非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|営業・販売・サービス職|100-300人未満|ビジネスパートナー|契約タイプ 有償利用
帳票作成・帳票管理ツールで利用
良いポイント
i-Reporterを使った開発と現場への導入を実際に行っています。
良い点としてはiPadアプリとして利用した場合に、スムーズにしかも正確に情報登録できるところと、それに伴って現場での評判が非常に良い点です。
テキストの入力や選択肢、数値の入力や画像の撮影など一通り紙で起票する必要な機能がすべて揃っており、現在の紙でのレイアウトを参考に画面を作成した際に従来用紙の再現性の高い画面を作成することが出来、現場での作業担当者の負担が少なく、かつ写真の入力などでは従来のデジカメを使った場合に比べ大幅に作業工数が削減され好評です。アプリなのでオフライン環境下でも利用することが出来るのは、出先でもそうですが、広い構内に無線を張り巡らす必要なども無くて導入する側としても安心できます。
現場での作業実績の収集、集計などでも、既にデータとして登録されているため、転記や転入力が無くなり、モノによっては全く業務から姿を消した作業も発生し好評です。
開発生産性も、Excelで設計でき、コードを書く必要が無い為良好です。
機能追加もメーカーさんは積極的に対応してくれている印象がある為、今後の発展にも大いに期待できます。
改善してほしいポイント
やはりiPadでタブレット入力を前提とした場合は非常に効率が良い入力ツールとなるのですが、例えば間接業務でWindows版をノートパソコンで使うなどと言った場面には、使えない部品も多く開発側は気を回す事が多いです。もう少し機能差をなくすか、いっそ専用システムとシステムとしてWindows特化機能などあると助かります。
開発側としては、多少、コードによる情報の加工もi-Reporter内で出来ると助かります。(数字と文字の変換や分岐条件など)
また、登録された書類をi-Reporter単独で管理するのは難しいと感じます。日に数百と発生する文書を扱うには機能不足が否めず、適宜ファイルを消さないと数年でDBが肥大化しにっちもさっちも行かないという状況になりました。こちらは、生成されたPDFを文書管理ソフトに吐き出すなどで解決も可能ですが、肥大化してしまった場合の解決が厳しいと感じます。
また利用者の増加に伴い、導入当初に比べてメールでの問い合わせが遅くなり、問題発生時の有償の優先サポート体制なども欲しいと感じます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
現場実績の収集、品質チェック、構内設備の点検などの帳票作成を依頼される場合が多いです。現場によっては9割近くの作業をなくすことが出来、DXに貢献したという事で表彰されました。
別の現場では、出先での見積作成で利用いただき、こちらも好評です。
IoT連携機能については今後検討ですが、センサーだけでは集めきれない情報の登録方法として、今後活用を予定しています。
検討者へお勧めするポイント
特別な開発スキルは必要なく、無償で開発方法を学べるため、現場だけでも現場改善を行うことが出来ます。また端末は安価なiPadを使えるので、費用対効果が高いと感じます。