森本 伸夫
森本商店|情報通信・インターネット|経営・経営企画職|20人未満|ビジネスパートナー|契約タイプ 有償利用
あまりに高機能で挫折しやすいCRM
CRMツール,名刺管理ソフト,SFAツール(営業支援システム),MAツール,コラボレーションツール,RFM分析ツールで利用
良いポイント
・毎年のように機能が追加されている
今年(2026年)1Qは、AIエージェント接続(MCP)機能が追加されました。これにより、MCPサーバーを設定しなくても、Zoho CRM単独でClaude CoworkとMCP接続できるようになりました。
・中小企業に必要なほぼすべての業務が搭載されている
単純な顧客データベースだけでなく、顧客を中心とした商談管理、メールの送受信管理、請求書管理、見積もり管理、Webフォーム、スケジュール、Webサイト、Googleマップ連携などが標準で利用できます(Enterprise版)。
・以下のサービスとクリック一つで連携できます
Z Survey:アンケートを顧客に送って、結果を確認できます
Z Desk:顧客からの問い合わせ(電話、メール、Webフォーム)を見逃しません
Z SalesIQ:Webサイト訪問履歴(回数、滞在時間)で、顧客の興味度を見極めます
Zoom:顧客とのZoomミーティングをZoho CRMから招待メールを送って管理します。予定日時を変更しても、自動で変更通知メールが送られるので安心です
改善してほしいポイント
気に入っている点と同じですが、
・毎年のように機能が追加されるため、突然UIが大きく変わってどこに行ったか探すことがあります。
・すべての業務機能が搭載されていますが、どの機能をどう使えば良いのか分かりません。
・サービスとクリック一つで連携できますが、接続できるサービスが多すぎて管理しきれません。加えて、相手の仕様変更やバグに引きずられて、調査に時間がかかることがあります。実際、ShopifyやGoogleカレンダーの仕様変更でトラブルになりました。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
個人事業主ですので、オフィスだけではなく移動中や出張先でも顧客対応が必要であり、顧客管理や対応(メール、電話、請求)をクラウド環境(パソコン、スマホ、タブレット)で効率的に行えています。これによりかなりの時間を削減できています。
検討者へお勧めするポイント
機能が多すぎて大変ですが、「いきなり要件定義」のような無謀なことはせずに、3か月ほどの習熟期間を経て、SFA/CRMとはどういうものか、Excelやkintoneなどのテーブル管理とはどう違うのか、書籍「THE MODEL」で示される営業プロセスとは何かを理解してから、Zoho CRMをどのように使いこなしていくか考えるようにすると良いです。「いきなり要件定義」はほとんど失敗し、Zoho CRMが使い物にならない状態に陥ります。