良いポイント
安否確認情報サービスについては、全社員の居住地別の詳細な(地区ごと)登録が可能であり、大きな地震が発生した際にもその居住する地域にピンポイントで安否確認が発信されるのが心強く感じる。支社が全国に亘るため、地方で大きな地震、台風被害、水災害が発生した際も、その安否確認が即座に出来るのは大変助かっている。導入して4年以上が経過するが、社員全てのスマホメールの登録を義務付けており、災害が発生した際には本社に対して直ちに返信回答することが慣れてきている。(直ぐに回答することが常識となっている。)
地震の場合も、その震度の強さにより、安否確認メールが発信することが可能で、弊社では震度5弱を登録している。
改善してほしいポイント
今まで、大きな災害(特に地震)が発生した際には、直ちに現地の社員から回答が寄せられ、その安否確認が出来たことは大変感謝しているが、スマホ等を買い替えたり、機種変更をした際に登録を忘れてしまうケースが散見された。個人が機種変更をするタイミングは会社でも把握できないため、数か月に1回は別のメールアドレス(会社のメルアド)に定期的にスマホの機種変更の際は、安否確認情報サービスの再登録も忘れずに。と言った周知が出来るとありがたい。安否が確認された場合は、その後、本人とのメールのやり取りは行わず、全社員に登録している「ラインワークス」で個別に対応を取っているため、今後、「ラインワークス」でこのような安否確認情報サービスが拡充されるとそちらを使用すると思われる。バージョンアップの仕方もわからない社員はいると思われる。(私自身も自動的にバージョンアップされると思っている。)
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
わざわざ、本社の管理責任者が個別に該当者に連絡をすることなく、自動的に発信、回答を求めるところが良い。特に夜中の時間帯は個人に直接、連絡をすることが憚れるため、機械的に発信されることにより、本人も回答し易いのではないか。現段階では業務的な利用はしていないため、将来的に業務と連携することを検討していきたい。
検討者へお勧めするポイント
管理者が何もしなくてもピンポイントで被災された地域に居住する社員に対して自動的に安否確認の設問が送信される。地方で発生した地震等は東京では揺れもなく、わからないと思うが、安否回答が送られてきて、初めて大きな地震が発生したのだと分かったケースもあった。