【2025年】ウェビナーツールのおすすめ10製品(全27製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
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UIshare(ユーアイシェア)は、株式会社ユイコモンズが手がける17万人を超えるユーザーにご利用いただいている「GoGetterz」のテクノロジーをさらに進化させて開発したユーザ数/動画転送量無制限、初期費用無料のクラウド型動画配信プラットフォームです。 動画による社員教育(オンライン学習)はもちろん社内ナレッジ共有、WEB社内報、動画マニュアル、動画販売サイト構築など様々なシーンでカスタマイズしてご利用になれます。 【UIshareが選ばれる7つの理由】 1)多彩な動画コンテンツ配信⼿段 Webサイト上でのオンデマンド配信のほか、ライブ配信、WEB会議、擬似ライブ配信、動画埋込コード発番など多彩な動画コンテンツ配信を実現できます。配信される動画コンテンツは、公開日時・視聴ユーザーなどの試聴設定や、セクション・パートの構成、動画カテゴリの作成など⾃由にカスタマイズできます。 2)便利な付加機能が充実 3)一目でわかる快適なU/I 4)初期費用無料で参⼊のしやすい導⼊ハードルの低さ 5)安⼼・安全の⾼セキュアな配信 6)オンボーディングからサイト運営までのきめ細かなサポート体制 7)利⽤シーンにマッチした最適な料⾦プラン
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WebinarNinjaとは、WebinarNinja-Teamが提供しているウェビナーツール製品。レビュー件数は0件のため、現在レビューを募集中です。
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LiveOnは、日本製・完全自社開発のWeb会議システムです。オンプレミス型Web会議システムでは2年連続シェアNO.1を獲得(※)。高い品質と安心のセキュリティで、自治体や金融機関をはじめとする多くのお客様にご導入いただいています。 【独自技術で高品質・高機能を実現】 LiveOnは完全自社開発製品であり、音声遅延と音切れを防ぐ高度な独自技術を搭載しています。 これにより、少ないデータ量での通信が可能であり、通信環境が芳しくない海外拠点や負荷が掛かる多拠点での接続時でも、音声の途切れや遅延を回避し、ストレスのないクリアな音声を実現しています。 【万全のセキュリティで、機密性の高い会議でも安心】 LiveOnでやり取りするデータは全て暗号化されており、機密性の高い会議や社外の方との打ち合わせなどでも安心してご利用いただけます。よりセキュアな環境で利用したい場合は、オンプレミス型のプランをご用意しています。 【安心の日本製・国内完全自社開発製品】 日本で販売されているWeb会議システムには海外製の製品も多い中、LiveOnはシステムのすべてを日本国内で自社開発しています。国産製品ならではの使いやすさと高品質を実現、サポート体制も充実しています。 ※:出典:株式会社シード・プランニング「Withコロナ時代のビデオ会議/Web会議の最新動向2022」
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ウェビナーツールの基礎知識
ウェビナーツール(ウェブセミナーツール)とは、ウェブとセミナーを掛け合わせた造語である「ウェビナー」をインターネット上で開催するためのツールで、別名「オンラインセミナーツール」または「オンラインセミナーシステム」とも呼ばれています。
プレゼンテーション や講演、ワークショップなど、さまざまな目的で使用されており、リアルタイム配信と録画動画配信の両方に対応しているので、時間や場所を選ばず情報発信できます。
ウェビナーツールは、コストを抑えられる一方で、幅広い層へのアプローチが可能なことから注目されています。最近のツールは使いやすくなり、活用しやすい環境が整ってきました。
一方で、対面型のセミナーやイベントは「オフラインイベント」と呼ばれます。ウェビナーはこれらと比べて時間・場所の制約が少ないため、情報伝達の利便性が高く、多くの企業や団体に利用されています。
ウェビナー開催には様々な方法がありますが、目的や対象に合わせて使い分けることが重要です。対面でのコミュニケーションも大切にしながら、ウェビナーの利点を生かすことで、効果的な情報発信ができるでしょう。
