【2025年】kintoneプラグインのおすすめ10製品(全65製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
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DataSyncer for kintone(データシンカー)は、CSVおよびPDFをフォルダに置くだけでkintoneへアップロード登録します。簡単・安価に基幹・業務システムのデータをkintoneへ連携して、企業内データの有効活用を支援します。 ■ CSV | PDF 連携 ・CSVおよびPDFファイルをフォルダに置くだけで自動登録(ゼロタッチ連携) ・CSV登録時にデータ整形も同時に実施。例えば価格のカンマを取り除いてkintoneに登録できます ・自動採番、半角全角変換、冒頭行指定行数のスキップ機能 ・PDFファイルを投入するフォルダに紐づいたアプリへ自動登録 ・PDFの内容を検索して対応する文字列を任意のフィールドに入力 ・PDFファイルの指定箇所を抽出して任意のフィールドに入力 ・設定は全てkintone上で完結します。複雑な設定は必要ありません ■ メール連携(特許出願中 特願2024-078620) ・あらかじめ設定したメールアドレス宛に送信したメールをkintoneアプリに自動登録 ・題名やFromなどのヘッダ情報、本文情報、添付ファイルが登録可能 ・メール本文は、内容を解析して文中から情報を抽出した登録が可能 ・添付ファイルがPDFの場合は、PDF内部情報を解析して情報を抽出した登録が可能 ・クラウド上で処理が簡潔するためRPAのように外部環境からの影響を受けません ・設定は全てkintone上で完結します。複雑な設定は必要ありません ◾️アプリ間連携 ・複数のアプリレコードを集計や変換をして別のアプリに連携します ・さまざまな実行タイミングを選択できます ・ゲストスペースはもちろん、kintoneの別ドメインからのレコードも連携可能です ■ エクスポート ・kintone上のレコードをWindowsへ自動出力します。ソートやカラム名なども細かく制御することが可能です。 ・kintone上の添付ファイルも一括でダウンロード可能、ファイル名にフィールド情報を付加できます。 ・アプリ内のコメントもCSVファイルで一括出力可能です。 ・保存形式がzipではなく、オリジナルのファイルフォーマットのまま保存されるため、基幹・業務システムへの登録やプリンタへの直接印刷など、様々な連携シーンでの利用が可能です。
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5.0
機能満足度
平均:4.3
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4.2
使いやすさ
平均:4.2
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4.4
導入のしやすさ
平均:4.2
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5.0
サポート品質
平均:4.0
- 初期設定費用:100000円/
- CSV登録:120000円/
- PDF登録:120000円/
- +2プランあり
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kintoneの中と外をシームレスに。kintoneの外からレコードの閲覧・登録・編集ができるkintoneデータ共有サービスです。 Chobiitをご利用いただくことで組織内だけでなく、関係各社、その組織を支える全ての仲間との情報共有や連絡がkintone内で完結します。 しかも料金は使った分だけの従量課金。 Webフォームとしてはもちろんマイページ機能を利用して、特定の人にだけ共有することも可能です。
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kintone アプリの一覧画面上部に検索窓を設置し、ワンアクションでレコードの検索を実現します。 よく使う検索対象フィールドを検索メニューに追加することで、業務効率の向上を図ります。 オプションから検索メニューのレイアウトも自在に設定可能です。
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メールアドレスや会社名・部署名など、特定の条件で抽出したkintoneレコードのみを共有するマイページがかんたんに作れます! kintoneアカウントがない人も、レコードの閲覧・編集・追加・削除が可能です。
