良いポイント
優れている点・好きな機能
・同じ画面上でビジネスチャットから通話、MTGセットまでできるため、対顧客や対パートナーに対するコミュニケーションチャネルとしては秀逸。
・各チャンネルに投稿したファイルを別タブで一覧管理できるため、「あの時提出済みの資料です(URLリンク)」のようにエビデンスが残しやすい。
・顧客を招待するときに許可するチャネル(例:共有チームでの会話はOKだが、DMは不可等)を選択できるため、顧客とのコミュニケーションのレギュレーションに合わせて招待側が環境を設定できる。
・既読したかどうかがわかるのが地味に便利。特に対顧客コミュニケーションではかなり役に立っている。(未読設定機能もあるので、逃げ道もある)
・2段階認証がかなりしっかりしているため、セキュリティに対する意識は高いです。その分毎度ログアウトすると面倒ですが笑
改善してほしいポイント
・弊社が社内コミュニケーションツールにslackを使っていることもあり、それと比較すると「UIのわかりやすさ」「気軽さ(スタンプ等)」としては今ひとつ。
・「ピン留め」がピン留めとしての役割を果たしていない。slackのようなピン留めしたメッセージを掲示板のように遡る機能ではないのでガッカリ。
・本機能ではないのでいいですが、ファイルの版管理まではできないので、共有するファイルはPDF推奨です。可変的なものはGoogle Driveでの管理が最強です。
・メッセージの検索性はかなり弱いです。slackのようにスルスル探せないので、コミュニケーションが多発するような社内向けには適していないなぁ、というのがTeamsをサブチャネルとしてしか利用していない最大の理由かもしれないです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
・基本的に弊社ではお客様やビジネスパートナーとのコミュニケーションチャネルっとして採用しています。
「良いポイント」で言及した通り、シームレスにコンタクトからMTGスケジュール、共有ファイル管理までできるため、従来のメールチャネルよりも格段にスムーズかつスピーディーに応対できるようになりました。
・メッセージにおける重要性を3段階でフラグ立てできるので、コメント主の温度感がわかります。何気に役に立っています。
(もっとも、緊急の場合は2分間隔で20分間通知を受けることになるので、事前の取り決めが必要ですが…)
検討者へお勧めするポイント
チャネルの目的と求める機能・ポイントの優先度を予め定めた上で、導入を判断するといいと思います。
昨今様々なビジネスチャネルがあり、複数チャネルを運用している企業も多くないと思います。
用途によっては無償でもいいですが、有償で切り替える場合は既存チャネルとの兼ね合いや差分をよくトライアルしていただきたいです。