- ウェビナーツールの人気おすすめ製品比較
- ウェビナーツールが重要視される理由
- 企業DXの加速
- リモートワークの浸透
- ペーパーレス化への対応
- コンテンツマーケティングの広がり
- 各種補助金やインセンティブの活用
- ウェビナーの配信方式の違い
- 生放送配信型のウェビナー
- 録画放送配信型のウェビナー
- ウェビナーとオフラインイベントの違い
- オフラインイベントの特徴
- ウェビナーの特徴
- ウェビナーツールの導入目的
- セミナーへの活用
- 製品説明会への活用
- カスタマーサポートへの活用
- ウェビナーツールの機能一覧
- 基本機能
- ウェビナーツールのメリット
- 開催者側のメリット
- 参加者側のメリット
- ウェビナーツールのデメリット
- 開催者側のデメリット
- 参加者側のデメリット
- ウェビナーツールの価格・費用・料金相場
- 有料のウェビナーツール
- 無料のウェビナーツール
- ウェビナーツールの選び方と選定のポイント
- 機能性で比較する
- 使用感で比較する
- 価格や料金で比較する
- 通信の安定性で比較する
- セキュリティ対策で比較する
- サポートの有無や体制で比較する
- 無料プランやトライアルの有無で比較する
- ウェビナーツールの比較するときの注意点
- 質疑応答で使用する機能を確認する
- 有料ウェビナーで使用する機能を確認する
- ウェビナーを開催するときのポイント
- ウェビナーに必要な機材
- リハーサルでの確認事項
- 集客のポイント
- ウェビナー実施の注意点
- フォローアップも重要
- ウェビナーツールの市場動向
- ウェビナーツールの最新トレンド2024
- インタラクティブ機能の強化
- XRテクノロジーの活用
- マルチストリーミング対応の普及
- AIアシスタント機能の強化
- グローバル対応の充実
- セキュリティ強化と規制対応
- ウェビナーツールと関連のあるソフトウェア
- 【規模別】ウェビナーツールの人気おすすめランキング
- ウェビナーツールの高評価ランキング
- 中小企業で人気のウェビナーツールランキング
- 中堅企業で人気のウェビナーツールランキング
- 大企業で人気のウェビナーツールランキング
ウェビナーツールの人気おすすめ製品比較
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
ON24 | 4.6/5点 | 57件 | 要お見積り |
ネクプロ | 4.3/5点 | 26件 | 要お見積り |
Zoom Webinar | 4.2/5点 | 213件 | 0円~ / 月額 |
Webex Events | 3.4/5点 | 49件 | 要お見積り |
※Leader製品のうち、2024年9月20日時点における満足度の高い順番で表示しています。
各おすすめ製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
ウェビナーツールが重要視される理由
企業DXの加速
デジタル化が進む中で、オンラインを活用したイベントやセミナーの需要が高まっています。ウェビナーは、このようなデジタルトランスフォーメーションの潮流に適した手段と言えます。場所を選ばずに参加でき、コストも抑えられるため、重要視される理由の一つです。
リモートワークの浸透
コロナ禍を契機にリモートワークが一般化し、場所に捉われない働き方が求められるようになりました。このような環境下で、ウェビナーは重要なコミュニケーションツールとなっています。営業やマーケティングの観点からも、ウェビナーの活用が不可欠となってきています。
ペーパーレス化への対応
ペーパーレスやデジタルシフトを推進する企業が増えています。この流れの中で、従来の印刷物による資料配布に代わり、ウェビナー形式での情報共有が注目されています。環境保護とコストダウンの両面からも、ウェビナーは重要視される理由があります。
コンテンツマーケティングの広がり
マーケティングの分野では、コンテンツマーケティングが欠かせないものとなっています。ウェビナーは、優れたコンテンツを生み出す手段の一つと位置付けられています。ウェビナー視聴者は潜在顧客になり得るため、マーケティング観点からもウェビナーは重要視されているのです。
各種補助金やインセンティブの活用
政府や自治体によっては、デジタル化を後押しするため、ウェビナーやWeb会議ツールの導入に対する補助金制度を設けているところもあります。このようなインセンティブの存在も、ウェビナーが重要視される理由の一つとなっています。
