非公開ユーザー
情報通信・インターネット|その他専門職|20人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
グラフィックデザインで利用
良いポイント
私はコーダーとしてデザインをIllustratorで受け取りますが、その中で特に役立っているのは書き出し機能です。SVGを書き出せる点は非常に便利で、アイコンやロゴを解像度に依存せずにWeb用に活用できるため、レスポンシブ対応や高解像度ディスプレイへの最適化がスムーズに行えます。さらに、Illustratorから書き出したSVGはパス情報が保持されているため、CSSやJavaScriptを使ってアニメーションや色変更などを柔軟に実装でき、表現の幅が広がります。
また、PNGやJPGなどのビットマップ画像も解像度や圧縮率を調整して書き出せるので、Webパフォーマンスを意識した素材作成が簡単にできます。アートボードやレイヤー管理も分かりやすく、ページ単位や要素単位で整理されたデータを受け取れば、必要なパーツを効率的に抽出でき、作業がとてもスムーズです。
改善してほしいポイント
大規模なデザインデータを開くと動作が重くなり、ちょっとした素材の確認や書き出しだけでも時間がかかることがあります。もう少し軽快に動作してほしいと感じます。
また、書き出し設定が細かく豊富である一方、SVG書き出しでは不要なタグや属性が混ざる場合があり、コードをクリーンに保つためには後処理が必要になることがあります。もう少しWeb向けに最適化されたシンプルな書き出しプリセットがあれば、コーダーにとって使いやすくなると思います。
1番の残念ポイントは価格です。操作体系が非常に多機能で複雑なため、「書き出しだけ利用する」コーダーにとっては痛すぎます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
figmaを使うデザイナーさんが増えてきましたが、まだまだIllustratorの方も多いのでデザインデータの受け取りからWebコーディングには必須のツールです。
特にSVGアニメーションが要求される案件が近年多く、パス情報が保持されたSVGはCSSやJavaScriptでの制御を想定した書き出しに使いやすいです。
検討者へお勧めするポイント
あくまでコーダー目線ですが。便利なのはSVG書き出しだけでなく、PNGやJPGは解像度や圧縮率を調整可能で、Webページの表示速度やパフォーマンスに配慮できます。