良いポイント
Google Workspaceを導入しているため、当初は、Googleカレンダーを使用していた。rakumoカレンダーは、簡単操作のため、IT技術に不慣れな小規模組織に、特に適している。
Googleカレンダーでは、他のメンバーの予定を確認するためには、マイカレンダーに登録する必要がある。また、部門ごとの表示などの機能が無く、少々煩雑な操作が必要である。
優れている点・好きな機能と、その理由
・rakumoカレンダーでは、Googleでのグループ(メンバー)設定が引用されるため、部門ごとにスケジュール一覧が表示され、とても便利である。確認する人数が多い場合、Googleカレンダーでは表示が重なり見難いため、rakumoカレンダーの方が使い易い。
・Googleカレンダーと完全に同期しているため、rakumoキンタイで出勤・退勤の打刻をした後で、rakumoカレンダーに入力したユーザーの予定をGoogleカレンダー側で確認することができる。
・部門を超えたメンバーで参加するプロジェクトなどをグループとして登録すると、ワンクリックで対象者のスケジュールを確認することができ、とても便利である。
改善してほしいポイント
欲しい機能・分かりづらい点
・Google機能との識別が、もう少し判り易く、マニュアルなどで説明して欲しい。
・rakumoカレンダーの表示は、手帳のイメージ?で、「週表示と月表示」となっている。デフォルト画面は、週表示となっており、金曜日など週の後半は、右端の表示となり、少々確認し難い。「今日」の表示が、画面の中心となるような機能が欲しい。
・日報や日々気付いたブログなどの記入項目が欲しい。特に、営業職メンバーは、お客様訪問に対する日報などを作成するが、rakumoカレンダーとリンクして、情報入力ができると効果的だと思う。さらに、管理者向けに、記入内容の一覧表示があると、日報として利用でき、組織内の活性化につながると考える。
その理由
・Googleとの連携のため、ユーザーは、とても使い易いが、管理者が初期設定する際に、rakumo管理画面とマニュアルを参照しながらで、少々苦労した。
・rakumoカレンダーの登録の際に、場所設定機能から、rakumoケイヒとの連携ができる様になっているが、その機能を使い切れていない。設定事例の紹介説明などあると、さらに使い易くなると思う。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
Google Workspaceを導入するまでは、口頭連絡やメモ・書面での連絡であり、スケジュール情報の共有化が無かった。しかし、社員の勤務状態の客観的な把握のため、rakumoキンタイを導入すると、毎日rakumoを使用するため、いつの間にかボードやカレンダー機能を全社員が使い始めた。
解決できた課題・具体的な効果
・全社員のスケジュール管理意識が高まり、社内でのIT化が進み、情報伝達が活性化した。特に、外出日程・会議・会議室予約・来客などの日程調整が、非常にスムーズにできる様になった。
・外出中の社員の予定も確認することができるため、日程調整アクションが早くなった。
・過去の記録も、瞬時に確認することができ、確実な情報記録が可能となった。
・社内で全社員に普及し、毎日活用しているため、情報伝達に留まらず、今後は、事業貢献へのツールとして活用して行きたいと思う。
課題に貢献した機能・ポイント
・全社員が、rakumoキンタイを毎日使用することで、rakumoの機能に徐々に慣れて来た点が、最も貢献したと思う。
・また、有給休暇申請の結果がカレンダーに自動的に反映されるため、とても使い易い。
検討者へお勧めするポイント
・IT化が進んでいない組織や、数種類のソフトウェアを別々に使用しているユーザーの方々には、Google Workspaceを中心に統合したシステムとしての利用をお勧めします。
・セキュリティ対策面でも、Googleの機能を利用することができ、とても安心です。以前、社内メールでは、Outlookを使用していたが、迷惑メールやなりすましメールなどを受信して、対応に苦慮していたが、Gmailに変更してから、全く来なくなった。
・rakumoは、カレンダー機能の他に、勤怠管理・ワークフロー(稟議承認)・ボード(伝言板)・経費などの機能が、Googleと連携しており、費用対効果に優れたシステムだと思う。
・組織内のIT化を検討しているユーザーの方は、まずトライアル使用(プログラムのダウンロードなど一切不要です)にて、rakumoサイトにアクセスしてみて、機能に触れてみると良いと思います。また、初期設定で不明な点があれば、サポートセンターで、とても親切なアドバイスを受けることができます。
・弊社では、rakumoを導入して、約2年が経過しましたが、いつの間にか、社内のポータルサイトとなっております。