンラインストレージの選び方

データの容量

無料で利用できるオンラインストレージサービスは多数存在しますが、提供するデータ容量はそれぞれ異なります。例えば、Google Driveは個人ユーザーに15GBの無料容量を提供しており、Dropboxは基本プランで2GB、MEGAは20GBの無料容量を提供しています。

オンラインストレージを選ぶ際には、まず必要とするデータ容量を確認しましょう。写真や文書などの個人的なデータのバックアップ用途であれば数GBの容量でも十分な場合が多いですが、動画ファイルや大量のデータや法人での利用の際には、有料版を検討する必要があります。

データの保存期間

無料で使えるオンラインストレージは、保存期間に制限があるものも多く、保存期間を確認して比較するようにしましょう。

特にビジネスで利用する際には、長期的な保管が必要なデータを保存するか、それとも一時的な共有のみの用途で利用するか、などに応じて選択が必要です。
例えば、電子帳簿保存法に基づくデータ保存を考えている場合は、要件を満たすか確認しましょう。
※法人で基本7年(最長10年)、個人事業主では原則5年(最長7年)

料金コスト

有料版のオンラインストレージを検討する際、ほとんどの場合で初期費用と月額料金のサブスクリプション型になっています。料金プランはサービスによって異なりますが、サービスによっては使い勝手が悪い場合もあり、プランによってはかえってコストが高くなってしまうこともあります。

有料版を選ぶ場合は、業務でどういった利用が想定されるかを確認し、運用に落としこんだ際のコストを把握しておく必要があります。

機能や操作性

容量や保存期間以外にも、機能や操作性も比較することが必要です。

例えば、ビジネス利用の場合、スマホアプリの有無やその使い勝手も重要で、ファイル共有や検索のしやすさ、プレビューの見やすさ、編集のしやすさなどがポイントになってきます。レビューを確認するほか、実際にアプリなどをインストールしてテストで利用してみるのも良いでしょう。

また、無料版の場合は機能制限があることも多く、効率が悪くなりかえって業務コストが高くなる場合もあります。

外出先であったり、社員同士で編集する場面など、シーンを想定して利便性の高いものを選びましょう。

サポート対応の有無

システム障害時や不具合の際などに問い合わせできる、サポート窓口を提供しているかどうかも重要なポイントです。

ただし、無料オンラインストレージではサポート体制が限られていることが多いため注意が必要です。

問い合わせ先があるか、マニュアルが整備されているかを確認し、場合によってはサポート体制のある有料サービスなども検討しましょう。

最大ファイルサイズもチェック

メールなどでは送信できない大容量ファイルのやりとりや共有をするには、トータルの容量だけの比較では不十分です。オンラインストレージサービスでは、データをアップロードする際のファイルサイズが制限されていることが多く、動画のようにサイズが大きなファイルはそもそもアップロードできないといったケースも発生するからです。

トータルの容量だけではなく、ご自身の利用シーンに合わせた「最大ファイルサイズ」をクリアしているかもぜひチェックしてみてください。

無料のオンラインストレージ4選

Dropbox

引用元:https://www.dropbox.com/

7億人以上のユーザー数を持つセキュアなオンラインストレージサービスです。無料プランでは2GBまでのデータ容量を提供しており、個人用途からビジネス用途まで幅広く利用できます。

ファイルの復旧やパスワード保護、透かしや閲覧履歴などのセキュリティ機能を備えている点が強みです。PCファイルの自動バックアップ機能があり、各デバイスでリンクすることができます。また、共有コンテンツの管理機能も充実しており、共同編集や権限共有管理なども可能です。

プラン名 料金 ストレージ量
Basic 無料 2GB
Plus ¥1,200/月 2TB
Essentials ¥2,200/月 3TB
Business 1 ユーザーあたり ¥2,400/月 チームで9TB
※金額は年間払いの場合
※有料プランにはその他プラン別の追加機能が付属

