【2025年】採用管理システム(ATS)のおすすめ10製品(全48製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
-
-
比較
アルバイト求人サービス「バイトル」を運営するdipによる、採用管理サービス「面接コボット for アルバイト」 採用活動はこれまで以上に競合たちとのスピード勝負になっていきます。 「貴重な人材の応募」を自動で面接設定することで、手間の削減・面接率UPにより、採用スピードを向上させます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんなお悩みはありませんか? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・求人媒体が多く、応募者の管理が大変 ・担当者が忙しく、応募者の対応ができない ・応募者に電話しても繋がらないことが多い ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 面接コボット for アルバイトが選ばれる理由 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ● 理由1 応募者対応はスマホで簡単に完結 ● 理由2 応募者とのやりとりは24時間365日対応 ● 理由3 30種類以上の求人媒体と連携し、応募者一括管理 ● 理由4 スキルや就業条件など事前確認で面接効率が向上 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 面接コボット for アルバイトサービス内容 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【応募者対応の機能】 ・5分毎に媒体の応募情報を自動で取り込み(※対応媒体によって時間が変動) ・日程調整メールとSMSを自動配信 ・面接日の自動設定(※希望日回収も可能) ・応募者管理(詳細情報、選考進捗) ・面接スケジュール管理 【面接対応・採用管理の機能】 ・応募者の面接一覧の確認 ・面接前日リマインドSMS/メール ・面接希望日のワンタップ決定機能 ・選考ステータス管理 ・WEB面接機能
詳細を開く -
比較
JobSuite CAREER「ジョブスイート キャリア」は、国内初の中途採用管理システムです。 安定的なサービス提供と変化する採用課題をクライアント様と共に解決したノウハウが私たちの強みです。 【ジョブスイートが選ばれ続ける理由】 ①使いはじめがカンタン ジョブスイートは初期設定や操作が簡単。新規導入時はもちろん、採用担当者の引継ぎ時においても業務が滞る心配はありません。(ATS営業担当) 私たちカスタマーサポートでは、アカウント発行から実際の運用までの説明会を、納品後、2度実施し、ご担当者様がスムーズに導入できる様、サポートしています。こちらはとてもご好評いただいており、導入後も安心してご利用いただいております。(CS担当) ②いますべきことが、きちんと分かる 「いま自分がやるべきタスクは何か?」「誰の、どの選考プロセスが遅れているのか?」が把握しやすく、高い評価を得ています。 ③個人情報を守ります サービスの提供開始以来、個人情報の漏えいに関わる事故はゼロ。また、徹底した安全管理の証として4つの社会認証を取得しています。 ④パッケージだけではなく、貴社の課題に沿ったカスタマイズが可能 採用にまつわるお困り事はぜひご相談ください。
詳細を開く -
比較
ジョブオプ採用管理とは、株式会社リクルートジョブズが提供している採用管理システム(ATS)製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は2.8となっており、レビューの投稿数は4件となっています。
詳細を開く -
比較
HireHubとは、エン・ジャパン株式会社が提供している採用管理システム(ATS)製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.5となっており、レビューの投稿数は3件となっています。
詳細を開く -
比較
