非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|営業・販売・サービス職|50-100人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
シンプルに使えば必要十分です。
CRMツール,名刺管理ソフト,SFAツール(営業支援システム)で利用
良いポイント
商談のステージ管理や顧客との関係の進展度合いがシンプルに可視化できます。結局CRMは定着とユーザーの習慣化が肝なのは製品を問わないものなのでしょうが、予定やイベントを過不足なく記録できるので、定着すれば情報の蓄積とともに商談や顧客が立体的に見えてくるようになると思います。もとから装備されたダッシュボードもノーコードでかなりのものが作れます。商談情報をExcelで管理してグラフにして週次報告に添付、という作業がなくなりました。ダッシュボードを作って「これを見て」と言えばライブな状態が分かります。蓄積して共有までしか想定していなかったので、このダッシュボードは思いのほか便利でした。
改善してほしいポイント
レスポンスが悪いです。3秒以上レスポンスが返ってこないこともままあります。弊社で使っている他のクラウドサービス(複数)と比べてももっとも反応が遅いと言ってもよいかもしれません。商談や予定の更新が多数ある場合はストレスになります。また、データ投入後処理中なのかどうかが分かりにくく、処理中に再度エンターキーを押してしまったりデータを二重投入してしまい混乱を招いたこともあります。
また、予告なくUIが変わったり項目が削除(非表示化)されてしまったりしたことがたびたびありました。国内外を含めクラウドサービスでこういった経験をしたことがなかったので注意が必要です。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
ダッシュボード機能で商談の進捗や売上の推移、予実管理が見やすくタイムリーに可視化できるようになりました。
毎週データを集めてきてExcelに集約してグラフを作って、という作業がなくなったのでこの作業だけでも週3時間ほどは浮いています。
まだ全ユーザーが使いこなしているという状態ではありませんが、自発的に使い道を工夫して商談情報の管理を行っている営業担当者もいるようです。
検討者へお勧めするポイント
CRM的な取り組みをゼロから始めるのであれば費用対効果は十分あると思います。
操作はシンプルで直感的ですが、Zohoが想定しているワークフローやベストプラクティス的なものが背後にあるようなので、それと自社で想定する業務が合うか合わないかはきちんと見極めた上で決定したほうがよいでしょう。
無償版や、上位サービスの無償期間もあり、また動画やウェブサイトでの導入支援資料も多数ありますのでまず試してみるのがよいかと思います。個人的にはZohoから提供されている「2週間でやること」的な資料が役に立ちました。
いざ始めれば導入そのものやデータの投入のハードルは比較的低いものと思います。