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krewDashboardは、グラフとピボットテーブルで複数のkintoneアプリのデータをダッシュボードとしてリアルタイム表示できるプラグインです。迅速な状況確認や意思決定に役立ちます。 【特徴】 ◆誰でもカンタンに設定できるデザイナ プラグイン設定画面により、直感的に高機能なピボットテーブルやグラフを作成することができます。 ◆スライサー スライサーを使用して、目的の条件でデータを素早くフィルタリングできます。 ◆クロスフィルター 任意のグラフの値や凡例を基準に、複数のグラフのデータを相互にフィルタリングできます。 ◆ドリルダウン 親子関係で構成されるデータを、概要から詳細へ掘り下げてデータ分析することができます。 ◆集計フィールド グラフとピボットテーブルの任意のフィールドを使用して数式を設定でき、独自の値フィールドを追加できます。 ◆コメント機能 ダッシュボード上のデータを見ながらディスカッションすることができます。 ◆ダッシュボードの出力 画面上のダッシュボードまたは個別のグラフ単位にPDFや画像形式に出力することができます。また、可視化されている元データをExcelやCSVに出力することも可能です。 ◆Garoon のポータルにダッシュボードを表示 HTML形式のコード(埋め込み用タグ)を取得して、Garoonのポータルに、ダッシュボードを表示できます。
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顧客情報・商談情報を地図で可視化 「リストを地図で一覧できる」それだけでは実は意味が無いのです。このリストの、この項目だけを絞り込んで地図で見たい。今必要なビュー、今抽出したいレポートから絞り込みたい。仕事の現場で一人一人が、自分のみたいように、簡単に操作できる。それを叶えるのがカスタマーコンパスです。
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複数フィールドやテーブルへの自動採番、レコードの登録状況に合わせた独自の採番ルールでの自動採番、 一覧からの一括自動採番などを実現出来ます。 手動で番号を割り振る際にかかる手間を省けるだけでなく、人的ミスを防ぎ、データの一貫性と正確性を保ちます。 ※30日間お試し無料!まずは製品ページをご覧ください! https://www.joyzo.co.jp/service/plugin/autonum/?utm_source=refaral&utm_medium=itreview&utm_campaign=autonum 【特徴】 1.オリジナル書式で採番ができる 任意のテキストや日付を組み合わせた採番だけではなく、年や月、年度ごとに採番をクリアさせるなど独自の採番ルールでの自動採番が可能です。 独自のルールを設定できるため、採番したいフィールドが複数あった場合に、どのフィールドを採番しているか、およびそれぞれの件数が目視で判別しやすくなるといったメリットがあります。 2.複数のフィールドに応じて採番できる 1レコード内に、顧客IDや見積番号、請求番号など、業務に不可欠、かつ重複不可の 採番が必要なフィールドが複数ある場合にもそれぞれの項目に設定した独自形式で自動的に採番できます。 3.条件を指定して採番できる レコードに登録されているフィールドの値などを条件にした採番を設定できます。 例えば、「状態」フィールドが「受注」で保存された時にだけ 「受注番号」フィールドに採番するということも可能です。 4.一覧からの一括採番ができる レコード保存時での採番だけでなく、kintoneアプリの一覧画面から採番されていないレコードに対して一括で自動採番できます。 一括で採番することで、人的ミスなくデータの整合性や一貫性が保たれるため データベースや管理システムでのエラーや混乱を避けることができます。 5.テーブルの採番が可能 テーブル内のフィールドに対して、任意の採番ルールで自動的に採番できます。 見積の明細に連番を振りたい時などに活用できます。 6.タブレットやスマートフォンに対応 【利用シーン】 1.受注管理 受注管理アプリ内の案件整理や検索性の向上のために活用できます。 一意の管理番号を使用することで、重複のないデータの管理ができるため、情報の整理が行いやすくなります。 2.問い合わせ管理 相談者ごとに一意のIDを割り当てることで、 利用者情報・相談記録といった複数アプリ内に保存された 相談者のデータを簡単に関連付けできるようになります。 3.他システムからの移行 独自のルールで採番できるため、以前使用していたシステムでのルールを引き継いで採番できるようになります。
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QR・バーコードから読み取った情報をkintoneのフィールドに入力できるプラグインです。スマホやタブレットのカメラを使って、入力業務を効率化できます。「データ入力の手間を削減したい」「データの入力ミスを減らしたい」「QR・バーコードの情報を活用したい」といった課題をお持ちのお客様におすすめのプラグインです。
