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(株)コベルコE&M|専門(建設・建築)|その他の設計|1000人以上|導入決定者|契約タイプ 有償利用
良いポイント
世の中に多数あるタレントマネジメントシステムは、人材データの分析・活用、人事評価、人材の最適配置、など全社的な人事情報の管理・活用に役立つが、skillnoteは現場における技術の力量評価に特化して、広範囲な力量をきめ細かく、可視化して取り扱うことができる点が良い。
①各技術者の育成計画を立て、②計画的に教育・資格取得・OJTを行い、③定期的な振り返り・評価して、④改善に反映、と人材育成のPDCAフロー全般を網羅的に管理・支援することができる。
その結果、1)個人の力量を定量的に一元管理でき、2)個人の強み・弱点を容易に分析でき、3)そのデータを用いて各人の育成に関する部下と上司の会話が活発化できる、といった効果を期待しています。
また、ISO9001の力量管理と統合した管理が可能で、それによる業務負荷軽減も期待しています。
改善してほしいポイント
当社では既存の人材データベースシステムがあり、そのデータを継続利用したいとのニーズがあった。既存のデータベースにはデータをCSVファイル形式で出力する機能があったので、skillnote側がCSVファイルを読み込んでデータをアップロードできればデータの継続利用が可能となる。しかし、一部のデータはアップロードできず、スムーズな移行にはならなかった。
アップロード機能の改善の相談に乗っていただき、機能改善に対応していただけるとのことで今は対応待ちです。
また、本人が入力したデータの承認機能については、承認フローや承認者の設定が簡易的で物足りない。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
以下の目的達成のため、skillnoteを導入しました。
① 自身の技術レベル(力量)の立ち位置が明確になる。
② 自身の成長が可視化出来、モチベーションがアップする。
③ 自身が目指すべき姿とその達成方法(キャリアパス)が明確となる
④ 技術習得評価が上司の「感覚」から脱却し、統一された基準で評価できる。
⑤ 分析ツールを活用する事で、人材育成に関する上司と部下のコミュニケーションが活性化する
⇒①~⑤:若手の技術力向上、若手の離職率の低減
⑥ 組織の保有技術が可視化され、重要な技術習得の計画的継承、及び、強み、弱点が明確となる。
⇒技術継承、事業縮小のリスク低減、注力事業の展開加速
現在は、まず2部署に導入し、今後順次導入部署を増やす計画です。
検討者へお勧めするポイント
技術系のスキル管理に向いていると思います。
skillnote導入と並行して、技術力評価(スキル評価)の評価基準を明確にすることが必要です。