e2R PROは、学生とのエンゲージメントを高めつつ、業務の負荷軽減もあわせて進め、効率的な採用活動を実現する採用選考管理システムです。300社以上の豊富な実績があります。 わかりやすい応募者一覧画面から合否登録やメール送信、画面配信などを簡単かつ安全に実施でき、データの一元管理や書類の一括印刷機能など、業務効率化に役立つ機能が備わっています。インターンシップから採用選考まで長期化している中で、学生とのエンゲージメントを高めるためにリクルーターなどの協力社員や面接官とのコミュニケーションを活発化させる仕組みや土台作りが昨今の新卒採用市場では求められてきます。e2R PROは、マイページを活用した導線づくりにより、学生とのコミュニケーションを進化させつつ、業務の負荷軽減もあわせて進め、効率的な採用活動を実現します。大手企業から中堅・中小企業様まで累計300社以上の豊富な導入実績と長く使い続けていただいている信頼性があります。
詳細を開く -
比較
HITO-Linkとは、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社が提供している採用管理システム(ATS)製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.0となっており、レビューの投稿数は2件となっています。
詳細を開く -
比較
■自社採用向け: 自社の求人情報や応募状況をクラウドで共有してExcelいらず。社内の採用担当者や事業部門の担当者との情報共有がスムーズに。採用サイトも手軽に作成。 ■人材紹介・派遣事業向け: クライアントと求職者の情報を一元管理。求人や紹介の状況を記録し共有。抜け漏れなくタイミングよく業務を進められます。 ○求人・候補者の一元管理 求人や候補者の情報をクラウド上に集約して管理・共有。求人・人材データベースとWebサイトの連動も可能で、最新情報を常に表示できます。 ○履歴書の解析 履歴書の電子データを解析し、氏名や住所等の情報を抽出して自動で登録。履歴書情報を用いて差し込み文書を作成し、必要最小限の情報を必要な人だけに共有するのも簡単です。 ○抽出・集計・分析 求人や採用候補者に関する情報をさまざまな角度から抽出・集計・分析してレポートを作成。有効な媒体や適性度の高い属性などを洗い出し、より効果の高い採用活動を進められます。 ○コミュニケーションを一元化 求職者やクライアントとの電話やメールでのやりとりの履歴を自動で記録。必要な時にひと目で把握できます。 ○採用業務を自動化 採用活動の進捗に応じた関係者へのメールでの通知やタスクの設定を自動化できます。 ○サービス連携 G SuiteやZapierをはじめとする他のサービスとの連携が可能。採用活動やタスクの情報をチャットで通知するなど、他のシステムと連動できます。 ○モバイル対応 iOS/Android対応のモバイルアプリで、候補者やクライアントの情報を外出先でもすぐに検索。進捗状況やメモもその場で把握でき、いつでもどこでも採用業務を進められます。
詳細を開く -
比較
Smart Shuttleとは、導入企業の採用サイトにオリジナルのエントリー/マイページ機能を提供し、各社ナビサイトからのエントリー者を含めて一元管理できる採用管理のツールです。採用の進捗管理、統合管理、イベント管理、現状把握(集計)、帳票管理などを備え、基本機能だけでも各企業の採用進捗システムとして十分機能するほか、企業ごとの採用手法に応じたシステムのカスタマイズも行えます。導入企業の業界は、製造、卸売り、小売り、サービスなどです。
詳細を開く -
比較
■1. LINEの活用で歩留まり率向上、人材のミスマッチも防止 HR PRIMEは、多くの人が使い慣れたLINEを活用することで、効果的な採用活動を実現します。 応募者数を増やすだけでなく、内定者とのLINEによる持続的なやりとりで歩留まり率の向上を目指せます。 学生が就活において最も希望するコミュニケーションツールはLINEです。 【学生のコミュニケーションツール利用率】 LINE:99.6% キャリアメール:19.9% フリーメール:12.2% 【開封率】 LINE:60% メール:10~20% 学生との連絡手段をLINEに変えるだけで、日程調整への返信率が6倍、イベントへの参加率が3倍に増加したデータもあります。 イベント参加率を高めることで、人材のミスマッチも防ぐことも可能です。 HR PRIMEは、応募者数を増やすだけでなく、ミスマッチによる離職率の軽減にも役立ちます。 ■2. 自動化とシンプルな管理画面で業務コストを大幅削減 HR PRIMEには、採用活動の負担を減らす機能が充実しています。コミュニケーションコストの80%削減、採用活動における業務工数の40%削減をそれぞれ目指せます。 