良いポイント
会社の業務情報管理などでほとんどの人達はデータを管理するさいにExcelを利用するところから始まると思います。
しかし数年を経過すると情報量が多くなり、Exceが重たくなったり、複雑な条件の集計や抽出などでは時間が非常に必要となります。集計の手順も手作業とマクロの組み合わせも多く、やり直しの手間、毎月統計のような定型的な作業の手間など多くのコストが必要となります。
また数字の入力を想定している列に文字が入っていたいするとうまく集計ができないことなどもよくあります。
特に会社で不特定多数の人が入力する場合等は問題が寄り多くなります。
その点Accessはデータベースソフトであるため、入力する値の型(数値、文字)桁数などの属性、または範囲指定などの制限をかけることができるのでデータの正当性が確保されます。
またデータ量にExcelとは比較できないほどの量を管理可能であり、かつクロス集計などをはじめ異なるテーブル(Excelのシート)でデータ結合などがも非常に簡単にでき、かつそれを手続き(仕組み)として登録可能であるため、ボタン一つで必要な情報を取り出すことができ、再現性、迅速性などが確保出来ます。
改善してほしいポイント
もう少しユーザフレンドリな用語などを使用することで、データベースの知識が無い人でも使用しやすくして欲しいと思う。
また、修正した履歴なども保存できるなどの利便性が向上すればより良いと思う。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
仕事では定型的、定例的に情報を出力するものと、その場で即時欲しい情報などがありますが、その様な色々な場面で以下の様な点で非常に問題発生を抑止することができるようになった。
・複数人でデータを入力する際の入力データの正当性の確保
・大量データの登録におけるデータの保全性の確保
・集計処理などの手作業の削減によるミス、保守性の高さ
Excelの場合は異なるBooKとの情報連携などが暗黙的なフォルダ配置に依存するものがデータベースになることにより一つのオブジェクトで管理できることなどで上記の様な問題解決に繋がっている
検討者へお勧めするポイント
Excelは簡単にはじめることができるが、一定以上の量のデータを管理する場合には限界があるので、大量データ、データの利活用を長期的に考える場合は最初からAccessにすることが良いと思います