良いポイント
ビジネスアプリケーションの一元管理が良い
Microsoft 365との併用で利用中。これまではチャットはLINEかSkype、データ共有は自社設置のNAS、オンライン会議はzoomと別々のサービスを使っていたが、Teamsの利用により一元管理することができた。
なんと言ってもMicrosoft officeとの連動が素晴らしい。Teams内のofficeデータのほとんどはダウンロードすることなく同アプリ内で問題なく閲覧できる。PowerPoint の複雑な編集作業は専用アプリが良いが、開く際にアプリで開くを選択することで連動するので手間が少ない。また保存も自動的にteams内のデータをアップデートしてくれる点が良い。
オンライン会議とプロジェクトスレッドの併用が便利
会議とスレッドが同Team内で管理できるため、会議前後のチャット式の情報交換がわかりやすい。会議資料も同Team内に保管できるため、そのままデータのクラウド化できる点も良い。
改善してほしいポイント
1. モバイル版に比べ、Windows版のチャット機能の使い勝手が非常に悪い。
まず、最近のアップデートでようやく相手のコメントへの「返信」ができる様になったのは良いが、その引用をクリックしても相手のコメントにジャンプしない。モバイル版ではジャンプするのにWindows版で出来ないのはなぜ?
次に、チャットやteam内の投稿の検索がしにくい。全てのチャットからの検索しかできない。LINEの様にチャットごとの検索機能をつけて欲しい。
最後に、検索結果で、その書き込みだけが表示され、再度クリックしないと該当チャットに行けないのが不便。単純にチャットの流れのそのコメントにジャンプして欲しい。
同じMicrosoft製のwindowsよりも別会社のiPad OSやAndroid上の方が使いやすいのが残念。
2. PDF表示がイマイチ。
teams内のOfficeの表示は素晴らしいのに、PDFになると途端に再現度が低くなるのが残念。縦スクロールのみで、見開き表示ができない、レイアウトが崩れるなど。PDFこそ閲覧のみで終わることが多いので、複雑な編集機能までは要らないが、Teams内での表示機能を改善して欲しい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
1. Emailの見落としが格段に減った
大量のEmailからの見落としによるトラブルが多かったが、プロジェクト毎のTeamがあり逐次情報共有できるため、Emailの利用頻度が減り、見落としも少なくなった。
2. データのクラウド化および会議録画の管理が容易になった
フォルダ型のクラウド管理だと、どうしても各自のディバイス保管が全員に徹底できていなかったが、TeamsとSharePointを併用することにより、ファイル共有や会議録画データの管理と共有が容易になり、異動時の引き継ぎもスムーズになった。
検討者へお勧めするポイント
複数のビジネスアプリ併用による不満を感じている方には、Microsoft teamsへの乗り換えをお勧めします。