良いポイント
長年データベースからAccessクエリで集計出力し、Excelへコピペでピボットテーブル化して共有を続けていたが、その作業が必要なく、完成したりストビューに最新データが反映される、というのは新鮮なデータがより必要な昨今の状況からは必須のツールであると言えます。
数年前の検討時の知識なので現状はべつかも知れませんが、他社BIツールはMSのものを除きクエリをSQL側で作っておいたものに対してリンクして読み込むのに対して、TableauはTableau側でテーブルからクエリ編集を出来る、というのは明確な強みだと感じました。
計算式項目も直感的に作成出来、その読み込みが圧倒的に早いのも特徴だと思っております。
改善してほしいポイント
Accessを使っていればリストビューを作成する位ならば直感的にわかると思いますが、ではそこからどういう風に理想的なビジュアライズ化したグラフなどを利用するか、というのに一つの山場があると感じる。
何でも出来そうだが、ではどこからやればいいのか、というところの指南の提供が弱く感じる。
(結局本を数冊購入して自己学習しました。が、その本も売上と利益の2軸データがある前提で、自社環境に応用して行くにはやはり頭を使いました)
elearningは用意されているが、日本へのローカライズが全然追いついておらず、またどういう風にすすんでいったらTableauでいうZenMasterになれるのかよく判らない。その点、SalesforceのTrailheadや資格がこちらも英文直訳が多いとは言え進め方や目標など判りやすく、格段に進んでいると感じる。傘下になったのだからTrailhead化して欲しいと願っている。
あと、単純にライセンス料が高い。Desktopを使えるライセンスをもっと下位に拡充して欲しい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
月次の実績データを都度作成せずに、見たい人はここを見て、という運用になった事。
一つの抽出に対して様々な切り口でのグラフや地図プロットが出来るため、分析のための分析作業はなくなり、閲覧ー判断が格段に速くなったこと。
会議上でも長々という説明がなくなり、これを見てくれ、で済むシーンが格段に増えた。