良いポイント
主に画像編集ソフトという位置づけですが、ウェブデザインに使用することも多いツールで、私は両方のツールとして使用しています。
画像編集ソフトとしては、ある程度の使い方がわかっていれば、簡単に色を変えたり物を消したりすることができるのでその点で重宝しています。仕事柄、この髪の毛を消したい、シミやほくろを消したい、肌を明るくしたい、などの要望に答える必要があるのですが、そういった簡単な修正は、ほぼ初心者でも使い方を調べれば、対応可能だと思います。
またウェブデザインに使用する際は、データを納品した先にそのフォントデータがなくても、フォントが崩れない点が最も良い点のひとつだと思います。そのほかにレイヤーを使用することで、ホバーの表現なども指示できる点も重宝します。
ウェブ制作会社さんの中にはまだまだフォトショップを指定してくるところも多いので、ウェブデザインをするのであれば必須ツールと言えると思います。
改善してほしいポイント
改善点ではない気がしますが、ツールが充実しすぎているため、機能の10%も使用していないような気がします。また、一定水準以上のレタッチ、例えば肌を綺麗にする、複雑な背景の編集などは、ある程度のスキルと経験が無いと難しいです。
また、〇〇したい、と思ったときにどうすればそれが実現できるのかが、直感的にはわからないので、逆引きのような機能があると助かるような気がします。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
基本的にレタッチはフォトグラファーさんにお願いすることが多いのですが、フォトショップがあることで、簡単な修正は自分自身で行うことができ、フォトグラファーさんとのやり取りする時間を削減できます。また、何かの色違いのイメージがほしいときなども色調整をすることで、より想像しやすいイメージを提供することができます。
またCreative Cloudと合わせて使用することで、データをクラウドに保存し、どこからでも同じデータにアクセスできるようになります。基本リモートワーク、時々出社、という働き方をしている私としては、データを持ち運ぶ、もしくはどこかにいちいちアップロード/ダウンロードする、という手間がなくなり、非常に快適です。
検討者へお勧めするポイント
画像編集ソフトのみを探しているのであれば他の選択肢も検討されることをおすすめしますが、ウェブデザインをする方や、DTPデザインをする方は他のAdobe製品との互換性もあり、またセットでお得に利用することができるので、Photoshopを使用するのがいいと思います。