メッセージの一斉送信や日程調整、リマインドを自動化する機能によってコミュニケーションコストを削減します。メッセージの送信を忘れてしまうような人的ミスも防ぎます。 Zoomと連携することでWEB面接の案内もスムーズになり、Google カレンダーへイベント日程の連携も可能なので、他ツールでの二重管理は必要ありません。 一つの管理画面にあらゆるデータを集約・管理できるので、シンプル設計された管理画面は、直感的な操作で誰でも簡単に扱えます。 ■3. 利用者目線の料金プランとサポート内容 HR PRIMEは、利用者目線の料金体系とサポートにより、最小限のコストで効果的に運用できます。 長期契約割引を適用することにより初期費用は最大無料、月額利用料は最大44%OFFの20,000円~ご利用いただけます。 1ヶ月契約を毎回更新していく通常契約よりも断然お得になります。 採用活動に使うLINE公式アカウントがない場合でも、すべてサポートスタッフへお任せください。 コストを抑えて手厚いサポートを受けれるので、安心して導入・運用することが可能です。 採用業務の「手が回らない、人が足りない」悩みや「使い方がよく分からない」といった課題解決に向けて、 オプションに、HR PRIMEを最大限活用できるサポートスタッフによる操作代行もございます。 日々サポート業務に奮闘するスタッフが操作するので「安心して任せることができる」と大変ご好評をいただいております。
詳細を開く
採用管理システム(ATS)の基礎知識
採用管理システム(ATS)とは、企業が人材採用活動を行う際に、応募者の情報管理や採用スケジュールの進行管理などを一元的に行うことができるシステムのことを指します。
新卒採用、中途採用、アルバイトや派遣社員向けなど、様々な採用形態に対応したシステムが存在します。また、全ての採用形態に対応可能なオールインワンタイプのシステムもあります。
採用管理に特化した製品と、採用管理以外の機能も有する製品があるため、さまざまなサービスのなかから自社のニーズに合った最適な採用管理システムを選択してみてください。
採用管理システム(ATS)の定義
- 求人情報の登録、管理ができる
- 説明会や面接など採用スケジュールの進行管理ができる
- 応募者のプロフィール、履歴書などの書類ファイルなどを一元管理できる
- 選考時の評価、結果などを登録でき、次の選考担当者に情報を引き継げる
- 採用管理システム(ATS)の機能一覧・できること
- 採用管理システム(ATS)の種類
- 新卒社員採用向けの採用管理システム
- 中途社員採用向けの採用管理システム
- 派遣社員採用向けの採用管理システム
- アルバイト採用向けの採用管理システム
- 採用管理システム(ATS)の導入メリット
- 採用で発生するコストを削減できる
- 選考状況をリアルタイムで確認できる
- 各応募者の情報を一元的に管理できる
- 求める人材のミスマッチを防止できる
- 連絡ミスや抜け漏れなどを防止できる
- 採用管理システム(ATS)の導入デメリット
- 導入や運用にコストが発生する
- 操作の方法を学習する必要がある
- セキュリティ強度の懸念が発生する
- システム障害や不具合のリスクがある
- 現在のプロセスとマッチしない場合がある
- 採用管理システム(ATS)の選び方と比較のポイント
- ①:自社採用の増加に貢献できるか
- ②:費用対効果はマッチしているか
- ③:必要な機能は網羅されているか
- ④:初心者でも使いやすい操作性か
- ⑤:セキュリティへの対策は十分か
- ⑥ サポート体制は充実しているか
- 採用管理システム(ATS)の導入ステップと運用ポイント
- 選定から導入までの一般的な流れ
- 社内での進め方と関係者の巻き込み方
- 定着させるための運用・活用の工夫
- 採用管理システム(ATS)の料金・価格・費用相場
- 無料で使える採用管理システム(ATS)
- クラウド型の採用管理システム(ATS)の料金相場
- オンプレミス型の採用管理システム(ATS)の料金相場
- 採用管理システム(ATS)の市場規模・シェア
- 採用管理システム(ATS)の日本シェア
- 採用管理システム(ATS)の世界シェア
- 採用管理システムのタイプ別おすすめ製品10選
- オールインワン型
- 新卒採用特化型
- 中途採用特化型
- 【規模別】採用管理システム(ATS)の人気おすすめランキング
- 採用管理システム(ATS)の高評価ランキング