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■アプリ概要 Kairos3のリード管理からkintoneの見込み顧客管理並びにアプローチ管理、成約後の取引先登録までの管理ができる連携アプリです。 Kairos3に登録されたリードの見込み顧客情報(タグ、スコア情報含む)を1日1回連携し、kintoneに自動登録します。連携後はkintoneで見込み顧客情報の更新をするだけで、Kairos3側のリードの見込み顧客情報も自動で更新することができます。 自動化することで転記作業を削減でき、業務効率化になります。Kairos3のタグやスコア情報の連携もでき、またkintoneで見込み顧客へのアタック状況管理なども行える為、適切なタイミングで見込み顧客へアプローチでき、機会損失を防止することができます。 ■おすすめな方 ・マーケティングオートメーション「Kairos3」を活用し、定期的に見込み顧客へアプローチを行う方 ・kintoneで見込み顧客情報の管理からアプローチ管理、取引先管理を行う方 ■利用にあたっての注意 ・Kairos3とkintoneのアカウントが必要です ・kintoneではグループ(ロール)のAdministratorsに所属している必要があります ・価格:1企業 月額15,400円(税込)年間184,800円(税込) ・トライアル30日間無料 ・「Kairos3×kintone コネクター」導入支援(初期設定、データ移行)に関するお問い合わせは、お問い合わせ(https://saastainer.com/inquiry)よりご連絡下さい。株式会社ワクフリと連携し、別途導入支援のご案内をさせて頂きます。
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kintoneプラグインの基礎知識
kintoneプラグインとは、kintoneの基本機能を拡張するためのアドオン機能のことです。サイボウズ株式会社が提供するクラウド型業務改善プラットフォーム「kintone」の機能拡張が容易に行えます。
プラグインを導入することで、kintoneの標準機能では実現できない機能やカスタマイズが簡単に実装できるようになります。CSV一括インポート、PDFファイル出力、カレンダー表示など、様々なビジネスニーズに対応した機能を追加できます。
公式のプラグインストアには数百種類のプラグインが公開されており、フリー(無料)から有料まで様々な選択肢があります。また、JavaScript、CSS、HTMLなどの知識があれば、自社専用のプラグインを独自開発することも可能です。
- タイプ別おすすめkintoneプラグイン10選
- 基本機能拡張系
- 帳票・データ出力系
- データ連携・統合系
- 【規模別・人気順】kintoneプラグインの人気おすすめランキング
- kintoneプラグインの高評価ランキング
- 中小企業で人気のkintoneプラグインランキング
- 中堅企業で人気のkintoneプラグインランキング
- 大企業で人気のkintoneプラグインランキング
- kintoneプラグインのおすすめ製品比較表
- kintoneの無料プラグイン一覧
- kintoneプラグインの比較ポイント
- kintoneプラグインの選び方
- ①:課題を整理する
- ②:課題を解決するために必要な機能や選定基準を整理する
- ③:機能で製品を絞り込む
- ④:レビューや事例を参考に自社にあった製品を選ぶ
- kintoneプラグインの価格・料金相場
- 具体的な料金例
- 料金体系の特徴
- 料金に関する注意点
- kintoneプラグインの種類と機能
- kintoneプラグインの導入メリット
- 業務効率の改善につながる
- 開発コストの削減につながる
- ノーコードでカスタマイズできる
- 継続的なアップデートが期待できる
- 組織内部で共有や協業を促進できる
- kintoneプラグインの導入デメリット
- 継続的なコストが発生する
- 機能のカスタマイズには限界がある
- 複数プラグインの併用には注意が必要
- アップデートは慎重に実施する必要がある
- サードパーティープラグインは信頼性に欠ける
- kintoneプラグインと関連のあるソフトウェア
- kintoneプラグインの使い方
- kintoneプラグインの開発手順
- kintoneプラグインの最新トレンド2025
- 生成AIとの連携が加速するプラグイン
- ノーコード開発を支えるプラグインエコシステムの進化
- データ分析・可視化機能の高度化
タイプ別おすすめkintoneプラグイン10選
基本機能拡張系
基本機能拡張系プラグインは、kintoneの標準機能を補完・強化するためのツールです。画面表示をカスタマイズしたい、プログラミングなしで機能を追加したい、操作性を向上させたいといった場合におすすめです。これらのプラグインを活用することで、kintoneをより使いやすく、業務に最適化されたシステムにカスタマイズできます。
基本機能拡張系 | 説明 |
---|---|
