良いポイント
RPAというソフトウェアは海外製の物となるとシナリオ作成を行う上でどうしても外注をする必要性があったり、専門的な知識が必要となってくるが、このRobo-patだとそういった専門的な知識は必要なく、自分が実際に普段の業務で行っているPCの作業を一個一個簡単な動作に落とし込んでいくだけで簡単にシナリオ作成を行うことができる。
また、ただ簡単な作業しかできない、というわけではなく複雑な動作も作り上げることができ、PCでの決まった作業ではればすべて落とし込む事ができます。
弊社でも、実際に利用していますが、例えば売り上げデータの集計であったり、在庫データの更新であったり、細かい作業内容から、大がかりな作業までをRPAで行っています。
こういった作業をRPAが代行する事で、より担当者が他の業務を行うことができたり、業務のフロー自体を見直し、RPAがあるからこそできる業務フローへ変更を行って業務負担を減らしつつ、よりクリエイティブな業務に取り組める環境を構築できています。
改善してほしいポイント
ある程度VBAやプログラミングの知識がある人であれば大丈夫かと思いますが、そういった知識がない方が実際にシナリオを作っていく上でRPAの動作の説明をもっと簡潔にわかりやすい表記にできるとより使いやすいかと思います。
実際の動作の中にIFという動作があるのですが、これは条件分岐のための動作ですが、RPA上では
IF
ELSE IF
ELSE
END IF
といった形で表示されます。
VBA等に触れた経験がある方でしたら意味は分かると思いますが、そこまでシステムの知識がない方の場合、どれがどれだかわからない、というのを実際に社内で進めている中で意見としてありました。
こちらを例えば
もし〇〇ならば・・・
もし〇〇ではなく◇◇であったら・・・
〇〇でも◇◇でもなければ・・・
といった形で、わかりやすい表示にして頂けると、スタートアップの時のわかりやすさや、イメージのしやすさに直結してくるのではないか、と思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
弊社の場合ですと、ECサイトの出荷代行業務なども行っています。
今までは受注業務担当者が毎日1~2時間程度残業をして出荷後の締め処理を行っていましたが、Robo-patを使用し出荷後の締め処理を代行するようになったことで、こういった残業をする必要性がなくなりました。
また、一部担当者でしか対応が難しい内容でも、Robo-patにて対応を行うことで誰でもボタン一つで行える状況にできたのでより属人化を防ぐことができるようになっています。