この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
まず、マルチプラットフォーム、すなわちWindowsおよびMac両OSでほぼ同一の操作体系で利用することができるのが大きなメリットです。編集者の場合ですが、両方の環境に精通していることが求められることがあり、中でも画像処理関連は欠かせないポイントとなりがちです。その際、Photoshopなどを安価にマルチプラットフォームで利用できるAdobe Creative Cloudは欠かせないツールではないでしょうか。
また、Adobe Creative Cloudには、契約プランの選択肢が複数あります。PhotoshopやIllustratorなど、いわゆるAdobeソフトウェアすべてを利用する契約を選ぶと月額5680円となり、自営業者や編集者個人などが契約するには、金額的な負担が大きい場合があるかと思います。そこでフォトプランを利用することで、使用できるソフトウェアがPhotoshopやLight roomなどに限定されるものの、月額980円と格安で利用できます。画像処理中心でDTP系ソフトウェアを使う必要が無いという前提条件であればこのプランで始めることがお得だと思います。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
フォトプランの場合、Creative Cloudの利用スペースの初期設定が20GBとなっており、大きめなサイズの画像を取り扱うとあというまに一杯になってしまうことがあります。もちろん追加費用を支払えば増量可能ですが、可能であれば初期設定を100GB程度に料金維持のままで増量することをAdobeにはぜひ検討してほしいと思います。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
Adobe Creative Cloudでは、一アカウントで2台のPCで利用可能であることが大きなメリットです。
メインの作業用PCとモバイルPCにインストールしておくことで普段は快適な大画面かつ高速処理が可能なメインPCで作業を行い、打ち合わせの際はモバイルPCを持参することで、クライアントの前で先方のオーダーにあわせて現場で画像修正を行うことが可能で大変便利でした。なお、Adobe Creative Cloudを同一アカウントで2台以上のPCでの同時使用は不可能なのでその点は認識しておくことが重要です。また、3台目以降のPCで使用する際は、他のPCからログアウトする必要があります。
検討者にお薦めするポイントがあれば記入ください
繰り返しになりますがCreative Cloudには様々なプランがあるが、多くの人にとってはフルサービスのものは個人で契約するには高額なプランではないかと思います。そこで画像関連の編集作業者向けに限定されますが、安価なプランの選択肢としてフォトプランをぜひ検討してみてもらいたいと思います。