ウェビナーの配信方式の違い
生放送配信型のウェビナー
生放送配信型のウェビナーでは、講演者や登壇者が実際にリアルタイムで発信し、視聴者が同時に視聴します。質疑応答の時間を設けるなど、実際のイベントに近い形式で開催されます。
双方向のコミュニケーションが可能なのが大きな特長で、視聴者からの質問に即座に回答できます。また、臨場感のある映像や音声を楽しめるため、視聴者の没入度も高くなります。一方で、リアルタイム性が求められるため、準備に手間がかかる点は注意が必要です。
録画放送配信型のウェビナー
録画放送配信型のウェビナーは、あらかじめ収録した動画コンテンツをウェブ上で配信する形式です。視聴者は自由な時間に動画を視聴できるため、柔軟なスケジューリングが可能です。
録画型のメリットは、リアルタイム配信よりも準備負担が少ないこと。また、同一コンテンツを繰り返し再生できるため、費用対効果が高くなります。一方で、リアルタイムの質疑応答はできない点に留意が必要です。録画コンテンツの質が重要になります。
このように、生放送型と録画放送型では、それぞれメリット・デメリットがあります。ウェビナー開催の目的や予算、対象者の属性などを考慮し、最適な配信方式を選択することがポイントとなります。
ウェビナーとオフラインイベントの違い
ウェビナーとオフラインイベントの最大の違いは、「会場」の有無です。これによって、コスト・日程・参加者など、様々な違いが生まれます。
ウェビナー |
オフラインイベント |
|
---|---|---|
開催場所 | ウェビナーインターネット上 | オフラインイベント会議室、ホールなど |
開催日程 | ウェビナー自由に設定可能 | オフラインイベント会場の空き状況による |
参加者数 | ウェビナー制限なし(ツールの上限による) | オフラインイベント会場の広さによる |
参加者の所在地 | ウェビナー全国各地 | オフラインイベント地理的に近い地域 |
開催コスト | ウェビナー安い(ウェビナーツール費用) | オフラインイベント高い(会場代、資料印刷費、製品や資料の送料、交通費 など) |
オフラインイベントの特徴
オフラインイベントでは、特に大規模なイベントを開催する場合、大きな会場を使用する必要があるため、コストも高額になります。参加者への配布資料の印刷も必要で、交通費もかかり、製品の紹介などを行うのであればそれらの送料もかかるでしょう。また、さまざまな地方の参加者を対象にするのであれば、各地で複数回の開催も必要になってきます。
ウェビナーの特徴
ウェビナーでは、基本的にウェビナーツールの利用料の他にコストは発生しません。また、ウェビナーでは会場の営業日や空き状況などの影響を受けないため、自由に日程を設定可能です。会場の広さによる制約もないため、参加者数も多く受け入れられ、想定以上の申込があっても参加を断る必要はありません。遠方の見込客の参加も期待できるでしょう。
ウェビナーツールの導入目的
マーケティングおよび営業プロセスで、潜在顧客が見込顧客(リード)になり、商品を購入して顧客になって、最終的に優良顧客になるというプロセスを「顧客育成(ナーチャリング)」といいます。
このプロセスの中では、企業は顧客を次のステップに育成することを目的としていますが、多くの場合、次のステップに進むきっかけとなるのは企業との接点です。
そこでウェビナーを導入することで、次に記載していくように、各段階でウェビナーのメリットを生かしたアプローチを取ることが可能となります。
セミナーへの活用
潜在顧客に対して、情報提供を主とした場を設け、自社および自社の製品を知ってもらうことを目的とするステップです。この段階ではまだ潜在顧客の意識は積極的ではないため、オフラインセミナーのように「時間と労力をはらって会場に行って話を聞く」ということは心理的に大きなハードルです。会場で企業の人に会うということ自体がプレッシャーに感じる場合もあります。
これに対してウェビナーは会場訪問の必要がないため、これらの心理的なハードルを下げる効果があり、より多くの集客が期待できます。一度ウェビナーに参加してもらえば、潜在顧客の連絡先を獲得できるため、その後、購買意欲を高めるためのキャンペーンのお知らせや、製品説明会への案内につなげられることから、ナーチャリングの第一ステップとして重要なポイントといえるでしょう。
製品説明会への活用
