非公開ユーザー
電器|営業・販売・サービス職|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 無償利用
BIツールで利用
良いポイント
このツールの醍醐味は、データを見せるだけでなく、会議中に“その場で答えが出せること”だと思います。従来のExcelでは、グラフを作り直したり、フィルタを変更したりするたびに処理が重くなっていましたが、Power BIではスライサーを動かすだけで瞬時に全体のデータが連動して更新されるので、「この条件で見るとどうなる?」という問いにリアルタイムで対応できます。特に、経営層や営業チームとのディスカッションで、数字の前提を変えながら意思決定していく場面では、Power BIがあることでその場で仮説検証ができ、会議が“報告”から“決定の場”に変わりました。
改善してほしいポイント
Power BIは表示や分析のスピードが速く、見ているときの体験は非常に優れていますが、ダッシュボードを作成する段階では「どの設定を選べば意図したグラフになるか」が直感的に分かりにくいと感じることがあります。特に、新しい視点でレポートを作ろうとするたびに、フィールドやビジュアルの組み合わせを試行錯誤しながら進める必要があり、慣れるまで時間がかかります。今後は、AIが「このデータならこの分析パターンがおすすめです」と提案してくれる機能や、ドラッグ&ドロップだけで構成を自動調整してくれる作成モードがあれば、より多くのユーザーが自信を持って活用できるようになると思います。分析の価値が高いだけに、作成プロセスの直感性が向上することを期待しています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
Power BIを使うようになってから、レポート作成が「提出用の資料作成」ではなく、「その場で意思決定につながる分析」に変わったと感じています。特に営業成績や製品別の利益率を会議で確認する際、スライサーを数回クリックするだけで条件を切り替えて比較できるので、事前に何パターンも資料を用意する必要がなくなりました。Excelでは処理が重くなるようなデータ量でも、Power BIなら瞬時にグラフや指標が更新されるため、会議の中で「この条件ならどうなるか?」といった問いにすぐ答えられるのが大きな強みです。結果として、データの確認に時間をかけるのではなく、次のアクションを決める時間が増え、会議の質とスピードが明らかに向上しました。