gusuku Customine | プログラミング不要でkintoneのカスタマイズができ、「やること」と「条件」の組み合わせで複雑な処理を実現できます。 |
ATTAZoo+ | kintoneアプリでよく使用する機能や便利な機能を実装したプラグインセットで、簡単なマウス操作で設定可能です。 |
コメント欄非表示プラグイン | レコード詳細画面のコメント欄をデフォルトで非表示にし、画面表示領域を広げて作業効率を向上させます。 |
kViewer | kintoneのビュー機能を拡張し、データの可視化や表示方法をカスタマイズできるプラグインです。 |
帳票・データ出力系
帳票・データ出力系プラグインは、kintoneに蓄積されたデータを様々な形式で出力し、業務で活用するためのツールです。見積書や請求書などの帳票を作成したい、印刷用のフォーマットに出力したい、電子印鑑を含む文書を生成したいといった場合に最適です。これらのプラグインにより、データ入力と帳票作成の二重作業を削減し、業務効率を大幅に向上させることができます。
帳票・データ出力系 | 説明 |
---|---|
レポトン | kintoneのデータを反映した帳票(ExcelまたはPDF)をボタン一つで出力でき、一括出力や宛名ラベルの出力も可能です。 |
プリントクリエイター | kintoneアプリに登録された取引情報を引用し、マウス操作で簡単に帳票を作成できるプラグインです。 |
データ連携・統合系
データ連携・統合系プラグインは、kintoneと外部システムやサービスとのデータ連携、またはkintone内のデータ保全を実現するツールです。外部からのデータ収集を自動化したい、データのバックアップを取りたい、他システムとの連携を強化したいといった場合に役立ちます。これらのプラグインにより、システム間のデータ連携がスムーズになり、情報の一元管理や業務の自動化が実現できます。
データ連携・統合系 | 説明 |
---|---|
フォームブリッジ | kintoneに連携できるWebフォームを作成するサービスで、入力されたデータが自動的にkintoneに保存されます。 |
kBackup | レコードの追加、編集、削除の操作がされるたびに、更新後のデータを自動的にバックアップし、添付ファイルも含めて保存します。 |
kMailer | kintoneから直接メール送信ができ、テンプレートの活用やレコードデータの差し込みが可能なプラグインです。 |
DataSyncer for kintone | kintoneと他のシステムやデータベースとの間でデータを同期できるプラグインです。 |
【規模別・人気順】kintoneプラグインの人気おすすめランキング
kintoneプラグインの高評価ランキング
製品名 | スコア | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|---|
DataSyncer for kintone | 4.7 | 4.6/5点 | 4件 | 100,000円~ / 月額 |
コメント欄非表示プラグイン | 4.7 | 4.8/5点 | 8件 | 0円~ / 月額 |
Chobiit for kintone | 4.5 | 4.4/5点 | 4件 | 5円~ / 月額 |
検索拡張プラグイン | 4.4 | 4.4/5点 | 3件 | 100,000円~ / 月額 |
※上記のランキング表は、2024年9月24日時点の「kintoneプラグインの高評価ランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
中小企業で人気のkintoneプラグインランキング
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
DataSyncer for kintone | 4.6/5点 | 4件 | 100,000円~ / 月額 |
gusuku Customine | 4.5/5点 | 29件 | 0円~ / 月額 |
Chobiit for kintone | 4.5/5点 | 3件 | 5円~ / 月額 |
レポトン | 4.3/5点 | 51件 | 16,500円~ / 月額 |
※上記のランキング表は、2024年9月24日時点の「中小企業で人気のkintoneプラグインランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
中堅企業で人気のkintoneプラグインランキング
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
コメント欄非表示プラグイン | 4.8/5点 | 4件 | 0円~ / 月額 |
gusuku Customine | 4.5/5点 | 36件 | 0円~ / 月額 |
レポトン | 4.3/5点 | 28件 | 16,500円~ / 月額 |
ATTAZoo+ | 4.1/5点 | 29件 | 3,000円~ / 月額 |
