良いポイント
・業務アプリをノーコードで作成できる。
データをインプットしてそのデータから複数種の集計表を作成するなど、
基幹システムの外側で行っている業務処理の改善に効果を発揮する。
従来Excelでシート間転記を行っていたものを、明細データをCELFに取込するだけ済むようになった。
・RPAも利用できる。
オプションのライセンスを追加するとRPAも利用できる。
一般的なRPAツールは5万円以上だったり、年間数十万円というものが多いが、
CELFのオプションは年間で5万円未満で利用できる。
また、業務アプリで収集したり加工したデータを基幹システムRPAでインプットするなど、
1つのツールでマルチに活躍できる。
改善してほしいポイント
業務アプリ
・DBの定義設定
業務アプリ内でDBへの登録や参照設定を項目1つずつセル設定していくのは項目数が多いと大変なため、
ExcelやCSVを読み込ませたり、表形式で一気に設定できると楽だと思う。
RPA
・アクションセットを選んで選んだものだけテスト実行したい
※有効化、無効化だと再有効化する際に一応残してあるアクションセットなどが有効化されてしまう可能性があり、
安易に使えないことがある。
・画像認証などの設定時に、時間を設定して設定画面が出てくるまでの時間を待機させたい。
※予め表示させておけないメッセージを画面上に表示するのに時間がかかるケースがあり、
そういったものの場合既存のリードタイムだと操作がかなりシビアになるケースがある
・画像認証する座標範囲を指定したい
※類似したものが画面上に複数個ある際に、どこの範囲を監視対象とするかを設定したい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
解決できた課題・具体的な効果
①システムへの各種データ登録
②サブシステムの開発
課題に貢献した機能・ポイント
①RPAによる自動化により、件数が多く効果の大きい業務では単体でも月100時間以上の効果が出ている
②Excelやマクロを用いてサブシステムがわりとしていたが、Excelファイルや破損や紛失、
PC故障によるトラブルなどもあったが、CELFでDBにデータを溜めるようにしたことで、
データ保全面も解消できた。
検討者へお勧めするポイント
Excelを業務処理の主体として利用している場合、改善に使えるシーンが多々あります。