非公開ユーザー
その他サービス|経営・経営企画職|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
会計ソフトで利用
良いポイント
弥生会計(インストール版)を長年利用してきましたが、複数法人を管理する上で、弥生のAPI連携等の不具合やその解消がメーカーから難しいとの回答もあり、2年程度の並行稼動期間後に複数社をMF会計に移行しました。
MF会計への移行した理由として、1)MACを含めて機種依存が少なく作業効率が高いこと、2)飲食店を含めてカードリーダー、業務用システムとのAPI連携が強いこと、3)補助科目の変更が容易、4)API連携のカバレッジに加えて、連携データの反映はホーム画面にて完了するなど操作性が高いこと。5)複数法人間の切替えが容易であること。6)会計事務所を含む関係者へのアクセス権限付与が容易など
改善してほしいポイント
クラウドベースシステム共通のデメリットとも言えるが、当方の通信環境を確保してもサーバーの反応が遅くなり、イントール版ソフトに比べて処理が突然遅くなること(申告期限集中時期など)、また今月アナウンスがありましたがMF会計のユーザー数に応じて突然課金を設けるなど、比較優位性を評価して利用を始めても課金体系の変更により、ダイナミックに利用状況が変化することがあり、1部上場に鞍替えとなり、黒字化が必要なのは理解しつつも、課金体系の変更を急激に実施されると、移行作業に年月を掛けているユーザーに取って信頼感を失いかねず慎重にお願いしたいところ。士業アカウントは課金外としても、士業アカウント保有事務所は現時点は多くなく、実質的負担増に直結するため、いきなりハードルを下げるのは重ねて再考頂きたい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
テレワーク移行に伴い、複数名が遠隔で経理関係の事務を進める上では、クラウド型サービスへの移行はある程度必然となった。データサーバーを別途設けるなどでインストール型でもある程度実現可能であったが、全員が在宅ほか遠隔地よりアクセスする状況を長期に確保するためには、インストール版のライセンスを多数取得する必要が生じるなど費用負担の問題を、MF会計への移行で回避可能となった。また、移行に伴い、同一環境で複数の法人の記帳を迅速に実施出来るようになり、従来より迅速に会計データを整えることが可能となり、リアルタイムでマネジメントが計数把握も可能となった(アクセス権限付与するので勝手に見てもらう)。また、結果として各種支援金の申請手続きに必要な情報も迅速に具備出来るようになった。
検討者へお勧めするポイント
通常業務を続けながら、新規システムの導入には負荷が大きく、1ヵ月程度のフリートライアルでは全く検証作業は進まないと思いますので、最初は入出金の少ない、従業員も少ない法人からスタートすると宜しいかもしれません。膨大な日銭商売があり、都度決済手数料が生じるような業務を全てAPI連携で取り込むと大変なことになるかもしれません。