※上記のランキング表は、2024年9月24日時点の「中堅企業で人気のkintoneプラグインランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
大企業で人気のkintoneプラグインランキング
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
gusuku Customine | 4.4/5点 | 17件 | 0円~ / 月額 |
ATTAZoo+ | 4.3/5点 | 10件 | 3,000円~ / 月額 |
フォームブリッジ | 4.0/5点 | 5件 | 6,000円~ / 月額 |
※上記のランキング表は、2024年9月24日時点の「大企業で人気のkintoneプラグインランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
kintoneプラグインのおすすめ製品比較表
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
gusuku Customine | 4.5/5点 | 84件 | 0円~ / 月額 |
レポトン | 4.2/5点 | 82件 | 16,500円~ / 月額 |
ATTAZoo+ | 4.2/5点 | 79件 | 3,000円~ / 月額 |
フォームブリッジ | 4.0/5点 | 26件 | 6,000円~ / 月額 |
※Leader製品のうち、2024年9月24日時点における満足度の高い順番で表示しています。
各おすすめ製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
kintoneの無料プラグイン一覧
プラグイン名 | カテゴリ | 概要・主な機能 |
---|---|---|
CSV取込プラグイン | データ管理(CSVインポート) | kintoneの一覧画面にドラッグ&ドロップするだけでCSVファイルを一括取り込みできるプラグイン。最大1000件のレコードを一度に取り込み、複数フィールドを組み合わせた複合キーでの更新や、CSVに存在しない固定文字列のフィールド登録にも対応。 |
一覧画面印刷プラグイン | 帳票出力・印刷 | 合同会社ぱんだ商会が提供するプラグインで、kintoneの一覧画面をそのまま印刷することができる。印刷する項目やレイアウトを自由に設定でき、必要な情報だけをPDFやExcel形式で出力可能なため、定期的な帳票印刷業務の手間を減らせる。 |
Slack通知プラグイン | 通知(外部チャット連携) | kintoneとSlackを連携し、レコード登録時にその内容を指定のSlackチャンネルへ通知できるプラグイン。アプリ設定画面で通知先のワークスペース・チャンネルや送信内容を設定でき、登録したデータを自動でSlackに投稿できる。 |
一覧テキスト絞り込み検索プラグイン | UI改善(検索機能拡張) | 一覧画面に検索ボックスを追加し、指定フィールド内のテキストでレコードを絞り込めるプラグイン。検索したいフィールドを選択してキーワードを入力するだけで必要なデータを瞬時に見つけ出すことができ、業務の効率化に役立つ。 |
入力値チェックプラグイン | 入力支援(バリデーション) | cybozu developer networkが提供するプラグインで、レコード追加・編集時に郵便番号、電話番号、FAX、メールアドレスなどの形式を自動チェック。入力ミスを防ぎデータの正確性と一貫性を保つのに役立つため、データ品質の向上に貢献。 |
kintoneイベントカレンダープラグイン | スケジュール管理(カレンダー) | cybozu developer network提供のプラグインで、一覧画面上にイベントカレンダーを表示・作成できる。タスクや予定をカレンダー形式で視覚的に管理でき、プロジェクトの進捗状況やスケジュールを一目で把握するのに便利。 |
ガントチャートプラグイン | プロジェクト管理(ガントチャート) | cybozu developer network提供のプラグインで、kintone上のタスクをガントチャート形式で表示できる。プロジェクトの進行状況や時間軸を視覚化して一目で把握でき、タスクの追加・編集も直感的に行えるため、スケジュール管理が容易になる。 |
一覧画面編集プラグイン | UI改善(一覧直接編集) | ぱんだ商会提供のプラグインで、kintoneの一覧画面上でレコードを直接編集できる。Excelのような操作感で複数レコードの一括編集が可能で、ルックアップ項目の値も直接編集できるため、データ更新の効率が大幅に向上。 |
添付ファイル表示プラグイン | UI改善(ファイルプレビュー) | ぱんだ商会提供のプラグインで、レコードに添付されたファイルをダウンロードせずにその場でプレビュー表示できる。特にPDFや画像ファイルをブラウザ上で直接閲覧できるため、内容確認の手間を減らし、頻繁な添付ファイルチェック業務の効率化に役立つ。 |