製品に興味を持った見込み客に対して、製品に対する理解を深めてもらうことを目的とする段階です。製品の実物や活用事例などを紹介して自社製品を利用するイメージを持ってもらうことで、意識を購入へと誘導します。
オフラインでもオンラインでも製品説明会では製品の魅力を最大限に伝えることが重要です。また、その場で見込み客のニーズや課題を聞き出すことも重要になります。ウェビナーでも質問の時間を設けたり、チャットで疑問に思ったことを気軽に投稿、回答できるようにする等工夫することで参加者全員に理解を深めてもらうことが可能となります。
ここで掴んだニーズや課題を、その後の営業活動や個社対応に生かせれば、商談の成約率UPにもつながるでしょう。
カスタマーサポートへの活用
顧客に対して、製品の使い方や効果的な活用方法といった情報を提供し、製品の魅力を更に感じてもらったり、活用支援・サポートを含めて製品のファンとして育てていくことを狙うステップです。Webサイトに掲載するFAQの文章は理解不足による問合せの削減を図ることを狙うため、少し狙いが異なります。
一般的に、動画の情報量は、写真やテキストのみの場合と比べて約5,000倍とも言われているため、特に「文字での説明は困難だけれど、正確に伝えたい」という場合には、ウェビナーが適しているといえるでしょう。
ウェビナーツールの機能一覧
ウェビナーは、Zoom Meetingなどに代表されるオンライン会議ツールを使って開催されることもあります。しかし、ウェビナーツールには資料の共有や録画、チャットといったオンライン会議ツールが持っている機能に加えて、参加者管理やフォローメールの送信、アンケート集計といったウェビナー向けの機能が備わっているため、ウェビナーツールを使った方が効率的な運営を行うことが可能です。
基本機能
機能 |
解説 |
---|---|
参加登録 | 参加者はウェビナーへの参加を事前登録でき、ホスト(主催者)は登録者の承認や出席確認などの管理が可能 |
記録(録画) | 終了後に視聴したり、Webサイトへ掲載したりできるよう、ウェビナーを記録できる |
アンケート/投票 | ウェビナーを実施中にリアルタイムでアンケート/投票を実施 |
ライブチャット | 参加者がチャットを介して相互にリアルタイムでのやりとりを行える |
ブランディング | 企業ロゴの追加などのカスタマイズ機能により、Webサイトや招待メールなどをブランディングできる |
ロールベースのアクセス制御 | おのおののリソースやツールに対して、参加者の役割(権限)にもとづいたアクセス制御を適用できる |
ウェビナーツールのメリット
開催者側のメリット
開催コストが抑えられる
物理的な会場を借りる必要がないため、開催コストを大幅に削減できます。
参加者の人数制限がない
地理的な制約がないため、全国、あるいは世界中から参加者を集めることが可能です。
日程を自由に設定できる
会場の予約等を気にする必要がないため、開催日程を自由に設定できます。
参加者側のメリット
気軽に参加できる
自宅やオフィスから参加できるため、参加のハードルが低くなります。
移動の負担がない
会場までの移動時間や交通費を気にする必要がありません。
座席による不公平感がない
全ての参加者が同じ画面を見るため、前列や後列といった座席による不公平感がありません。
ウェビナーツールのデメリット
開催者側のデメリット
通信トラブルのリスクがある
インターネット環境に左右されるため、画像や音声が乱れる可能性があり、進行に支障をきたす恐れがあります。
参加者の反応がわかりにくい
表情や態度などの視覚情報が少ないため、参加者の反応を正確に把握することが難しい場合があります。
ツールの使い方を覚える必要がある
ウェビナーツールの操作方法や進行のノウハウを事前に習得する必要があります。
参加者側のデメリット
多少のITスキルが必要
パソコン操作やプラットフォームの操作方法に慣れている必要があります。
個別での相談が難しい
一斉形式のため、個別の質問や相談が難しい場合があります。
参加意識が低くなってしまう
自宅などリラックスできる環境では、集中力が途切れる可能性があります。
ウェビナーツールの価格・費用・料金相場
有料のウェビナーツール
ウェビナーツールの有料プランでは、月額数千円から数万円程度の料金が相場となっています。プランの内容により、視聴者数の上限や録画機能の有無、クラウド容量などが異なります。
例えば中小企業向けのスタンダードプランでは、月額5,000円程度で100人までの視聴が可能というサービスが一般的です。大企業向けのハイエンドプランになると、月額3万円以上の費用がかかる場合もあります。
