良いポイント
契約書のレビューだけでなく、日常のちょっとした法務相談も気軽に投げられるのが便利です。これまでは「顧問弁護士に聞くほどでもないかな」と自分たちで調べていた内容も、Nomarisにはそのまま相談できます。
特に、単に「問題があります」と指摘するだけでなく、なぜ問題なのか、実務上どの程度気にすべきか、どう直せばよいかまで具体的に返ってくるのは助かります。ChatGPTだとここまで気が回らないなと...契約レビューも修正案まで出してくれるので、そのまま相手方とのやり取りに使いやすいです。電子署名もそのままできてしまうので、ずいぶん楽になりました。
画面もシンプルで、法務ツールに慣れていないメンバーでも比較的迷わず使えています。
改善してほしいポイント
現時点でも日常的な契約レビューや法務相談には十分使えていますが、むしろやや高機能すぎるので、慣れるまでは少しだけ時間がかかりました。(この値段でこれだけ提供してくれるのもすごいですが...)
今後法務だけでなく労務や経理領域も対応してくれるとより助かるなと思っています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
これまでは契約書が届くたびに、まず社内で内容を確認し、分からない点を調べ、それでも判断できない場合は外部の弁護士に相談していました。そのため、1件の契約確認に数十分〜1時間程度かかることもあり、確認待ちで案件が止まることもありました。また、弁護士先生もなかなかのお値段がしていたので、気軽にご相談しづらいというネックがありました。
Nomarisを使い始めてからは、まずNomarisに契約書を入れて論点と修正案を確認できるため、社内での一次確認がかなり短くなりました。簡単な案件であれば、以前30〜60分程度かかっていた確認が5〜10分程度で済むこともあります。
また、弁護士に相談する場合も、事前に論点が整理されているため、相談内容を絞りやすくなりました。法務の時間削減だけでなく、契約確認を理由に事業側のスピードを落としにくくなったことが一番のメリットです。
検討者へお勧めするポイント
「法務専任を置くほどではないけれど、契約や法務相談はそれなりに発生する」という会社には特に合うと思います。顧問弁護士に毎回聞くほどではない内容でも、とりあえずNomarisに投げて整理できるので、心理的にもかなり使いやすいです。
実際、使い始める前は「AIの法務レビューでどこまでできるのか」と半信半疑でしたが、想像していたよりも具体的で、修正案までそのまま使えるケースが多かったです。逆に、重要な案件は人や弁護士が最終確認する前提で使うのがよいと思います。
まずは普段使っている契約書を数件入れてみると、自社でどこまで使えそうか、感覚をつかみやすいかなと思います。

生成AI機能へのレビュー
Nomarisの生成AI機能の一番のメリットは、契約書の内容を読んで終わりではなく、その場で論点整理から修正案の作成まで進められることです。以前は契約書を確認しながら、気になる条項を自分で調べたり、弁護士への質問事項を整理したりする必要がありましたが、Nomarisでは契約書を入れると重要な論点を整理し、理由と具体的な修正案まで提示してくれるため、初動がかなり早くなりました。
また、「この条項は受けても大丈夫か」「相手からこのように言われたがどう返すべきか」といった、正解が一つではない相談を自然な言葉で聞ける点も使いやすいです。専門的な法務知識がなくても、次に何をすべきかが分かるようになったのは大きなメリットでした。
一方で、生成AIなので、重要な案件や特殊な取引については回答をそのまま鵜呑みにせず、最終的には人が確認する必要があるかなとは感じています。とはいえ、従来ゼロから確認していた作業を、まずAIで80点程度まで整理してから人が判断できるようになり、契約レビューや法務相談にかかる時間と心理的なハードルの両方が下がりました。