Dropboxの参考レビュー、口コミ

無料プランがあるのが嬉しい
優れている点・好きな機能
・無料プランでも2Gまで使える
・初めてでも直観的に操作ができる
その理由
・無料プランでも容量が大きくありがたい
・UIがシンプルで分かりやすい

参考:https://www.itreview.jp/products/dropbox-business/reviews/180536

ファイル保存サービスとして秀逸
Dropboxの良さはなんといってもメンバー間での資料共有が非常にスムーズになることです。クラウドファイル保存サービスの中でもシンプルなUI/UXのため初期ユーザーでもすぐに利用方法をマスターできる点も良いところです。無料会員でもそれなりの容量を保存できますが有料会員になると保存量も気にせずファイル収納できる点も良いです。

参考:https://www.itreview.jp/products/dropbox-business/reviews/178446

One Drive

引用元:https://products.office.com/ja-jp/onedrive-for-business/online-cloud-storage

「One Drive」はマイクロソフトのオンラインストレージサービスになります。Windows10/11には標準装備されており、無料で5GBまでのストレージが用意されています。

Windowsや関連製品(Excel、Word)との相性が良く、「Office365」を導入すると付属しているため、利用しているPCがWindowsの方や、MacOSでもExcelやWordを導入されている方にはおすすめです。

家庭向け

プラン名 料金 ストレージ量
Microsoft 365 無料 5GB
Microsoft 365 Basic ¥2,440 /年 100GB
Microsoft 365 Personal ¥14,900 /年 1TB
Microsoft 365 Family ¥21,000 /年 1TB×6ユーザ
※金額は年間払いの場合(2023年2月25日時点)
※有料プランにはその他プラン別の追加機能が付属

法人向け

プラン名 料金 ストレージ量
OneDrive for Business (Plan 1) ¥630 ユーザー/月 1TB
Microsoft 365 Business Basic ¥750 ユーザー/月 1TB
Microsoft 365 Business Standard ¥1,560 ユーザー/月 1TB
※金額は年間払いの場合(2023年2月25日時点)
※有料プランにはその他プラン別の追加機能が付属

Dropboxの参考レビュー、口コミ

Windwosとの相性良好
Microsoft製のクラウドドライブとして10年以上使っていますが、最近のものはエクスプローラーとの兼ね合いが安定してきました。
※初期のものはバックグラウンドでの動作の異常終了が目立っていました。
Office365に標準で1TBの容量が付与されていて、ユーザーファイルのバックアップ等に活用しています。

参考:https://www.itreview.jp/products/onedrive-for-business/reviews/178209

約1年使用してのレビューになります。
Windowsに標準で搭載されています。
エクスプローラ感覚でクラウドサーバーのデータをアップ、ダウンロードできること、共有できることが魅力です。
無料で試用できるので、まずは使い勝手を確認してみて、それから本格使用に移ってもいいでしょうね。

参考:https://www.itreview.jp/products/onedrive-for-business/reviews/177770

MEGA

MEGAは無料プランで20GB使える、容量が魅力のオンラインストレージです。ビジネス向けの「MEGA PRO I」は、容量1TBかつ最大ファイルサイズが無制限という大きな特徴があります。

共有フォルダとしても十分使用可能な容量ですが、最大ファイルサイズ無制限という特徴を踏まえると、「大容量のファイルの共有」において強みを発揮します。

有料プランの価格も、ストレージ量によって金額が細かく変わるので、使用容量によってコストを柔軟に変更させたい方向けのサービスです。

プラン名 料金 ストレージ量
無料 無料 20GB
Pro ¥16,301〜¥48,907/年 2〜16TB
Pro Flexi ¥2,445〜/月 3TB〜10PB
ビジネス ¥2,445〜/月 3TB〜10PB
※金額は年間払いの場合(2023年2月25日時点)ユーロ払い
※有料プランにはその他プラン別の追加機能が付属