有料プランのメリットは、セキュリティが確保されている点や、カスタマーサポートが充実している点などが挙げられます。機能面でも、レポート機能や統計機能、ブランディング機能など、高度な機能が利用できます。
無料のウェビナーツール
一方、無料プランを提供しているウェビナーツールもあります。無料で利用できる機能は限定されており、例えば視聴者数が20人までといった制限があるケースがほとんどです。また、記録機能や統計機能なども制限される可能性が高くなります。
無料プランのメリットは、ツールにまず手を付けられること。ウェビナーを実施する際の雰囲気や機能を確認できるため、有料プランへの移行を検討する参考にできます。
ただし、重要なウェビナーを無料プランで実施することには不安もあります。セキュリティ面での信頼性にも課題があるかもしれません。通常は、一定の規模や重要度があるウェビナーについては、信頼できる有料プランの利用が推奨されます。
ウェビナーツールの選び方と選定のポイント
ウェビナーツールの選択においては何が最も重要なのでしょうか。それは自社の目的や要件に最適なツールを見つけるということです。市場には多数のウェビナーツールが溢れています。それぞれが独自の特徴と機能を持っており、その中から自社のニーズに最もマッチするものを選び出すことが求められます。
機能性で比較する
ライブ配信や録画、さらには画面共有やアンケートといった、ウェビナーの運営に必要な機能がツールに備わっているかどうかを確認しましょう。リアルタイムでの情報発信が可能なライブ配信機能、後から再視聴できるようにする録画機能、画面を参加者と共有する画面共有機能、参加者の意見や反応を把握するアンケート機能などが求められます。
使用感で比較する
インターフェースの使いやすさも重要な選択基準となります。誰でも直感的に操作でき、あまり技術的な知識を必要としないユーザーフレンドリーなインターフェースが望まれます。
価格や料金で比較する
ウェビナーツールの価格は、利用する機能や規模により異なります。予算内で最も必要な機能を備えたツールを選びましょう。
通信の安定性で比較する
ウェビナーでは大量のデータをリアルタイムで処理するため、通信環境の影響を最小限に抑える安定性が求められます。
セキュリティ対策で比較する
視聴データの暗号化等、セキュリティ面での対策がしっかりと施されているかも重要です。信頼性の高いツールを選ぶことで、企業情報や視聴者のプライバシーを守ることが可能です。
サポートの有無や体制で比較する
マニュアルやFAQの充実度はもちろん、問い合わせ時のレスポンス性能も重要な判断基準です。問題が発生した際に迅速に対応してもらえるかどうかは、ウェビナーの運営上重要な要素となります。
無料プランやトライアルの有無で比較する
ウェビナーツールには無料でトライアルが可能なツールがあります。無料トライアルでは購入前に操作感や接続の画質、音質などを事前にチェックできるため、製品の比較検討に大変役立ちます。
ウェビナーツールの比較するときの注意点
ウェビナーツールで最も重要なのは「参加者がログインしやすいこと」です。ログイン方法が難しかったり、アプリのインストールが必要だったりする場合、ウェビナーに参加すること自体の難易度が上がってしまいます。
顧客に申し込んでもらえたとしても、開催時にログインに関する問い合わせ対応が頻発して、円滑な開催の阻害要因になりかねません。特に、新しく見込み客を集めるイベントの場合などには、できるだけ簡単に参加できるツールを利用して、参加のハードルを下げるようにしましょう。
質疑応答で使用する機能を確認する
製品説明会や勉強会のようなウェビナーは、質疑応答が多くなることが一般的です。このような場合は、多くのウェビナーツールが備えているチャット機能や「手を挙げる」機能(参加者がボタンによって運営者に通知する機能)を使うのが便利です。
有料ウェビナーで使用する機能を確認する
有料ウェビナーを開催する場合は、参加者から参加費を徴収する必要があります。参加費支払決済の機能を備えたツールであれば、支払管理が容易になります。しかし現時点(2020年5月)では、支払管理機能を持ったツールは数が多くありません。
ツールに参加費支払決済の機能がなくても、銀行振込や外部のオンライン決済ツールを使うことも可能です(※支払の突合作業は別途必要)。ウェビナーツール選定の際は、決済機能の有無も検討が必要ですが、総合的な判断を行うのがよいでしょう。
ウェビナーを開催するときのポイント