- 中小企業で人気の採用管理システム(ATS)ランキング
- 中堅企業で人気の採用管理システム(ATS)ランキング
- 大企業で人気の採用管理システム(ATS)ランキング
- 採用管理システム(ATS)の最新トレンド2025
- 採用管理システム(ATS)と関連のあるソフトウェア
採用管理システム(ATS)の機能一覧・できること
採用管理システム(ATS)には、採用業務を効率化・可視化するために以下の機能が備わっています。
機能 |
解説 |
---|---|
応募者情報の管理 | 履歴書といった応募者の情報に加えて、採用の進捗状況を管理し、さらに複数の採用(求人)チャネルからの応募情報を一元管理できる |
採用のタスク管理 | 書類受付、書類選考、面接、最終選考など、採用活動で行うべきタスクを容易に管理できるようにする |
採用のスケジュール管理 | 各応募者に対する面接日程の調整をはじめ、採用活動に関するスケジュールを効率的に管理できる |
分析レポート | 採用チャネルごとの効果(応募数、採用数など)をはじめ、さまざまな採用状況をグラフ化/可視化して詳細に分析することで、新たな採用活動に役立てられる |
自社採用Webページ作成 | 自社の企業イメージや採用活動に即したデザインや構成の採用Webページを作成できる |
採用管理システム(ATS)の種類
新卒社員採用向けの採用管理システム
新卒社員向けの採用管理システムは、大学生や専門学校生の採用プロセスを効率化します。エントリーシートの管理や適性検査の結果分析、面接スケジュールの調整がスムーズに行えます。これにより、新卒採用活動の全体的な効率が向上し、適切な人材の確保が容易になります。
中途社員採用向けの採用管理システム
中途社員向けの採用管理システムは、即戦力となる経験者の採用をサポートします。求人情報の掲載から応募者の選考、面接のスケジューリングまでを一元管理します。多様な応募者データの解析が可能で、最適な候補者を迅速に見つけ出すことができます。
派遣社員採用向けの採用管理システム
派遣社員向けの採用管理システムは、短期間での人材確保を必要とする企業に適しています。派遣会社との連携機能や、派遣契約に関する書類の管理をサポートします。迅速なマッチングと派遣契約の効率化により、業務の中断を最小限に抑えることができます。
アルバイト採用向けの採用管理システム
アルバイト向けの採用管理システムは、多数の応募者の中から適切な人材を迅速に見つけるためのツールです。求人情報の自動配信機能や、応募者データベースの構築が可能です。店舗ごとのシフト管理とも連携し、採用から勤務開始までのプロセスを簡略化します。
採用管理システム(ATS)の導入メリット
採用活動の効率化やコスト削減、ミスマッチ防止など、採用管理システム(ATS)には多くのメリットがあります。
ここでは特に重要なメリットを、具体例を交えてわかりやすく解説します。
採用で発生するコストを削減できる
採用活動では、求人媒体への掲載料や人材紹介会社への手数料など、さまざまなコストが発生します。特に人手による業務が多い場合、想定以上の人件費がかかるケースも少なくありません。
採用管理システム(ATS)を導入することで、求人掲載や応募者対応といった定型業務の多くを自動化できます。結果として、採用担当者の作業時間が短縮され、人件費や外部コストの抑制にもつながります。
選考状況をリアルタイムで確認できる
選考プロセスが複数の担当者や部門にまたがると、情報の伝達や確認に時間がかかることも少なくありません。
採用管理システム(ATS)を活用すれば、応募者ごとの進捗状況や面接スケジュール、評価結果をリアルタイムで確認できます。
これにより、社内での情報共有がスムーズになり、意思決定のスピードも向上。対応の遅れや認識のズレといったトラブルの防止にもつながります。
各応募者の情報を一元的に管理できる
応募者の履歴書、面接評価、連絡履歴などを別々のツールで管理していると、確認に手間がかかり、情報の抜け漏れも起きやすくなります。
採用管理システム(ATS)であれば、これらの情報を一つのシステムに集約して管理できるため、必要なデータにすぐアクセス可能です。
さらに、採用担当者が複数いる場合でも、過去のやりとりを共有できることで、対応のばらつきも防げます。
求める人材のミスマッチを防止できる
採用後の「思っていた人材と違った」といったミスマッチは、企業側・応募者側双方にとって大きな負担です。
