良いポイント
これまでの環境ではIT知識のある担当部署がSQL等でテーブル間のデータ結合を行い、要件にあったデータの作成や集計等を行い、要件に沿った分析や集計を行っていました。
しかし、担当者のスキルによって実現可否や対応工数にも差が生まれることもあり、案件が立て込んでいて対応が遅くなったり、要件の食い違いにより再集計などが発生したりと、実現までのレスポンスに課題がありました。
TreasureDataCDPでは、初期構築においてデータ設計やデータの結合の作業は発生しますが、それさえクリアしてしまえば、直感的に利用しやすい画面と非常に速い集計速度によって、IT担当部門を通すことなく利用ユーザ側のみで分析・集計が素早いレスポンスで対応可能になりました。
改善してほしいポイント
利用者が使うコンソール画面(v5)は非常に見やすい画面となりましたが、IT部門が使う旧コンソール画面はまだまだ英語が多かったり、ワークフローの繋がりなども見づらい状態です。
こちらの画面も見やすい&操作しやすい画面となることで、IT部門としての敷居も低くなるため、データ準備までの工数も削減できミスも減ることが予想され、結果として利用者側の利便性も上がる思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
IT部門が専任となっていた分析・集計・セグメント業務がIT部門を通すことなく利用者側で実施できるようになる。
これまで要件確認から集計/セグメントまで1~2W掛かっていた案件が、1~2日、早いものでは半日もかからず対応可能となった。
検討者へお勧めするポイント
IT部門が分析・集計を行っているが納期が遅くて遅延が発生しているような場合にはオススメです。
また既存環境(オンプレ環境oracle)から新環境(クラウド環境)により「EOLに伴うハードウェア保守の削減」「スペックアップの自由度」「集計速度の改善(体感で20倍ほど)」ということも実現できているため、その点でもお勧めできる製品です。