Asanaは、Facebookの共同創業者で技術責任者だったダスティン・モスコビッツが「世界のチームが容易に協力しあえるようにし、人々の豊かな未来に貢献します。」というミッションを掲げて2008年にサンフランシスコに設立した最先端テックカンパニーです。
Asana は、小さなプロジェクトから戦略的イニシアチブまで、チームのあらゆる仕事の整理および管理をサポートしています。業務効率や生産性を高め、チームコミュニケーションを円滑化し、仕事の質とスピードを高めることを目標としたツール「Asana」を2012年から提供、現在では世界 195 か国で有料サービスをご利用の組織数は 7 万以上、国内でも1200社を超え、企業が無料サービスをご利用の組織数は数百万にも及びます。
ダスティンはFacebook創業者であるマーク・ザッカーバーグの大学時代のルームメートであり共同ファウンダーですが、Facebookの技術責任者として多数のプログラマーのチームをまとめておりました。ダスティンは創設当時長時間働きづめだったり、その後自分で立ち上げた会社が上手く行かない時期があったりと、多くの苦労話をなメディアを通して話しています。これだけ優秀なメンバーを集めても仕事やプロジェクトが大きくなるに従って、仕事の範囲や責任、進捗の確認、プロジェクト間の調整、さまざまなツールでのやり取りなど、「仕事のための仕事」に占める割合が膨大であり、企業やチーム、個人のコラボレーションや生産性を大きく妨げる要因を解決するために日々奮闘していたのです。
Asanaでは、まさに当時Facebookで直面した課題を解決しようとチャレンジしています。それはシリコンバレーのテックカンパニーや、エンジニアリングやソフトウェア開発といった職種に限られることはありません。さまざまな業種業態の仕事、世界中の国々でも同じ課題が存在するのです。
現代では、優れたデバイスや電子メールやチャットツールといったさまざまなコミュニケーションツールがビジネスの場で主に活用されることで、そのメッセージの数は指数関数的に伸び続けています。にもかかわらず、従業員の生産性の伸びが全く追いついていません。多くの人が日々さまざまなチャネルで発生するメッセージや依頼事項、確認事項、突然の仕事、進捗会議や調整事項に対応をするだけで、全体の仕事の6割以上の時間を費やしているのです。
そのような生産性の低下をもたらし、日々ストレスを抱える個人やチーム、企業の課題を解決するために必要だったのが「ワークマネジメント(仕事管理)」というアプローチであり、ダスティンはAsanaというツールをつくり、それを事業化したのです。
Asana は、小さなプロジェクトから戦略的イニシアチブまで、チームのあらゆる仕事の整理および管理をサポートしています。業務効率や生産性を高め、チームコミュニケーションを円滑化し、仕事の質とスピードを高めることを目標としたツール「Asana」を2012年から提供、現在では世界 195 か国で有料サービスをご利用の組織数は 7 万以上、無料サービスをご利用の組織数は数百万にも及びます。UberやAirbnbといったハイテク、ソフトウェア企業はもちろんのこと、ナショナルジオグラフィックやViessmann、エアフランス など世界の名だたる企業が すでにAsana を利用しており、会社の目標やデジタル変革から製品リリースやマーケティングキャンペーンまであらゆる仕事を管理調整をご支援する次世代のスタンダードソリューションです。Google、Asana、Slackを総称してGASといわれるような新しい仕事管理の常識が日本にも登場しました。
日本国内でもすでに日経新聞社、全日空、JAL、サイバーエージェントといった最大手のお客さまから、スマートキャンプ、キャンサースキャン、スマートニュースと言った日本のホットな急成長企業、事業承継のデジタルトランスフォーメーションする老舗の企業まで、全ての仕事の質を向上し、企業組織、そして個々の仕事の質と効率を高めイノベーティブな仕事に集中できるためのワークマネジメントを実践しています。
Asana と Sapio Research は共同でアンケートを作成し、オーストラリア、ドイツ、日本、ニュージーランド、英国、米国の 10,223 人のナレッジワーカーと呼ばれる知識労働者の行動と意欲を調査しました。アンケートに参加した世界中のナレッジワーカーは、1 日の仕事の 60% を専門的なスキルを生かす仕事ではなく、仕事の調整 (プロジェクトの進捗確認、情報の検索、仕事の優先度の変更など) に費やしていることがわかりました。
* 従業員の勤務時間の大部分 (60%) は仕事の調整に費やされており、戦略策定に使える時間はわずか 13%、技術を要する専門的な仕事に使える時間は 27% にとどまっています。
* 3 分の 1 近くの従業員が常態的に残業をしており、その主な理由は頻繁なメールや通知への返信です。他の理由として、予期せぬ会議や、チームメイトの意見を聞いたり承認を得たりするための連絡が挙げられています。
* アンケートの回答者は、会議の 3 分の 2 は不必要だと考えています。
* 従業員は勤務時間の 10% 以上、つまり毎週 4 時間 38 分を、すでに完了しているタスクに費しています。これを 1 年間で総計すると、200 時間以上を重複したタスクに費やし、時間を無駄にし効率を低下させているということになります。
* 自分の仕事が組織の目標やミッションの達成にいかに貢献しているかを明確に理解していると回答したのは、半分以下 (46%) でした。
「コミュニケーションやコラボレーションを行う方法はこれまで以上に存在しますが、ほとんどのチームはメールやスプレッドシートなど、仕事を同期するためには設計されていない時代遅れのツールをいまだに使用しています。」と Asana CEO の Dustin Moskovitz は述べています。「その結果、自分が専門とする仕事に携わるのではなく、仕事の調整や管理に時間を費やすことになります。Asana は、今こそがチームが業務プロセスを合理化し、仕事の調整方法を改善する絶好の機会だと信じています。最終的に、自分にとって最重要な仕事に集中するための貴重な時間を取り戻すことができるのです。」
Asana はグローバル企業が仕事を管理し、従業員のエンゲージメントと効率を高める方法を変革することに貢献しています。私たちは既存のそして将来のお客さまとミッションを共有し、共働し、お客さまがそれぞれの目標を達成しながら生産性とワークライフバランスを向上させ、新たな価値創造と顧客エンゲージをできる変革を支えるお手伝いをすることをとても楽しみにしています。