SharePlex:データベースの可用性・拡張性・相互運用性を極める、最高峰のレプリケーションソリューション
SharePlex(シェアプレックス)は、世界中のFortune 500企業をはじめとする数多くのミッションクリティカルなシステムで採用され続けている、データベース・レプリケーション・ソフトウェアのデファクトスタンダードです。 開発元であるQuest Software(クエスト・ソフトウェア)が長年培ってきた高度な技術により、Oracle DatabaseおよびPostgreSQLのデータを、オンプレミス、クラウド、異種データベース問わず、リアルタイムかつ確実に複製(レプリケーション)します。
単なるデータコピーにとどまらず、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支えるデータ統合基盤として、高可用性(HA)、災害復旧(DR)、クラウド移行、負荷分散など、データベースにまつわるあらゆる課題を解決に導きます。
SharePlexが選ばれる理由:圧倒的な技術的優位性
SharePlexが他のレプリケーションツールと一線を画すのは、その独自のアーキテクチャと、データの整合性に対する徹底したこだわりです。
1. 本番環境への負荷を極小化する「ログベース」アーキテクチャ
データベース・レプリケーションにおいて最大の課題となるのが、ソース(複製元)システムへの負荷です。一般的なツールがデータベースへ直接SQLを発行してデータを抽出するのに対し、SharePlexはデータベースのトランザクションログ(Oracleの場合はREDOログ)を直接参照・解析します。 これにより、データベース本体へのI/O負荷やパフォーマンスへの影響を事実上ゼロに近づけることに成功しています。稼働中の基幹システムに影響を与えることなく、大量のトランザクションをリアルタイムに処理することが可能です。
2. 独自のストリーミング技術による「リアルタイム性」
ビジネスのスピードが加速する現代において、データの鮮度は命です。SharePlexは変更データを瞬時にキャプチャし、ターゲット側へ転送・適用します。ネットワーク帯域の消費を抑える独自の圧縮・転送技術により、遠隔地へのDR(災害対策)環境構築や、リアルタイム分析のためのデータウェアハウス(DWH)連携においても、タイムラグを感じさせないデータ同期を実現します。
3. データの完全性を保証する「Compare & Repair」機能
レプリケーション運用における最大のリスクは、転送エラーやシステム障害による「データの不整合」です。SharePlexは、稼働中のデータベースを停止することなく、ソースとターゲットのデータ整合性を高速に検証(Compare)し、差異があれば自動的に修復(Repair)する機能を標準搭載しています。 この機能により、常に正しいデータが維持されているという絶対的な安心感を提供します。これは多くの競合製品にはない、SharePlexの強力な差別化ポイントです。
ビジネスを止めない:高可用性(HA)と災害対策(DR)
システムダウンは、機会損失だけでなく企業の社会的信用を失墜させる重大なリスクです。SharePlexは、堅牢なデータ保護機能でビジネスの継続性を担保します。
・99.999%の可用性を実現: 万が一、プライマリデータベースに障害が発生した場合でも、常に同期されたセカンダリデータベースへ即座に切り替えることで、ダウンタイムを最小限に抑えます。
・確実なディザスタリカバリ(DR): 地震や水害などの広域災害に備え、遠隔地のデータセンターやクラウド上にDRサイトを構築できます。SharePlexの高速転送技術は、距離によるレイテンシの影響を受けにくく、有事の際も直前の状態までデータを復旧(RPOの極小化)させることが可能です。
リスクゼロ・ダウンタイムゼロの「データベース移行」
老朽化したハードウェアの刷新、OSやデータベースのバージョンアップ、そしてオンプレミスからクラウド(AWS, Azure, Google Cloudなど)への移行において、SharePlexは「止まらない移行」を実現します。
・ダウンタイムなしの移行: 新環境への初期ロード中も、旧環境で発生した変更データをSharePlexが蓄積・適用し続けるため、サービスを停止する必要がありません。ユーザーの切り替え(カットオーバー)の瞬間だけ、わずかな停止時間(あるいは瞬断)で移行を完了できます。
・安全なフォールバック: 移行後に万が一問題が発生した場合でも、新環境から旧環境へ逆向きにレプリケーションを設定しておくことで、即座に元の環境へ切り戻すことができます。この双方向レプリケーション機能が、移行プロジェクトのリスクを劇的に低減します。
・異種プラットフォーム間移行: SolarisからLinuxへ、オンプレミスからクラウドのPaaSへといった、異なるOSやプラットフォーム間での移行もスムーズに行えます。
データ活用の促進:異種DB連携と負荷分散
DX推進において、データは「貯める」ものから「使う」ものへと変化しています。SharePlexは、OracleやPostgreSQLのデータを、利用目的に最適なプラットフォームへ自由に流通させます。
・異種データベースへのリアルタイム連携: Oracle Databaseにある基幹データを、分析が得意なPostgreSQL、SQL Server、Snowflake、Kafka(ストリーミング)、Azure Event Hubsなどへリアルタイムに複製できます。これにより、「基幹処理はOracle、分析はSnowflake」といった適材適所のハイブリッドなデータ基盤を構築できます。
・レポート参照のオフロード: 重たい集計処理やレポート作成業務を、SharePlexで作成した参照用データベース(レポートサーバー)へ逃がすことで、本番系データベースのパフォーマンス劣化を防ぎます。
・オープンソースデータベース(OSS)への移行支援: ライセンスコスト削減のためにOracleからPostgreSQLへ移行する際も、SharePlexが強力なブリッジとなります。段階的な移行や、一部機能の切り出しにおいて、両データベース間のデータ整合性を維持し続けます。
コスト削減とライセンスの最適化
SharePlexの導入は、ITコストの大幅な削減にも寄与します。
・Oracle Editionのランクダウン: Oracle Enterprise Edition (EE) の高価なオプション機能(Active Data GuardやGoldenGateなど)の代替としてSharePlexを採用することで、Standard Edition (SE2) でもエンタープライズレベルの可用性とレプリケーション機能を実現できます。これにより、データベースのライセンス保守費用を劇的に圧縮できる可能性があります。
・クラウド活用の促進: クラウド上の安価なインスタンスやPaaSへデータを複製し、参照系システムとして活用することで、オンプレミスのリソース増強コストを抑制します。
サポートされるプラットフォームと柔軟性
SharePlexは、特定のクラウドベンダーにロックインされることなく、あらゆる環境をつなぐ中立的なソリューションです。
・ソース(複製元): Oracle Database, PostgreSQL
・ターゲット(複製先): Oracle, PostgreSQL, SQL Server, MySQL, MariaDB, Kafka, Snowflake, Azure Event Hubs, JMS, フラットファイル(XML, JSON等)など
・環境: オンプレミス, AWS (EC2, RDS, Aurora), Microsoft Azure, Google Cloud, Oracle Cloud (OCI) など