良いポイント
良い点
・即座にSharePointサイトを作成し、ファイルサーバーやポータルサイトとして活用することができる。
各SharePointサイトには、
・webサイトのような機能を持たせることのできるaspxファイルを格納する「サイトのページ」
・ファイルサーバーとして使用することができる「ドキュメントライブラリ」
という2つのSharePointリストアプリが用意されている。
上記主要機能を大いに活用し、社内だけでなく、社外の方々と簡単に情報共有を行うことができる。
・アクセス権限を、非常に細かく設定することができる。
・Microsoft提唱のFluent design systemというデザインシステムを採用しているため、見た目が非常に洗練されており、使いやすい
・クラウド版のため、新機能がどんどん追加されていく。かゆいところに手が届くようになる期待を持つことができる。
・Power Automateとの連携が最高
他の365アプリと連携すると革命が起きます。
改善してほしいポイント
・動作が微妙に重い
ネットワーク回線の状態が非常に悪い企業での採用は控えたほうがいい。最低限30Mbps、ping値20以下推奨。
Microsoft365はサービス全般重いです。軽いと思う部分もある。
・出来ることが非常に豊富なため、社内で導入するにはどれを使うべきかで悩む可能性が高い。
担当者のセンスやスキルにより、最高のソリューションになるか否かが決まる。
少なくとも、SharePointリストや、Power Automateの活用が必要不可欠。
・アクセス権限の仕組みを習得するスキルが必須
Microsoftの公式ドキュメントや、個人ブログで調べる力が必要です。マニュアル化することをお勧めします。
・fluentデザインに移行中のため、あちらこちらでクラシックUIのままなページが存在している。
主要ページはfluentデザイン化が終わっているが、一番改善してほしいアクセス権限ページがクラシックUIのままになっている。他、掲示板アプリや予定表アプリもまだクラシックUIで非常に見づらい。
・設定をPowershellで行う機会が多い。
Powershellを使いたくない企業にはお勧めできません。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
・無駄なメールのやり取りを大幅に減らすことに成功。
ファイルサーバーやメールのやり取りで情報共有をしてきていたため、通達漏れや、ファイルを探すコストが多く大変だった。それをSharePointの導入により、ファイルの場所をURLで通達するだけで済ませることができるため、メールのやり取りが大幅に減った。かつTeamsを活用すれば、メールを使わずにチャットで気楽に情報共有することができる。
・ファイルサーバーの管理から解放される。
独自で導入するNASでの管理はおろそかになりがちなため、管理そのものが破綻する恐れがある。
しかしSharePointをファイルサーバーとすると、セキュリティを維持しながら簡単に権限管理を行うことができるようになり、余計な心配をせず業務に集中できるようになった。
検討者へお勧めするポイント
メールのやり取りが減らせる大きなカギになります。
機能やアクセス権限の仕組みが理解できる人は社内に1人だけでもいないと大変です。
※テナント全体で使える容量は最大25TBです。