非公開ユーザー
その他サービス|社内情報システム(その他)|20-50人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
Japan式UI!
良いポイント
akumoカレンダーは、多くの日本企業で使われてきたグループウェアの思想を受け継いでおり、初めて使う人でも直感的に操作できる点が大きな魅力です。特に、週間や月間の表示形式は、紙の手帳のような親しみやすさがあり、ITツールの導入に慣れていない社員が多い場合でも、スムーズな移行が期待できます。
Googleカレンダーの操作画面が個人のスケジュール管理に最適化されているのに対し、rakumoカレンダーは組織での利用を前提に設計されています。その代表的な機能が「グループ表示」です。「営業部」や「開発チーム」といったグループ単位でメンバーの予定を一覧できるため、誰がいつ空いているのかを一目で把握でき、会議の日程調整などを効率的に行えます。これは、一人ひとりのカレンダーを重ねて表示する必要があるGoogleカレンダーにはない、大きな優位点と言えるでしょう。
さらに、予定に「会議」「出張」「来客」といった色付きの「ラベル」を設定できる機能も便利です。カレンダーを開いた瞬間に、誰がどのような種類の予定を入れているのかを視覚的に判別できるため、詳細を確認する手間が省け、チーム全体の動向把握が容易になります。
改善してほしいポイント
モバイルアプリの機能強化と操作性
PCブラウザ版の使いやすさに比べて、スマートフォンアプリの機能や操作性に改善の余地があるかなと思います。
機能の制限: PC版では可能な、複数メンバーや設備を対象にした高度な「空き時間探し」が、アプリ版では操作が煩雑だったり、機能が限定的。
Googleカレンダーとの同期の深化
rakumoカレンダーはGoogleカレンダーを基盤としていますが、Googleカレンダー側で予定ごとに設定した色が、rakumoカレンダー上ではラベルの色で上書きされてしまい、個人の見分け方が反映されないことがあります。
外部ユーザーとの連携機能
組織内のスケジュール調整には非常に強力な一方、社外のユーザーとの連携機能は、Googleカレンダー本体に比べて限定的です。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
グループウェアの切替のタイミングでrakumoカレンダーがあるおかげで、今までのグループウェア内にあったカレンダー機能がGoogleカレンダーと見方が違うため、多くの否定的意見があったのですが、見た目が近く障壁をかなり減らすことができ、Googleワークスペースの構築ができました。
検討者へお勧めするポイント
長い間国産のスケジュールツールを使っていた場合には特におすすめなツールです。
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