ウェビナーツールの導入後には、ウェビナー開催までにいくつか確認しておくべきポイントがあります。以下、具体的に見ていきましょう。
ウェビナーに必要な機材
- プレゼンテーション表示用のPC
- ファシリテーション用のPC
- カメラ(Webカメラ、またはスマホなど)
- カメラの固定器具(スマホのアームスタンドなど)
- マイク(音質が良くノイズキャンセリング機能付きのものを推奨)
- Wi-Fi環境(できるだけ高速かつ安定した環境)
マイクやカメラはPCに付属のものを利用しても問題ありませんが、より高品質なものを求める場合は別で用意しても良いでしょう。
リハーサルでの確認事項
ウェビナーの開催に伴いリハーサルは必須です。事前に機材を本番同様に設置して動作を確認すると共に、ウェビナーツールで参加者からの見え方を確認しておきましょう。通信環境の乱れがないかをチェックしておくことも重要です。また、当日の流れや司会進行、講演者への受け渡し方なども練習しておくと、本番でスムーズに進めることができます。
集客のポイント
集客については、ウェビナーでもオフラインイベントでも同様ですが、最も重要なのはターゲットを決めて、効果的に訴求できる媒体・手法をとることです。インターネット広告、メールマガジン、セミナー情報サイトなど、インターネットの活用だけでなく、旧来のメディアが効果的な顧客を狙う場合には、業界誌や雑誌への広告、DM、ポスティング、新聞折込なども検討するとよいでしょう。
ウェビナー実施の注意点
ウェビナー当日は、時間通りに進行することが重要です。最も大きな変動要因となるのは質疑応答であるため、質疑応答の時間管理がうまくできるかが成否のカギを握ると言っても過言ではありません。
当日、時間配分の中で収まりきらないほどの質問が集まった場合は、優先順位を決めて対応し、回答しきれない分は後日対応するなどの判断が必要となります。講演者や司会者が兼任すると、進行しながら同時に質問を受け付けて判断するのは難しいため、質疑の管理を含めたファシリテーションを行う専任のスタッフを配置しておくことで、円滑に対応することができます。
フォローアップも重要
ウェビナーでは講演者と参加者は画面越しの関係になるため、参加者の参加意識が希薄になりがちです。講演の中では、聞きやすい話し方、分かりやすい資料・説明にするのはもちろんですが、参加者に反応を求めることも効果的です。
途中でクイックアンケートを挟み、結果をフィードバックしながら進めることで、参加者の反応が良くなったという事例もあります。また、講演者と司会の間で、話をまとめたり質問したりといったやり取りを挟んだりすることでも、話の流れに変化が出てライブ感が演出できるため、盛り上がりに繋がります。
オフラインイベントでも同様ですが、ウェビナーも「顧客育成」に繋げることが目的です。開催後は、参加者へのフォローアップも忘れないようにしましょう。
ウェビナーツールの市場動向
新型コロナウイルス感染症の拡大を機に、オンラインセミナーとして広く認知されたウェビナー。自宅からの参加が容易で利便性の高いコミュニケーションツールとして進化し、多くのユーザーに利用されています。
現在、グローバルなウェビナーツール市場は20億ドル規模に達し、2025年までには44億ドルを超えると予想されています。B2Bマーケティング担当者の7割以上が質の高いリード獲得に繋がると評価するなど、その効果は高く評価されています。
さらに、最大100言語の同時通訳機能を備えた最新ツールも登場し、世界中の視聴者とのコミュニケーションも可能になりました。グローバル化が進む現代において、ウェビナーの役割はますます重要になると考えられます。
ウェビナーツールの最新トレンド2024
インタラクティブ機能の強化
単なる一方向の情報提供にとどまらず、視聴者とのインタラクションを高める機能拡充が進むでしょう。リアルタイムのQ&Aやアンケート機能、投票機能などが一層使いやすくなると予想されます。
XRテクノロジーの活用
拡張現実(XR)技術を活用し、ウェビナー体験をより臨場感あるものへと進化させる動きが出てくるでしょう。講演者や視聴者がアバターを使ってウェビナー空間に入るなど、新たな体験が生まれる可能性があります。
マルチストリーミング対応の普及
ウェビナーをYouTubeなど、複数のプラットフォームで同時に配信する「マルチストリーミング」に対応するツールが増えると見られます。視聴者層の拡大やマーケティング活用などが期待されています。
AIアシスタント機能の強化