採用管理システム(ATS)では、応募者のスキルや職務経験、志向性などを定量的に評価・比較できるため、自社の求める人物像に合うかどうかを判断しやすくなります。
その結果、入社後のギャップが少なくなり、早期離職の防止や長期的な定着にもつながるでしょう。
連絡ミスや抜け漏れなどを防止できる
採用活動において、応募者への連絡ミスや情報の行き違いは、信頼関係を損なう原因となりかねません。
採用管理システム(ATS)には、面接日程の通知やリマインダー送信などを自動化する機能が備わっており、連絡の抜けや対応遅れを防止できます。
また、進捗状況が可視化されていることで、誰が何に対応しているかをチーム内で把握しやすくなります。これにより、応募者に対して一貫性のある対応ができ、企業イメージの向上にもつながるでしょう。
採用管理システム(ATS)の導入デメリット
採用管理システム(ATS)は多くのメリットをもたらしますが、導入にあたってはいくつかの注意点があります。事前に押さえておきたいポイントを確認しておきましょう。
導入や運用にコストが発生する
まず、費用面の負担です。採用管理システム(ATS)の導入には、初期設定にかかる費用や月額の利用料金など、一定のコストが発生します。特に、限られた予算で運営している中小企業やスタートアップにとっては、このコストが導入の障壁となるケースもあります。
そのため、単なる機能の多さではなく、自社の業務に見合ったシステムかどうか、費用対効果を見極めたうえで判断することが求められます。
操作の方法を学習する必要がある
どれほど優れたシステムであっても、使いこなせなければ意味がありません。採用管理システム(ATS)の導入には、新たな操作方法を学ぶための時間と労力が必要です。
特に、普段からデジタルツールに不慣れなスタッフが多い場合は、初期段階での混乱や業務停滞のリスクもあります。社内研修やベンダーからのサポート体制を含め、導入プロセスを丁寧に設計することが成功の鍵となるでしょう。
セキュリティ強度の懸念が発生する
採用管理システム(ATS)には、応募者の氏名・住所・職歴など、個人情報が大量に保存されます。万が一、外部からの不正アクセスや情報漏洩が発生すれば、企業の信頼を失いかねません。
そのため、セキュリティ対策が万全であることは必須条件です。暗号化通信、アクセス権限の管理、バックアップ体制など、信頼できるシステムであるかを慎重に確認しましょう。
システム障害や不具合のリスクがある
どんなに優れたシステムでも、障害や不具合のリスクはゼロではありません。もし採用管理システム(ATS)が一時的に使用不能になれば、採用活動が滞り、応募者との対応に遅れが生じる可能性もあります。
こうした事態に備えるためにも、障害発生時のサポート体制や、復旧のスピード、代替手段の有無を事前にチェックしておくことが望まれます。
現在のプロセスとマッチしない場合がある
導入したシステムが自社の運用フローとフィットするとは限りません。既存の運用方法と噛み合わないことで、かえって業務の手間が増えるケースも見受けられます。
そのため、導入前には自社の課題やフローを丁寧に洗い出し、それに合った製品を選定することが不可欠です。必要であれば、一部の業務プロセスを見直し、新しいシステムに合わせた運用体制を整えることも視野に入れるべきでしょう。
採用管理システム(ATS)の選び方と比較のポイント
採用管理システム(ATS)は、数多くの製品が存在し、機能や価格帯もさまざまです。
では、自社にとって最適なATSとは何か。選定にあたって押さえておきたい6つのポイントをご紹介します。
①:自社採用の増加に貢献できるか
まず重視したいのは、その採用管理システム(ATS)が「採用成果」にどの程度つながるかという点です。単に応募者管理ができるだけでなく、データ分析や採用マーケティングなど、応募数やマッチ度の向上に寄与する機能を備えているかがカギになります。
たとえば、応募経路ごとの効果測定や、ターゲット人材に向けた情報発信機能があると、戦略的な採用活動がしやすくなります。自社の採用目標に対して、どのような支援が期待できるかを見極めましょう。
②:費用対効果はマッチしているか
導入にかかるコストと、得られる効果とのバランスも重要な判断材料です。初期費用や月額料金の安さだけで選ぶと、必要な機能が不足し、結果的に業務効率が落ちる可能性もあります。
重要なのは、「この投資がどれだけの成果につながるか」を見通すこと。候補システムごとに、機能と料金を並べて比較することをおすすめします。費用だけでなく、時間や人件費の削減効果まで含めて評価する視点が求められます。
