非公開ユーザー
農林水産|社内情報システム(開発・運用管理)|100-300人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
SaaSアカウント・ITデバイスの適正管理とシャドーIT対策
良いポイント
・例えばGoogleWorkspace(GWS)をメインとしてユーザー連携する場合、GWSのユーザーをジョーシス上で登録し、その後に必要なSaaSアカウントもジョーシス上で登録することができるため、複数のSaaSへ個別のログインすることなくユーザー登録することができる。同様に停止・削除も可能。(ただし、登録・停止・削除はできず、参照しかできないSaaSもある)
・ジョーシスのアップデートは月1回ほどで、頻度も多いと感じる。自社では使っていないものがほとんどだが、連携可能なSaaSがどんどん増え、今後に期待できる。
・サポートはSlackを推奨しているようで、利用者側がSlackを使う前提であればレスポンスも良く手厚いと思う。
改善してほしいポイント
・シャドーIT(社内管理者が把握していないSaaS系サービス)を検知してくれるが、無視したいものがほとんどなので、除外設定ができると見やすくなる。
・ITデバイスのステータスをより細かく利用者側で設定できるとよい。(今は用意されたものを選択式)
・削除漏れの表示だけでなく、必須利用のSaaSアカウントを発行していない場合もワーニング表示してくれるとよい。
・ユーザーとひもづけないとITデバイスを「利用中」にすることができない。実際には部内共有PCのようなデバイスがあると、それ用のユーザーを登録しなければならず、追加料金になる。
・実際にSlackで他企業の質問や意見を見ていても、機能的にはまだまだ改善の余地があるので、今後のアップデートに期待したい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
・今まではアカウント台帳・ITデバイス台帳をスプレッドシートで個別管理していたため、退職時などにSaaSアカウントの削除漏れや、台帳の更新漏れが発生していた。ジョーシスではアカウントとITデバイスがひもづいた状態で管理されており、対応漏れがあると「要対応」として表示してくれるため、漏れがなくなる。
・また、会社のアカウントで個人が登録&利用しているSaaSもシャドーITとして検知可能で、今までは把握できずどうしようもなかったが、退職時に削除を促すことでセキュリティリスクの低減にもつながる。
・台帳が適切に更新されていないデバイスがあり、誰がどのデバイスを保持しているかが管理できていなかったが、ジョーシスで一元管理することで、部員で正しい情報を共有することができるようになった。
・SaaS毎に管理者を設定できるため、人事部門にもジョーシスを使用してもらい、人事系のSaaSは人事部門でも管理できるようになった。同じ情報を関係部門で共有することで、業務の無駄がなくなった。
検討者へお勧めするポイント
ジョーシスは、どうしても無くてはならないものではないが、あると非常に便利なサービス。
異動が少ない企業の場合、単純に費用対効果を考えると厳しい面もあるが、トライアルで良さを感じて欲しい。
試しに今の台帳からジョーシスにインポートすると、アカウントかITデバイスか、何かしらミスが見つかると思う。
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