非公開ユーザー
情報通信・インターネット|その他一般職|100-300人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
良いポイント
ペーパーレス化のために導入。申請書の承認が電子押印になったことで、上長の決裁をもらう際に、声をかけるタイミングを見計らう必要なく申請を出せるようになったのが良い。承認ルートは最初に申請者が設定するが、追加や変更ができるので、経路の途中のユーザーが「この人にも回しておこう」というように後のユーザーにも変更権限がある。このように、紙でできることはなるべく残しつつ、電子化に移行しているように感じられます。
改善してほしいポイント
口頭で確認したとこも、「じゃあこれからシャチハタクラウド回すので承認してください」のように、二度手間になることがある。
また、承認経路の途中で画像にテキストを追記することもできるが、これを悪用して、
あとで補足事項を足して来たり、抹消線(そんな機能はないが、ハイフンなどを画像の上に乗せて来たりとか)を引いたりすることが可能。もちろん経路の途中で差し戻ししてしまえばいいのだが、機能として出切るので、つい使ってしまう、という場面は多々出てきます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
一番の効果はペーパーレス化です。どうしても紙の書類や実印が必要になる場面があるので、ペーパーレスになったのるのは6~7割くらいかなというところ。あと押印にタイムスタンプが付くので、「決裁前に実施しちゃいました」や「提出日から何週間も放置してしました」みたいなことがあるとバレバレです。他の人の名前を借りて押印することはできないので、印鑑借りて押しちゃおう、みたいなこともできません。
そういった内部統制の強化に繋がっているのは大きなメリットと言えます。
検討者へお勧めするポイント
紙の書類が回ってくるよりは承認までのスピードが早くなります。ただ、ルートの途中で誰かが放置して詰まってしまったり(あとからの経路変更はできますが、タイムロスになる)、押し間違えで最初からやり直しなど、紙の書類であった問題が完全に解消されるわけではありません。
またうちの会社では、電子化で回覧が容易になった分、これまで書類に目を通してなかった本社クラスにまで承認経路が増えてしまい、結果として手間が増えているケースもあります。
なので、効率化というよりは、ペーパーレス化推進や内部統制の強化という目的で導入を検討されるのが良いかと思います。