ITreviewによるZoho CRM紹介
マーケターと営業プロセスの双方のサポートに最適なMA(マーケティングオートメーション)ツールの“Zoho CRM”。リード獲得に向けたMA機能をはじめ、獲得した顧客に対して継続的かつ適切な対応が可能となるクラウドCRMツールを提供しています。
MA機能では、リードジェネレーションやリードナーチャリング機能による確度の高い見込み客の獲得が期待できますが、より持続的な効果を得るためにはCRMを用いた営業部門へのシームレスな連携が求められるでしょう。
見込み客の発掘後に重要といえるのは、案件化した顧客に絞って一人一人のニーズを分析し、一度の成約にとどまらない“リピーター獲得”に向けた管理・育成が重要です。
Zoho CRM導入により、質の高い見込み客を獲得するとともにニーズに合わせたきめ細かな対応が可能となることから、顧客満足度向上や顧客ロイヤリティー向上を図ることができます。
マーケティングチームとセールスチームを統合した顧客管理が可能となるほか、作業の自動化による業務効率化や、マーケティング予算の最適化にも有効といえるでしょう。
Zoho CRMの主な特長
・顧客情報の管理と分析
・ セールスパイプラインの管理
・ メール配信などの業務フローを自動化
・MA機能(Zoho Campaigns)以外のMAソフトウェアとも連携可能
・ Google AdWordsとの連携によるリスティング広告の効果測定
・ 業務形態に合わせた柔軟なカスタマイズが可能
・ シンプルなインタフェース
・ 圧倒的なコストパフォーマンス
包括的な営業サポートを実現するZoho CRM
ソフトウェアの開発や販売、それに付帯するコンサルティングサービスなどを展開する企業“Zoho”。ネットワークの運用管理の現場において必要な製品やサービスを提供していますが、Zoho CRMでは主に顧客管理などの営業活動を効率化できる機能が備わっています。
利用者数は全世界で5万社を超えており、低コストでさまざまなニーズに合わせた対応ができる高いカスタマイズ性が評価を受け、多種多様な業界で導入されています。
営業の現場において、数多くの顧客情報を商談ステージごとに把握することは非常に難しく、マーケティングチームとの連携も必要不可欠です。また、限られた人員の中でより多くの見込み客にアプローチすることは、売り上げ向上のためにも欠かせないでしょう。
Zoho CRMでは、基本的なルーティンワークを自動化し、顧客の行動やニーズを可視化できることにより、組織全体の営業プロセスを最適化できます。顧客情報の分析・集計ができるほか、メールの送信や見込み客の絞り込み、商談の進捗管理などを一元管理することにより、ワークフローを効率化します。
このZoho CRMの導入により、商談化率は300%、営業担当の一人あたりの売上高は41%向上していることがZoho CRMのWebサイトで発表されています。利用できる機能は多岐にわたるため、企業全体の営業力向上に役立てられるでしょう。
幅広いコミュニケーションチャネルで顧客管理が容易に
SNSをはじめとするさまざまなコミュニケーションツールが普及しているなか、営業活動におけるコミュニケーションチャネルも柔軟になっています。しかし、顧客とのやりとりをチャネル別に手作業で対応することは非効率であるとともに、フォローアップの見逃しなどのリスクも考えられるでしょう。
Zoho CRMでは、さまざまなチャネルに対応しているとともに、全てのコミュニケーションをCRMへ集約・一元管理できます。パイプラインに基づいたメール送信をはじめ、SNS、チャットなどのやりとりなどのフォローアップが1箇所で集中管理できます。
人工知能”Zia”による営業サイクルの効率化
顧客管理を効率化する機能として、人工知能"Zia”が用いられています。顧客管理と一口にいっても、ニーズや商談ステージの異なる顧客を見極めながら一人一人に最適なアプローチをすることは難しいといえます。
Ziaを用いることで、AIが自社のビジネス活動や業務内容について学習を重ね、ゴールに近い見込み客の予測や、顧客のメール内容に応じた最良の返信、連絡のタイミングなどを自動化します。これにより、成約の可能性の高い見込み客を割り出し、成約確度を高めるリードナーチャリングを実現します。さらには機会を逃しそうな見込み客を事前に発見することで、タイミングを逃すことのない確実なアプローチが可能となります。
リード顧客を創出するMA機能
Zoho CRMでは、Webフォームを容易に作成できるほか、サイト訪問者の情報を直接CRMに取り込むことで、獲得した見込み客情報を営業担当者へ自動で割り当てられます。さらにはGoogle Adsとの連携により、どのキーワードが質の高いリード獲得につながるかを把握できるため、成果獲得が見込めるものに優先して予算を充てられます。
基本的なCRM機能と交えて活用することにより、マーケティングチームとセールスチームの情報共有が可能となり、全体の生産性向上が目指せるでしょう。
利用開始までの流れ
15日間の無料トライアル期間が設けられており、有料プランについてはメニューに合わせて選択できるため、自社に最適なプランを選びましょう。運用にかかる労力やコストを洗い出すとともに、長期的な目標設計が重要です。
まずは管理者がZoho CRMの公式サイトよりアカウントを登録し、組織情報を設定した後にZoho CRMにサインインします。その後、地域設定などの個人情報の設定をはじめ、ユーザーの追加、権限の設定、ワークフロー、Webフォームなどをまとめて設定することで利用開始となります。