良いポイント
医療機関にて利用しております。
システムに携わる人員が大変少なく割り当てられがちな医療現場ですが、俗に言うICTツールは目まぐるしい勢いで増えてきております。何もかもがシステムシステム~と言われる現在、SKYSEAが入っていることで、院内に数百台ある端末を利用している医療者の今回答が欲しい事(パソコンがおかしくなった・カルテのココがわからない)に、大変スムースに回答できるようになっております。ログや画面録画を記録しておくことで、電話の向こうの方々の「やっちまった!」を「大したことないですよ安心してください」と持っていくことができるようになりました。
全端末へのファイル送信やインストールプログラムの展開、節約指示が院長からあれば、端末のシャットダウン時間の即時変更設定、障害等の急なアナウンスが必要なときも、SKYSEAのメッセージ機能を使っての強制全台配信。なくてはならないツールになっております。
改善してほしいポイント
医療機関では、とても多くのシステムが1台の端末に相乗りしており、その管理も一律ではなく、いつも苦労しております。
20個もある任意登録項目を使い、動的にグループ分けする仕組みは既に利用してはおりますが、「気軽に・一時的に」1台1台に対してのタグ情報といったものを設定する事はできず、毎日の仕事の中で作業途中で忘れていってしまう事がよくあります。できることが多すぎて、正直本当に、昨日何をしていたのか忘れてしまいます。備忘録的な事を可能とする何かしらのメモ機能と、そのメモを全文書検索できる仕組みが欲しいところです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
端末1台のメンテナンスだけとっても、導入前に当たり前に行っていた、「端末の故障→回収→起動/再発→メンテナンス→Update等の追加のメンテナンス→再配置」のループ作業が、大変楽になりました。
リモートメンテナンスがすぐに可能(作業中相手に画面を触らせない)なので、回収頻度が下がりました。
マシンスペックが悪いものを事前に入れ替え更新等ができるようになったので、故障頻度も下がり、起動にかける時間も減りました。
Update等についてもサーバ配信かけることで、任意のタイミングでできるようになりました。
医療機関で700台近くの端末を利用しておりますが、端末の修理屋さん専業を辞めることができるようになったので、2名の常勤で回すことができております。1人以上の人件費をカバーできていると感じます。
検討者へお勧めするポイント
中規模病院以上の医療機関においては、必須といっても過言ではないクラスに活躍してくれるツールです。
利益主義ではない病院においては、導入にかかる費用が高額なところが気がかりではあるのですが、最近はやりの「タスクシフト」を人からシステムへも考慮されるとした場合、間違いなくシステムに携わる方の仕事を大幅に楽にしてくれるツールです。結果として、他への力を入れることができ、病院への貢献度もあがります。導入支援も丁寧で、入れた後も投げやりではありません、営業さんも相談には常に応じる姿勢を見せてくださっており、高額な商品ならではの手厚いサポートも受けられている実感はあります。