この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
既存の契約企業のリストをFORCASにインポートすることで、成約企業の傾向(業界・人数規模・採用状況・資金調達状況..etc)を割り出すことが可能なツールです。また、傾向を割り出し、具体的なターゲット像を明確にすることで、FORCAS上でターゲット企業のリストを作成することが可能です。
<良い点>
・営業の肌感ではなく、データに基づいたターゲット企業の設定が出来る
・ターゲットリストを用い、対象企業をby nameで攻略することが出来る
・SFAツールと連携しており、SFAツール上でターゲット企業のフラグを立てることができ、ターゲット毎のリード流入数や成約数、成約率を計測できる
・リストは複数インポートが可能な為、単に成約企業ではなく、解約企業や高LTV企業、といったセグメント分析が可能で、施策の意思決定の基盤にできる
・SFAのハウスリードに業界・企業特性情報が連携される為、業界毎の契約企業や成約率、といったデータも生成できる
これまで肌感で行っていた営業ターゲットの設定を科学的に行うことができ、
マーケ・営業で目線を合わせて、施策の意思決定ができるようになりました。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
単独で利用する、というよりはSFAツール・MAツールと組み合わせての利用が推奨となりますので、ある程度各ツールの仕組みの理解が必要となります。
その意味で、使う人は選ぶツールに感じます。
また、単価の低いサービスではないので、導入後の費用対効果をかなり意識しています。
サービスとしてのアップロードは頻繁に行われ、不満はありませんが、
実際にターゲットを決めて、施策を打って成果を出さないと費用対効果が見えません。その意味で、他社の成功事例はかなり気になります。カスタマーサクセスの方が専任でついてくれ安心ではありますが、ふと迷ったり今後の方針を決める際に、気軽に他社の成功事例にアクセスできると良いと感じています。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
マーケ・営業・開発の目線が揃ったことに一番成果を感じています。
これまでは「どこに販促するか?」「何の機能を開発するか?」の厳密な意思決定/合意のロジックが明確になかったのですが、FORCAS導入後はFORCASで設定したターゲットに基づいての意思決定を行っております。
特に、マーケの面ではバナー/販促サイトのクリエイティブもターゲット像をより意識して作成しており、導入事例をどこの企業にお願いするか等、明確に販促戦略を立てられるようになりました。
開発もターゲットに刺さる機能を優先で開発する等、職種間での共通言語が出来たことが大きいです。
実際に、導入後は設定したターゲットの成約率を向上させることが出来ました。