非公開ユーザー
情報通信・インターネット|プロジェクトマネージャ|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
社内の開発工数を使わずに様々な施策が実施できる
ローコード開発ツール,カスタマーサクセスツール,LTV分析ツールで利用
良いポイント
自社では新しい施策を試す際、いつもネックになっていたのが開発リソースの不足。エンジニアに依頼するとどうしても優先順位の関係で時間がかかってしまい、なかなかスピーディーに試作を進められないのが課題でした。そんな中で導入したのがOnboardingです。ノーコードで利用できるため、エンジニアにお願いせずとも自分たちだけで試作を動かせる点が本当に助かりました。初めは機能がシンプルすぎるのでは?と思いましたが、実際にはHTML埋め込みなど柔軟な使い方もでき、必要十分以上のことができる印象です。
特に良いのが、A/Bテストの仕組みをOnboarding自体が持っていること。自社で使っているAdobe Analyticsとも連携でき、Onboarding上でテストを走らせつつ、自社の基盤で分析できるのは大きな強みだと感じました。これまで曖昧になりがちだった施策効果の検証が正しくできるようになり、社内の合意形成もスムーズになったのは大きいです。
総じて「スピード感」「工数がかからない」「効果検証ができる」という3点で満足度は高く、同じようにリソースに課題がある企業にはおすすめできるツールだと思います。
改善してほしいポイント
総じて大きな不満はなく、概ね満足していますが、強いて挙げるとすればUI面のカスタマイズ性でしょうか。特にフローティングやアイコンのデザインをもう少し柔軟に変更できると、自社サービスのトーン&マナーにより馴染ませやすくなると思います(カラーは柔軟にできるので、浮くようなデザインになることはない)。利用体験そのものには大きな支障はないのですが、細部の見た目を整えられることで、エンドユーザーにとっても一層自然な導入体験が提供できるのではないかと感じます。とはいえ、Onboardingは日々アップデートが行われているので、今後のアップデートに期待しています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
当社のサイトは、自社特有のフローや表現が多く、ユーザーが途中で迷って離脱してしまう点が大きな課題でした。特に広告予算をかけて集客している中で、そのような離脱が発生するのは非常にもったいないと感じていました。そこでOnboardingを導入し、ユーザーの行動を適切にナビゲートすることで、離脱ポイントを解消しました。また、CVの動機づけにも活用してます。その結果、体験全体がスムーズになり、ユーザー満足度の向上につながっています。実際にABテストの検証でも、特定のKPIで最大110%改善という成果が出ており、定量的にも効果を確認できました。リソースをかけずに施策を回しつつ確実に成果を積み上げられる点は大きなメリットです。
検討者へお勧めするポイント
Onboardingは、開発リソースに依存せずスピーディーに試作や改善施策を回せる点が最大の魅力です。ノーコードで直感的に操作できるため、マーケティングや企画担当者でもすぐに活用できます。また、ABテスト機能や外部分析基盤との連携により、効果検証までワンストップで行えるのも大きなメリットです(この部分は開発の知見がある方がいた方が良いと思います)。UI改善やユーザー体験向上を効率的に進めたい企業に特におすすめできるツールです。
AI機能についてはまだ本格的に活用していない段階ですが、試用した範囲では精度が高い印象を受けました。当社は事業上センシティブな内容を扱うことが多く、活用にあたっては慎重な検討が必要でしたが、生成結果は社内レビューでも問題ないと判断され、承認を得られた点は大きな安心材料となりました。今後の実装・活用に期待しています。
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