③:必要な機能は網羅されているか
ATSによって搭載されている機能はさまざまです。求人票の作成、応募者管理、面接スケジュール調整、評価記録の共有など、自社の業務フローに必要な機能が備わっているか、しっかり確認しておきましょう。
加えて、システムによっては一部機能のカスタマイズが可能な場合もあります。自社独自のフローがある場合は、柔軟な対応が可能かどうかも検討しましょう。
④:初心者でも使いやすい操作性か
どんなに多機能でも、使いこなせなければ意味がありません。特に現場にITツールに不慣れなスタッフが多い場合は、操作性の高さが業務効率に大きな影響を与えます。
導入前には、可能であればデモ画面や無料トライアルを試してみることをおすすめします。実際の操作感を確かめたうえで、「直感的に使えるか」「マニュアルなしでも理解できるか」を基準に判断しましょう。
⑤:セキュリティへの対策は十分か
採用管理システムは、多くの応募者情報を取り扱うため、セキュリティの強度も見逃せません。不正アクセスや情報漏洩が発生した場合、企業の信用が大きく損なわれる可能性があります。
そのため、データの暗号化、多要素認証、アクセス制限といった基本的なセキュリティ対策が実装されているかを事前に確認しましょう。加えて、個人情報保護方針やコンプライアンス対応もチェックしておくと安心です。
⑥ サポート体制は充実しているか
最後に、導入後のサポート体制も忘れてはならないポイントです。システムトラブルが発生した際、どれだけ迅速かつ的確にサポートしてもらえるかは、導入後の満足度を大きく左右するポイントです。
問い合わせ対応のスピードや、操作に関するトレーニングの有無、アップデートの頻度なども含め、信頼できるパートナーとして選べるかを見極めましょう。
採用管理システム(ATS)の導入ステップと運用ポイント
採用管理システム(ATS)の導入は、製品を選んで終わりではありません。導入して初めて業務に組み込まれ、現場に定着していくことで、効果を発揮します。
ここでは、ATSを導入する際の基本的な流れと、社内で円滑に運用していくためのポイントを、順を追ってご紹介します。
選定から導入までの一般的な流れ
ATSの導入は、単なるツールの契約ではなく、「業務フローの再設計」でもあります。スムーズな導入のためには、以下のようなステップで進めるのが効果的です。
- 現状課題の洗い出し
採用業務のボトルネックや、情報共有の課題などを部門横断で整理。 - 要件定義と優先順位づけ
前章で紹介した比較ポイント(機能、操作性など)を元に、「自社に必要な条件」を明文化。 - 製品の比較・選定・デモ体験
候補製品の機能・価格・サポートなどを比較。トライアル利用で現場との相性も確認。 - 社内合意と稟議取得
コストや工数を明確にし、経営層や関連部署との合意形成を行う。 - 導入準備と初期設定
マスタデータ(求人票、選考ステータス、通知テンプレなど)の初期設定を行い、テスト運用を経て本格稼働へ。
特に「現場の業務フローに合っているか」の確認は初期段階で行っておくと、導入後の混乱を防げます。
社内での進め方と関係者の巻き込み方
ATSは人事部門だけで完結するツールではありません。現場担当者・マネジメント層・情シス部門など、複数部門との連携が必要になります。
そのため、導入にあたっては関係者ごとに役割を整理すると、全体像が見えやすくなります。
部署・役職 |
主な役割 |
---|---|
人事部門 | システム要件の明確化と運用設計の主導 |
採用現場(面接官など) | 実際の使用感の確認とフィードバック |
情報システム部門 | システム要件・セキュリティ対応の支援 |
経営層・管理職 | 導入判断と費用対効果の評価 |
総務・法務部門 | 契約や個人情報保護に関するチェック |
こうした関係者に協力を得るには、「このシステムで何が改善されるのか」を具体的に伝えることが重要です。トライアルの段階で実際に操作してもらい、改善イメージを持ってもらいましょう。
定着させるための運用・活用の工夫
導入後、長期的に使いこなしていくためには、初期段階での工夫と継続的なフォローがカギを握ります。
まず、はじめは小さな単位からスタートするのが効果的です。特定の職種や部署で試験運用を行い、課題を洗い出してから全社展開へつなげるとスムーズに浸透します。
あわせて、操作マニュアルやガイド動画も準備しておきましょう。ベンダーの資料をカスタマイズし、自社の運用に合わせた形式で用意すると親切です。
