良いポイント
小規模メディアやブログ、企業内の社内サイトなど、PHPが少しいじれるのでカスタマイズしたり、プラグインを入れて大体の機能を実装でき(ガッツリとしたアプリはできません)それなりにサイトを作ってきたり、ライターとして記事を入稿したり多方面から携わってきました。
アプリサイトでなく通常のサイトやメディアであれば、構築の速さや訂正時の反映力、カスタマイズの容易さなどは言うに及ばず、外部発注のライターにも使わせられる上、記事を自動保存し、リビジョン機能を備えているので、うっかりと消してしまった、PCが飛んだなどという多様なトラブルが発生しても、以前の状態に戻せるので安心ですし、投稿画面は使いやすく「デジタルがあまり得意で無い。」という人にも使いやすいです。
権限グループも管理者・編集者・投稿者・寄稿者・購読者とアカウントごとに変えられるので、外部の人にアカウントを発行する時にも便利です。
改善してほしいポイント
・便利でよく使うWordPressですが、最近投稿画面だけでなく、ウィジェット部分までもブロック化したのは頂けないと思いました。こちらの部分はブロック化のプラグインを用意しても良かったような気がします。
・よく言われるのはWordPress構築者のセキュリティ知識の問題点なので、その辺りは構築者数と書籍数などが比例が取れていない気がしますし、今後さらに重要性が高まる部分だと思うのでそういう意識が高まると良いなと思います。
・以前はそんなことはなかったと思うのですが、最近モバイルでの表示がGoogle Speedで見るとかなり遅くなり、WordPress公式テーマに変更してもスピードが上がらず、早くなる策を行うと今度はサイトで不具合が出るなど苦しい戦いが続いています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
・最近は Advanced Custom Field というプラグインの有料版を使い、レイアウトをあらかじめ設定しておき、1ページのサイトを作り込み、お客様の都合に合わせてレイアウトを追加するという使い方をしています。1回全パターンを作ってテーマに組み込んでおくと、他の1ページサイトでもCSSを変えるだけで良いので効率化にも繋がります。
・アプリサイトには向かないと書きましたが、PHPが使えるようであれば、だいたい関数が揃っているのでセッション見たり、Query叩いたりでき、Hookもあるのでコアに割り込み処理をすることができます。やりたいことにもよりますが、結構できます。例えば投稿にカスタムフィールドを作成し、WPQueryで値を取り出しCSV化ということもできます。