非公開ユーザー
不動産開発|社内情報システム(CIO・マネージャ)|1000人以上|IT管理者|契約タイプ 有償利用
幅広い用途で利用できる
PaaSサービス,ノーコードWebデータベース,コラボレーションツール,ローコード開発ツールで利用
良いポイント
kintone単体(標準機能の明)でできることは相対的に少なくなっているが、その分操作系は至ってシンプルに統一されている。特に便利な点はレコードごとにコメント機能があること。これによりコミュニケーションの手間が大幅に減り、共有しやすく、履歴も追いやすい。
標準機能も毎月アップデートされ進化し続けているが、豊富なプラグインや他社サービスを組み合わせることでノーコードでシステム開発が可能になっている。またJavaScriptによる拡張も容易で多少の知識は必要になるがローコード運用により痒い所に手が届く開発もできる。
各種サポートも充実し、ネット上の記事やオンラインセミナーなどをとおして、kintone活用に関する知識は取得しやすいと思う。
改善してほしいポイント
標準機能の改善も毎月行われているものの、組織選択フィールドではソートができないなど、なぜできない?と思える点や、アプリ間のデータ連携や、絞り込みプルダウンなど標準で盛り込んで欲しい点はまだまだ多い。
また、一覧表示における編集機能は一々レコード毎に編集・登録ボタンを押す必要があり、この点だけで「Excelの方が便利」と言われてしまう場面も多いため、もう少し柔軟にできると良い。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
当社では主に営業用の情報共有・申請管理ツールとして利用を始めたが、その便利さにより全社での活用まで拡大している。Excel+メールで運用していた業務の多くをアプリ化して、kintoneのみで運用するように変えたことで、常に最新の情報を簡単に確認できるようになった。
特に社内ではすべてkintoneで情報共有を行い、必要に応じて所定のフォーマットに出力(プラグイン利用)もできるため、社外とのコミュニケーションも改善することができている。
また、他のクラウドサービスとの連携により、kintone内のデータをBIツールの分析に利用することや、チャットツールを介したkintoneデータの出し入れを行うなど様々な利用方法を行っている。
検討者へお勧めするポイント
業務の理解ができていればアプリ化は容易。社員に使ってもらうようになるための努力は相応に必要だが、理解が広がれば後退することは無く、開発⇒改善の連続はなんとも楽しい時間ともいえる。
導入している拡張機能