また、定期的に運用状況を確認する場を設けることで、活用が形だけにならないようにします。選考スピードやエントリー数などのKPIを設定し、効果を数値で示すことが定着の後押しになります。
採用管理システム(ATS)の料金・価格・費用相場
無料で使える採用管理システム(ATS)
無料で使える採用管理システム(ATS)は、多くの中小企業やスタートアップにとって魅力的な選択肢です。基本機能を提供するフリーミアムモデルが一般的で、求人情報の管理や応募者データの整理などが可能です。ただし、高度な機能やカスタマイズが必要な場合、有料プランへの移行が求められることがあります。
クラウド型の採用管理システム(ATS)の料金相場
クラウド型の採用管理システム(ATS)は、月額料金制が一般的です。料金は基本的なプランで月額1万円から3万円程度が相場であり、ユーザー数や追加機能に応じて料金が変動します。導入初期費用が抑えられるため、中小企業から大企業まで幅広い導入が進んでいます。
オンプレミス型の採用管理システム(ATS)の料金相場
オンプレミス型の採用管理システム(ATS)は、初期導入費用が高額になることが多いです。導入費用は数百万円から数千万円に達することがあり、さらに保守管理費用が毎年発生します。自社サーバーでの運用が必要なため、大企業やセキュリティに厳しい業界で多く利用されています。
採用管理システム(ATS)の市場規模・シェア
採用管理システム(ATS)の日本シェア
日本市場における採用管理システム(ATS)のシェアは、年々拡大しています。特に中小企業から大企業まで幅広い層に導入が進んでおり、国内市場規模は数百億円に達しています。主要プレイヤーとしては、ジョブカン、HRMOS、マイナビなどが高いシェアを誇っており、それぞれ独自の機能やサービスを提供しています。
採用管理システム(ATS)の世界シェア
世界市場においても、採用管理システム(ATS)は急速に成長しています。市場規模は数十億ドルに達し、北米や欧州を中心に広がっています。主要なグローバルプレイヤーには、SAP SuccessFactors、Oracle Taleo、IBM Kenexaなどがあり、各企業は先進的な技術と幅広い機能を備えたシステムを提供しています。特にクラウド型ATSの普及が進み、世界的なシェアの拡大が期待されています。
採用管理システムのタイプ別おすすめ製品10選
オールインワン型
オールインワン型の採用管理システムは、新卒・中途・アルバイトなど、あらゆる採用形態に対応可能な総合型システムです。「複数の採用形態を一つのシステムで管理したい」「採用業務全体を効率化したい」企業におすすめです。
オールインワン型の採用管理システム5選
- HRMOS採用: 母集団形成から採用プロセス、人材管理まで全てを一つのプラットフォームで管理
- sonar ATS: 新卒・中途採用を統合管理でき、採用業務の自動化機能が充実
- RPM: 400以上の媒体と連携し、カスタマイズ性の高い採用管理が可能
- ジョブカン採用管理: LINE連携機能や求人媒体自動連携機能を搭載
- タレントパレット: 採用から育成まで一気通貫の人材データ管理が可能で、科学的な人事戦略を支援
新卒採用特化型
新卒採用特化型の採用管理システムは、新卒採用に特化したシステムで、大量の応募者管理や長期的な選考プロセスの管理に優れています。特に「新卒一括採用を効率化したい」「学生との長期的なコミュニケーションを重視したい」企業におすすめです。
新卒採用特化型の採用管理システム2選
- i-web: 応募者の適性検査結果から内定後のフォローまで一元管理が可能
- 採用一括かんりくん: 新卒採用の候補者情報を一元管理し、事務工数を75%削減
中途採用特化型
中途採用特化型の採用管理システムは、即戦力人材の採用に特化したシステムで、人材紹介会社との連携や経験・スキルの評価管理に強みがあります。「エージェント経由の採用を効率化したい」「複数の求人媒体を一元管理したい」企業に最適です。
中途採用特化型の採用管理システム3選
- HERP Hire: スクラム採用を実現する機能を搭載し、現場社員も採用に関与可能
- リクナビHRTech採用管理: 無料で利用可能で、エージェントからの候補者情報を自動登録
- PERSONA: 600以上の求人媒体と連携可能で、AIによる性格診断機能を搭載
【規模別】採用管理システム(ATS)の人気おすすめランキング
採用管理システム(ATS)の高評価ランキング
