良いポイント
kintoneは当然ローコードなのでアプリとしての骨組みまではユーザーが簡単にデザインする事ができますが、実業務の中で必要とする多様なリクエストに答えるにはどうしてもカスタマイズが必要になります。
その際に、ユーザーにJavaScriptを書く事を求めてしまったり、もしくはSEが数日掛けて実装する必要がある、となってはそのユーザーは壁を感じて「やっぱりいいや」となってしまい、せっかくの現場の意欲・意見が失われてしまいます。
それが繰り返されることで、現場からは「あきらめ」の空気が生まれて最後には改善の意見も出てこなくなってしまいます。
カスタマインがあれば、現場からの要望に対しても”素早く簡単に、ユーザーでもできる”カスタマイズで対応する事ができるので、ユーザー自身が主体となって改善を繰り返し次々とリクエストを生み出していく空気が生まれてきます。
改善してほしいポイント
kintoneでは生成AIを用いたアプリ作成機能をベータ版として公開していますが、同じようなサービスをカスタマインでも展開して頂きたいです。カスタマインでは汎用的にカスタマイズが行えるように「やること」と「条件」が大量に用意されていますが、自身が作り上げたいカスタマイズを達成するためにどのような組み合わせをするべきか、使いこなすにはある程度の習熟が必要になります。
AIとのチャット形式でカスタマイズを作成できるようになれば、それらを把握していなくても直感的なリクエストでカスタマイズが行えるようになるのではないでしょうか。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
約2年前に営業部門の案件管理システムの乗り換えを3か月で完了しましたが、それで終わりではなく継続した改善・機能追加が繰り返し行われており利用範囲も拡大しています。kintone+カスタマインでの開発のスピード感と汎用性の高さが、現場の改善意欲をどんどん引き出し自発的な活動となったことが大きな要因と考えています。
またExcelや多数のシステム間でデータがばらばらに管理されていた状況が一変し、部門内での情報はすべてkintone上に集約され経営層が見たいと思ったデータが簡単に取り出せる環境が整いました。kintone単体ではアプリ間でのデータの集計や帳票類の作成はかないませんが、カスタマインを用いることでリアルタイムでも定期実行でもそれらが行えるようになり「現場はデータ入力・管理が行いやすく」「経営層はデータの利活用が便利になる」というメリットを得ることができています。
検討者へお勧めするポイント
kintoneでは応えきれない現場要望も、カスタマインを導入すればあらかた叶えることができます。
要望毎に複数のプラグインや外部サービスを連携させて複雑なシステムとするより、kintone+カスタマイン というシンプルな環境を用意したほうが汎用的に対応できます。
カスタマーリレーション
OFFICIAL VENDERアールスリーインスティテュート|カスタマーサクセス
こんにちは!gusuku Customineのカスタマーサクセス担当です。 このたびはレビューをお寄せいただき、ありがとうございます。 アプリへのカスタマイズ活用に加えて、Teamsへの投稿機能を上手に組み合わせ、定期的なお知らせや業務連絡にご活用いただけているとのこと、とても嬉しく拝見しました。 また、おくやみ窓口での連絡調整をTeams投稿に一本化して業務時間が3割近く削減できたという具体的な成果は、本当に素晴らしい活用例だと感じました。 住民の方の待ち時間短縮にもつながっているとのことで、私たちとしても「現場の業務改善に役立てている」と実感でき、とても励みになります。 さらにチャットサポートについて「迅速で的確」とのこと、ありがとうございます。 一方で、Microsoft側の仕様変更で調整が必要になる点は、確かにご負担をおかけしてしまっている部分だと思います。 どうしても外部サービスの仕様に依存してしまうところはありますが、変更があったらいち早く対応できるように、お送りいただいたご要望を開発チームに共有いたします。 これからも安心してお使いいただけるよう、改善とサポートに力を入れてまいりますので、引き続きどうぞ宜しくお願いいたします!