良いポイント
MSのpowerpointに慣れていたので当初は、Google スライドを触るのにアレルギーがあり、慣れるまでは時間がかかりました。(UIが異なることや、テキストボックスを複数選択した際のカーソルの表示の違和感など)
ただ、スライドの作り込みにさえ慣れれば、今はpowerpointを触る機会がなくなりました。
ざっと仕事上で感じている利点をあげると、以下となります。
・リアルタイム自動保存なので保存忘れによるデータ消失がない
・人へのファイル展開が、URLだけで済むので、ファイルのバージョン管理と配布ミスの手間が省ける
・作ったスライドは簡単に、powerpointやPDFにエクスポート可能
・オンライン上で複数人でコメントや加工が可能
・スライドショー時に、Lボタンを押すと、ポインタも出せるのでプレゼンもしやすい
今はリモートワークなので、オンラインmtg時には、社内外向けどちらに対しても重宝しています。
改善してほしいポイント
2点の改善点があります。
1、Google スライドのトップ画面(ファイル一覧画面)にて、階層分けの表示ができないため、山ほどあるファイルから見つけたいものをみつけるのが困難です。回避策として、見たいものは確実にブラウザのブックマークにいれたり、別途ファイルURLを手元で管理しています。
Google Driveを使えば改装管理はできますが、UIとして少し見づらかったり、反応が少し遅いので使っていません。
2、細かいですが、MSのpowerpointよりも、テキストボックス内の「垂直方向の配置」機能が劣っている感じがします。フォントや文字サイズ、もしくは他の設定が邪魔しているかもしれませんが、上揃えにしても、なぜかテキストボックス内の下の方にテキストがくることがあったりします。このあたりは、powerpointのほうがきめ細やかだなと感じます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
スライド資料を作成する際の効率化、非効率の排除が行えています。
効率化の観点では、コラボレーションツールでURLを社内メンバーに共有するだけで閲覧・編集ができますし、オンラインmtgなどでレビューをもらいながら互いに修正したりできるので、リアルなファイル管理よりも円滑に業務ができるようになりました。並びに、履歴が自動で残るのでバージョン管理が事実上不要になっているのもありがたいです。
非効率の排除の観点では、かなり多くに役立って無駄な工数が減りました。以下に列挙します。
(ほとんど、MSのpowerpoint利用時との比較です)
・ファイルのバージョン管理ミスによる送付ミス
・保存漏れのよるデータの消失と作り直し
・ファイルを更新するごとに、ファイルを共有する必要があった
・ファイルが重くてメールで送れない時は、別ツールを使って送っていた