製品名 | スコア | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|---|
i-web | 4.4 | 4.4/5点 | 154件 | 要お見積り |
HERP Hire | 4.3 | 4.3/5点 | 120件 | 要お見積り |
タレントパレット | 4.3 | 4.3/5点 | 28件 | 要お見積り |
HRMOS採用 | 4.1 | 4.2/5点 | 97件 | 要お見積り |
※上記のランキング表は、2024年9月27日時点の「採用管理システム(ATS)の高評価ランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各おすすめ製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
中小企業で人気の採用管理システム(ATS)ランキング
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
i-web | 4.5/5点 | 11件 | 要お見積り |
HERP Hire | 4.4/5点 | 91件 | 要お見積り |
RPM | 4.2/5点 | 23件 | 30,000円~ / 月額 |
HRMOS採用 | 3.9/5点 | 34件 | 要お見積り |
※上記のランキング表は、2024年9月27日時点の「中小企業で人気の採用管理システム(ATS)ランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
中堅企業で人気の採用管理システム(ATS)ランキング
※上記のランキング表は、2024年9月27日時点の「中堅企業で人気の採用管理システム(ATS)ランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
大企業で人気の採用管理システム(ATS)ランキング
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
i-web | 4.4/5点 | 92件 | 要お見積り |
HRMOS採用 | 4.3/5点 | 14件 | 要お見積り |
sonar ATS | 4.2/5点 | 36件 | 22,000円~ / 月額 |
タレントパレット | 4.2/5点 | 12件 | 要お見積り |
※上記のランキング表は、2024年9月27日時点の「大企業で人気の採用管理システム(ATS)ランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
採用管理システム(ATS)の最新トレンド2025
2025年の採用管理システム(ATS)は、AIの進化により自動推薦や面接調整、採用結果の予測などを担うエージェント型へと進化。タレントインテリジェンスの導入により、外部データを活用した戦略的な人材獲得も可能になっています。
一方で、AIの公平性や透明性が問われる中、ガバナンス体制や公正な評価設計が重視され、多様性やスキルベース採用に対応した機能も強化されています。高機能だけでなく、活用・定着を支える運用支援も、ATS選定における重要な判断基準となっています。
採用管理システム(ATS)と関連のあるソフトウェア
採用管理システムと関連のあるソフトウェアには、以下のようなものがあります。
・ERPパッケージ:財務、会計、人事、給与、予算管理、販売管理、 生産管理 、在庫管理といった企業の基幹業務システム、またはそれらのシステムを統合したパッケージサービスです。
・タレントマネジメントシステム:社員の能力やキャリアパスを把握し、人材育成や配置を最適化するシステムです。採用管理システムと連携することで、採用した人材のポテンシャルを最大限に引き出すことができます。
・ダイレクトリクルーティング:従来のように募集や紹介を待つ採用方式ではなく、Facebookなどのソーシャルネットワークや人材バンク、写真紹介などから必要な人材に企業側からコンタクトを取る手法です。
・kintoneプラグイン:kintoneの機能を拡張し、企業のビジネスプロセスを効率化するためのツールです。
以上が、採用管理システムと関連のあるソフトウェアの一例です。採用管理システムは、自社の採用ニーズや課題に合わせて、様々なソフトウェアと連携することができます。
関連ブログ
ITreviewに参加しよう!