MEGAの参考レビュー、口コミ

無償利用可能な大容量クラウドストレージ
優れている点・好きな機能
・上限50GByteまで使用可能なため、大量のデータを保管することができる。
・チーム内でファイルの共用が容易。
・MegaSyncアプリを使用すると、ローカルディスクとクラウドを自動で同期でき、手間いらず。

参考:https://www.itreview.jp/products/mega/reviews/150787

DROPBOXと比較。大容量オンラインストレージ
DROPBOXが2GBの無料ストレージ容量でスタートし、友達に紹介することを通して最高16 GBに増えますが、MEGAは無料アカウントでも20GBもあります。
MEGAは、セキュリティ対策もしっかりしており「エンドツーエンド暗号化」を採用し、データが盗まれたとしても、暗号化されているので情報が漏えるリスクを軽減できるため、安心して使用する事ができ、ファイルの共有アクセスの許可の設定があるため、アクセス権限で読み取り専用、読み取り/書き込みなど共有者によって権限を変更する事ができるので役職や部署に応じて接続できるファイルを分ける事が出来ます。

参考:https://www.itreview.jp/products/mega/reviews/165189

Google One(Google Drive)

引用元:https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/products/drive/

Google OneはGoogle Driveなどで管理しているファイルのストレージ拡張特化のサービスとなり、サブスクリプション形で容量を追加購入することができます。

Google Drive自体はGoogleアプリとして無料版がリリースされているため、GmailやGoogle フォト等などを活用する感覚で無料版を使用されている方も多いかと思います。

無料でも15GBのストレージがありますが、「Google Workspace Businessエディション」を使うと、1,360円/月で2TBの容量を得られるというコストパフォーマンスを誇ります。

プラン名 料金 ストレージ量
個人向け (料金なし) 無料 15GB
Google Oneベーシック ¥2,500/年 100GB
Google Oneスタンダード ¥3,800/年 200GB
Google Oneプレミアム ¥13,000/年 2TB
Google Workspace Businessエディション(Business Starter) ¥1,360/月 2TB/ユーザ

GoogleDriveの参考レビュー、口コミ

クラウドのドキュメント・データ管理はこれ1つで十分です!
クラウドのドキュメント・データ管理ツールとして十分すぎる機能がありますが、最も良いのはフォルダの階層分けのカスタマイズがしやすく、ファイルの移動もドラックアンドドロップでできるところです

参考:https://www.itreview.jp/products/google-drive/reviews/180814

脱ファイルサーバー 中小企業のデータ管理にピッタリなツール
いままでオンプレのファイルサーバーでデータ管理を行っていたが、サーバーのランニングコストやメンテナンスコストが高いためクラウドサーバーを検討。さすが大手ということもあって、ユーザー側の操作のしやすさ・管理者側の設定のしやすさには文句なしです。また、googleアカウントにログインするだけで、どのデバイスからもアクセスできるのも便利。社用携帯はiphoneですが、アプリも使いやすいです。

参考:https://www.itreview.jp/products/google-drive/reviews/180665

容量と最大ファイルサイズで選ぶおすすめオンラインストレージ5選

無料で利用できるもの以外にも、優良なオンラインストレージサービスは多くあります。「最大容量」、「最大ファイルサイズ」の2点で比較して5つ選んでみました。ビジネスでの活用を想定し、容量が100GB以上かつ月額1,000円台(1ユーザー当たり)で使えるオンラインストレージの中から10個のプランをご紹介します。

Box

Boxは、世界的に広く利用されているコンテンツクラウドで、どこからでも簡単にファイル共有や編集が可能、かつ使いやすいUIと、高度なセキュリティ、コラボレーション機能で多くの企業に導入されています。

