良いポイント
勤怠システム変更前はオンプレミスの(有名な)勤怠管理システムを利用していましたが、サーバのメンテナンス・バージョンアップ・クライアントソフトのインストール・打刻機へのネットワーク配線など、本来の目的(勤怠打刻・管理)以外のところで多くの労力がかかっていました。
その点KING OF TIMEはクラウド完結・ブラウザのみあれば利用・管理できるので、本来目的に注力することができます。
必要に応じて打刻機でICカード打刻なども併用可能なので、いろいろな業態・勤務形態に対応できるのも良い点だと思います。
改善してほしいポイント
画面UIがやや独特で、表示させたい画面を出すのにどこのメニューを押せばよいのかわからないことがあります。
慣れといえば慣れなのかもしれませんが、最初のうちは戸惑うことがあるかもしれません。
とはいえ、多くのユーザは打刻・スケジュール確認・変更申請 くらいができれば良いので、一部の管理者・労務担当者以外で問題になることはないと思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
オンプレミス運用にまつわる様々な課題からの解放(サーバ運用、メンテナンス、バージョンアップ、ネットワーク など)
(打刻装置のなかった)事業所外勤務の勤務時間も含めた勤怠の一元管理ができるようになった
検討者へお勧めするポイント
クラウドサービス全般に言えることですが、旧来型のインストール型ソフトウェアと比較すると、あまり細かな設定ができない場合もあります。
勤怠管理のあり方は各社それぞれあると思いますし、現在利用している勤怠システムでできることに最適化されてしまっているケースもあるかと思います。
「今の勤怠システムでできていることを全て実現するクラウドシステムを探す」ことに終始してしまうと、足りないものばかりに目がいってしまいます。
自社にとって必要な最低限の機能は何か?あればなお良し(でも妥協可能)な機能は何か?を整理し、労務管理の在り方を含めて議論いただくことが重要かと思います。(どんなシステムにも言えることですが 笑)