良いポイント
特に良いと感じた点はない。現在の会社に入社して初めてChatworkを使用したが、それまで使用していたSlackと比較すると、利便性やコミュニケーションのしやすさで劣っている。
唯一挙げるとすれば、UIが比較的シンプルなため、ITに不慣れなメンバーでも最低限の操作はできる点がある。しかし、それが業務効率やコミュニケーションの質の向上に結びついているとは言いがたい。
改善してほしいポイント
リアクションで使える絵文字が視認性に欠け、何を意味しているのかが直感的にわかりづらい。スマートフォンなどで一般的に使われている絵文字と比べ、表現の差が曖昧で、感情や温度感を伝える手段として機能していない。
さらに、Slackのような「スレッド」機能がないため、複数の話題が並行して進む中で情報が流れてしまい、会話をグルーピングして把握するのが難しい。チャット内の人数が多い場合には、発言に対する心理的ハードルも高くなる。スレッドがあれば、発言の対象を限定したり、文脈ごとに整理できるため、より自然にコミュニケーションが取れるはずである。
また、Slackでは新機能の追加によって継続的に業務効率が改善されている実感がある(例:「まとめ」機能など)。Chatworkではそうした機能追加が少なく、ツールとしての進化をあまり感じない。
社内ではChatworkとSlackが併用されているが、投稿に対する反応の多さや、会話の活性度などを比較しても、明らかにSlackの方が優れており、Chatworkではコミュニケーションの質が落ちていると感じる場面が多い。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
Chatworkによって解決された課題は特にない。むしろ、Slackと併用されていることで情報が分断され、どちらのチャットで何を確認すべきかを都度確認しなければならず、業務の手間が増えている。
通知の管理や情報の整理がしづらいため、重要なやり取りの見落としが発生することもあった。全体として、業務の効率性や情報共有の質を高めるどころか、分断や混乱を引き起こしている印象である。
検討者へお勧めするポイント
slackは機能がリッチなので、使いこなせないというコメントが社内からあったが、スマホのアプリを使えているビジネスマンであればslackが使いこなせないということはないと思います。
価格面でchatworkの方が優位かもしれませんが、コミュニケーションの質・量を高め、事業貢献に繋げたいなら、他社製品を検討した方がいいと思います。