個人からエンタープライズまで、さまざまなプランが提供されており、文書から大容量の動画やプレゼンテーションデータまでファイルを選ばず保存することができます。

特に容量については無制限となっており、「ファイルを残すか消すか」といったリソースコントロールの判断も不要となり、業務の効率化を図ることができるでしょう。

box Businessの料金プラン

・容量:無制限

・最大ファイルサイズ:5GB

・料金(1ユーザー):15ドル/月(最小3人)

boxの参考レビュー、口コミ

操作性そのままに容量気にせずサクサク使える
クラウド保存であることからファイル保存容量を一切気にせず業務ができるのは大変ありがたい。またWebブラウザでも閲覧・利用・編集ができるため、部門メンバーで同じファイルを同タイミングで開き、MTG中にリアルタイムで編集などができるので業務が捗る。特に会議の議事録作成シーンではこの機能があることで、メンバー同士でフォローがリアルタイムでできるので良い。

参考:https://www.itreview.jp/products/box/reviews/181143

安全に使用できるオンラインストレージサービス
現在、社内のクライアントサーバーのクラウド化を検討しているが、オンラインストレージの中でも、普段からファイルの受け渡しやプロジェクトメンバー間での共有ツールとして利用している本製品が第一候補に挙がっている。オンラインストレージサービスのシェアも高く、その分安心感がある。

参考:https://www.itreview.jp/products/box/reviews/177016

DirectCloud

引用元:https://directcloud.jp/lp_fileserver

初期費用無料で法人向けに提供されるクラウドストレージ・オンラインストレージサービスです。大容量ファイルの転送や社内外でのファイル共有、NAS・ファイルサーバのクラウド化を安全かつ簡単に実現します。

ビジネスプランでは容量3TB、最大ファイルサイズ15GB、料金は90,000円/月というプラン設定です。「DirectCloud」の特徴は、何といっても「ユーザー無制限」だということ。10人でも100人でも料金は変わりません。

100人で使えば、1人当たりの料金は900円なので、中規模企業や今後事業の拡大を計画しているベンチャー企業にとっては、費用の固定化を図れる大変使いやすいオンラインストレージです。

DirectCloud Businessの料金プラン

・容量:3TB

・最大ファイルサイズ:15GB

・料金:90,000円/月(ユーザー数無制限)

DirectCloudの参考レビュー、口コミ

高度な暗号化と認証に特化した保存場所に活用
容量課金なのでユーザー数無制限にて運用することができて、総合的にコストパフォーマンスが高いと思います。クラウドストレージとして必要な機能は一通り揃っていると考えていいと思いますし、操作感も問題ございません。感覚的に使用できるため、ユーザには特にマニュアルの準備等必要なく展開することができました。

参考:https://www.itreview.jp/products/directcloud-box/reviews/153669

常に機能拡張がされており安心して使える
一番のポイントはユーザ単位の料金プランではない事。クラウドストレージを利用しようと思う企業は一旦導入してみても間違いない製品だと思います。また、日々機能拡張も行われており、他製品と比べても遜色ない充実度だと思います。

参考:https://www.itreview.jp/products/directcloud-box/reviews/170935

QualitySoft SecureStorage

引用元:https://www.qualitysoft.com/product/lineup/securestorage/

「QualitySoft SecureStorage」も「DirectCloud-BOX」と同様、「ユーザー数無制限」のオンラインストレージです。社内のスタッフだけではなく、顧客や協力会社を含めた社外の利用者が登録することで、急なプロジェクトの立ち上げのようなシーンで活用できます。

QualitySoft SecureStorageの料金プラン

・容量:100GB

・最大ファイルサイズ:2GB

・料金:10,000円/月(ユーザー数無制限)

QualitySoft SecureStorageの参考レビュー、口コミ

安価でも機能充実
利用アカウント数によらず、定額で必要最低限の機能を利用することができる。
ファイルの送信だけではなく、相手から大容量ファイルを安全に受け取る機能もあり、重宝している。

参考:https://www.itreview.jp/products/qualitysoft-securestorage/reviews/45020

業務効率化とセキュリティ対策
オンラインストレージを利用するにあたっての懸念点はセキュリティ対策でした。セキュリティ機能に優れた上で業務効率化にも貢献できるサービスだと思います。

