山本 範彦
丸三産業株式会社|繊維工業|会計・経理|300-1000人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
コストパフォーマンスの良さ簡単さで、はじめての導入におすすめ
RPAツールで利用
良いポイント
経理では会社の様々なデータを集約するため多くの資料を作成する必要があります。月次損益や営業実績、製造実績、会議資料など様々です。
RoboTANGO導入前このすべての資料は、会計や基幹システムのデータをもとに人手で集計したり、体裁を整えたりしていました。それぞれの資料作成には1日がかりになることもざらでした。ものによっては2日かかるものもあります。
このRoboTANGOでロボットを作成し自動化したところ、この作業が1時間足らずで完了するようになりました。
さすがにすべての作業を自動化することはできないのですが、人手とロボットをうまく組み合わせるだけで8時間の作業が1時間になるこのスピード感は、導入して一番メリットを感じたことです。また、ロボットのなので決められた作業は必ず決められたとおりに実行しますので、転記ミスなどの間違いも大きく減りました。
RPA導入において一番心配したのは、高いお金をかけたのに「使えなかった」とならないか?ということです。この点、RoboTANGOは月額5万円から利用でき契約も月単位のため、もしもの時のロスも最小限に抑えられることが導入への大きな足掛かりとなりました。
改善してほしいポイント
作成したロボットが上から下へずらりと並んでしまうことです。例えば100個のロボットを作ったら上から100個、リストで縦に羅列されます。作成したロボットが少ないうちはどのロボットに何をさせているかすぐに分かりますが、数が増えてくると作成したロボット同士の関係性や作業内容がすぐに分からないことがあります。検索機能があるので実行したい作業を記憶したロボットを検索することはできますが、ロボットの名前付けを工夫しなければすぐに見失ってしまいます。
特に複数人がロボットを作った場合は、自分の知らないロボットもリストに入ってくるので見分けがつきづらくなります。
この作成したロボットの管理をWindowsのディレクトリのようにグループ化したり、階層管理ができるとユーザーごとにロボットを保存したり、作業内容ごとに分けたりと運用管理が楽になると思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
今までは資料作成に8時間かかっていたところを1時間で終えるようになったため、空いた7時間で資料の内容分析にかけられるようになりました。資料を作るだけの時間は正直なにも成果を生み出しませんが、内容を分析する時間が多く取れるようになったことで、次月の経営計画や活動計画、現在の問題点を見つけたりなど、効果を生まない時間が効果を生む時間に変わりました。
また、月ごとや日ごとの決められた作業(毎日決まった時間に、インターネットから米ドルの仲値を取得して記録するなど)は、つい忘れてしまい翌日まとめて・・・ということがありましたが、RoboTANGOとタスクスケジューラを利用すれば、決められた時間に決められたロボットが忘れずに作業を実行してくれるため、「処理していなかった!」というミスをなくすことができました。
検討者へお勧めするポイント
システム開発未経験者でも、操作説明を受ければすぐに使えるようになります。私たちも数日で基本的な作業は使えるようになりました。また、RPAをはじめて導入したいけど失敗したくないという方にも、価格の安さと使いやすさ、継続性を考えた時に、RoboTANGOはとても有利なソフトだと思います。