ウェビナーのコンテンツ生成や編集作業を効率化するAI機能の進化が予想されます。また、AIが質疑応答を代行するなど、ウェビナー運営における人的作業を軽減する機能拡張も期待できるでしょう。
グローバル対応の充実
言語や字幕対応、タイムゾーンの違いなどへの配慮から、グローバルなウェビナー開催環境の整備が促進されると考えられます。多言語サポートや自動翻訳機能の強化などが見込まれています。
セキュリティ強化と規制対応
ウェビナーコンテンツの不正な流出対策や、GDPR・CCPA対応など、セキュリティや法制度への対応力強化が求められるトレンドにあります。ウェビナー活用が進む一方で信頼性確保が重要な課題となっています。
ウェビナーツールと関連のあるソフトウェア
ウェビナーツールに関連のあるソフトウェアについては、以下のカテゴリーが挙げられます。
動画配信プラットフォーム:ウェビナーだけでなく、動画コンテンツの配信や管理ができるツールやプラットフォームのことです。
オンラインイベント・展示会プラットフォーム:ウェビナーに加えて、オンラインでの展示会や交流会などができるツールやプラットフォームのことです。
イベント管理:ウェビナーの企画や告知、参加者管理などができるツールやプラットフォームのことです。
Web会議システム:インターネットを介して遠隔地にいる相手と音声やビデオなどの情報をリアルタイムにやり取りできるツールです。
【規模別】ウェビナーツールの人気おすすめランキング
ウェビナーツールの高評価ランキング
製品名 | スコア | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|---|
ON24 | 4.5 | 4.6/5点 | 57件 | 要お見積り |
ネクプロ | 4.3 | 4.3/5点 | 26件 | 要お見積り |
FreshVoice Webinar | 4.3 | 4.2/5点 | 4件 | 要お見積り |
EventHub | 4.2 | 4.2/5点 | 9件 | 要お見積り |
※上記のランキング表は、2024年9月20日時点の「ウェビナーツールの高評価ランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
中小企業で人気のウェビナーツールランキング
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
ON24 | 4.9/5点 | 18件 | 要お見積り |
FreshVoice Webinar | 4.5/5点 | 3件 | 要お見積り |
Remo | 4.3/5点 | 5件 | 24,000円~ / 月額 |
EventHub | 4.3/5点 | 5件 | 要お見積り |
※上記のランキング表は、2024年9月20日時点の「中小企業で人気のウェビナーツールランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
中堅企業で人気のウェビナーツールランキング
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
ON24 | 4.5/5点 | 19件 | 要お見積り |
Remo | 4.3/5点 | 3件 | 24,000円~ / 月額 |
Zoom Webinar | 4.2/5点 | 65件 | 0円~ / 月額 |
ネクプロ | 4.2/5点 | 7件 | 要お見積り |
※上記のランキング表は、2024年9月20日時点の「中堅企業で人気のウェビナーツールランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
大企業で人気のウェビナーツールランキング
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
ON24 | 4.4/5点 | 18件 | 要お見積り |
Zoom Webinar | 4.3/5点 | 49件 | 0円~ / 月額 |
ネクプロ | 4.3/5点 | 8件 | 要お見積り |
V-CUBE セミナー | 3.9/5点 | 11件 | 要お見積り |
※上記のランキング表は、2024年9月20日時点の「大企業で人気のウェビナーツールランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
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