参考:https://www.itreview.jp/products/qualitysoft-securestorage/reviews/12075

PrimeDrive

引用元:https://www.softbank.jp/biz/cloud/saas/primedrive/

ソフトバンクが提供するオンラインストレージ「PrimeDrive」は、初期費用30,000円、容量100GBで180,000円と、価格だけ見ると高額なオンラインストレージです。

しかし、ユーザーは1万人まで追加費用なしで登録できるため、100人で使えば1ユーザー当たり1,800円で利用できます。法人向けに特化したオンラインストレージで、「ファイル送信前の上長の承認機能」、「ダウンロード期間・回数の指定」、「Active Directoryとの連携」など、他のオンラインストレージには見られない機能が利用できます。特に、従業員が多い大企業では喜ばれるサービスではないでしょうか。

PrimeDriveの料金プラン

・容量:100GB

・最大ファイルサイズ:5GB(ブラウザおよびモバイルアプリ経由では1.9GB)

・料金:180,000円/月(ユーザー数1万人まで追加費用なし)

PrimeDriveの参考レビュー、口コミ

大きな容量のファイルの送信にとても便利!
この製品の優れている点・好きな機能は、クライアントに大きな容量のファイル(例えば動画のファイル、PDFの画像など)を送らなければならないときに、簡単に共有ができることです。以前は細切れにして3,4回に分けてメールで送っていたファイルも、パスワードを付けて簡単に共有できるようになり、時間と労力が節約でき業務効率化に繋がりました。

参考:https://www.itreview.jp/products/primedrive/reviews/150865

セキュリティ対策に活躍
メールにて直接ファイル添付を嫌がる取引先様もあるなかで、ソフトバンクのシステムですので安心感もあるかと思います。

参考:https://www.itreview.jp/products/primedrive/reviews/177805

SugarSync

「SugarSync」は100GBプランを750円/月、250GBプランを1,000円/月で利用することができます。MEGAと同様に最大ファイルサイズが無制限(ブラウザ経由では300MBの制限あり)のオンラインストレージです。以前は使えていた無料版が終了してしまったという残念な点もありますが、「マジックブリーフケース」という機能があり、クラウドと同期しつつもあらかじめ指定したPCのローカルストレージと同期できる利便性が高く評価されています。

SugarSyncの料金プラン

・容量:100GB

・最大ファイルサイズ:無制限(ブラウザ経由では300MB)

・料金(1ユーザー):750円/月

SugarSyncの参考レビュー、口コミ

用途に合わせて使える大容量高速クラウドストレージ
10年近く契約していますが、クラウドに置くファイルとさらにローカル側におくファイルを指定する仕組み「マジックブリーフケース」という機能が大変便利です。マジックブリーフケースに入れたファイルは、クラウドと同期しつつも予め指定したクライアントパソコンのローカルストレージに保存することが可能です。この機能のメリットは、例えばWi-Fiなど通信環境が使えない状態でもマジックブリーフケースに入っているファイルは編集可能ですから、作業したいファイルはマジックブリーフケースに放り込んでおくことで、通信環境の有無に影響されることなく、いつでもどこでも作業を行うことができます。そしてクライアントPCのマジックブリーフケースで作業・変更が加えられたファイルは、通信可能な状況になれば即座にクラウドストレージに変更結果を反映されます。

参考:https://www.itreview.jp/products/primedrive/reviews/150865

オンラインストレージは利用用途を考えて比較しよう!

今回は、無料で使えるオンラインストレージサービスの紹介と、ビジネスでの活用を想定し、容量が100GB以上かつ月額1,000円台(1ユーザー当たり)で使えるオンラインストレージの中からおすすめのものを厳選してご紹介しました。

オンラインストレージといっても各サービスやプランそれぞれに特徴があるので、まずは自社の利用用途をしっかりと考えた上で比較していただくことが、満足度の高いオンラインストレージ導入につながります。

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