アプリ間レコード更新プラグイン | データ連携(自動更新) | ぱんだ商会提供のプラグインで、あるアプリのレコードを更新した際に、関連する別アプリの指定フィールドを自動で更新できる。複数アプリ間でデータを同期し、共通の情報を持つレコードの整合性を保ちながら作業を効率化することが可能。 |
kintoneプラグインの比較ポイント
kintoneプラグインを比較する際、まず見るべきは業務の流れにどれだけ合うかです。営業部門なら顧客情報と商談管理を一緒に扱えるプラグインが役立ちます。一方、製造部では在庫の状況と生産予定を自動でつなげるプラグインが仕事を楽にしてるでしょう。
プラグインと今使っているシステムがどれだけスムーズにつながるかも重要です。会計関連ソフトと自動で情報をやり取りできるプラグインがあれば、請求書を作って入金を確認するまでの手間が大幅に減ります。例えば、freeeやMFクラウドと直接つながるプラグインを選べば、二重入力の手間から解放されます。
技術的な面では、更新頻度とkintoneのバージョン互換性も重要です。半年以上更新されていないプラグインは、最新のkintoneで動かなくなる可能性があります。
また、プラグインを扱う際の難しさも選ぶ際の大事なポイントです。簡単な画面カスタマイズのプラグインなら誰でも使えますが、複雑なデータ連携のプラグインはプログラミングの知識が必要です。「CSVデータ取込プラグイン」は誰でも使える一方、「外部API連携プラグイン」は専門知識がないと活用できず、導入しても使われないままになりがちです。
kintoneプラグインの選び方
kntoneプラグインの選び方として、おすすめなのは以下のステップで選定することです。
kintoneプラグインの選び方
- 自社の課題を明確にする
- 必要な機能を洗い出す
- 複数のプラグインを比較検討する
- 無料トライアルを活用する
①:課題を整理する
kintoneプラグインを選ぶ最初のステップは、自社が抱える課題を明確にすることです。社内のどの業務プロセスに問題があるのか、具体的に洗い出します。
例えば、「営業報告の入力に時間がかかりすぎている」「案件の進捗状況が把握しづらい」「承認フローが複雑で遅延が発生している」など、具体的な課題を列挙します。これにより、プラグイン選定の明確な指針ができます。
また、課題の優先順位も決めておくと良いでしょう。複数の課題がある場合、すべてを一度に解決しようとするより、重要度や緊急度の高いものから対処することで、効果的なプラグイン導入が可能になります。
②:課題を解決するために必要な機能や選定基準を整理する
課題が明確になったら、次はそれを解決するために必要な機能を具体的にリストアップします。各課題に対して、どのような機能があれば解決できるかを考えます。
例えば、「データ入力の手間を減らしたい」という課題には、一括データインポート機能やフォーム自動入力機能が必要かもしれません。「案件進捗の可視化」にはガントチャートやカンバン表示のプラグインが適しています。
また、プラグイン選びの基準として、導入のしやすさ、使いやすさ、他システムとの連携性、将来的な拡張性なども考慮しましょう。自社のIT環境や技術レベルに合わせた基準を設定することで、より適切なプラグイン選定が可能になります。
③:機能で製品を絞り込む
必要な機能が明確になったら、それらの機能を持つプラグインを絞り込んでいきます。kintoneプラグインは大きく分けて「データ活用系」「UI改善系」「外部連携系」「業務自動化系」などのカテゴリーに分類できます。
まず、自社の課題に対応するカテゴリーに絞り込むことで、選択肢を効率的に減らせます。例えば、データの可視化が課題なら「グラフ表示」「ダッシュボード」などのデータ活用系プラグインに焦点を当てます。
次に、各プラグインの詳細説明やスクリーンショットを確認し、具体的な機能要件を満たしているかチェックします。プラグインの公式ページや開発元のサイトには、どのような機能が実装されているか詳しく記載されていることが多いです。
④:レビューや事例を参考に自社にあった製品を選ぶ
最終的な選定では、実際のユーザーレビューや導入事例を参考にすることが重要です。
例えばITreviewでは、実際に使用している企業の生の声を確認できます。
ITreviewでは各プラグインのレビュースコアや詳細なユーザーコメントを閲覧できるため、実際の導入効果や使い勝手、サポート品質などを客観的に比較できます。特に自社と似た業種や規模の企業のレビューは、導入後のイメージをつかむのに役立ちます。
また、レビューを通じて見えてくる「隠れた強み」や「実際の使用感」は、公式情報だけでは分からない貴重な情報です。ITreviewのレビュー比較機能を活用して、最終候補となったプラグイン同士の評価を並べて比較することもおすすめです。自社にとって最適な選択のためにぜひご活用ください。
kintoneプラグインの価格・料金相場
kintoneプラグインの価格は、提供元や機能によって大きく異なります。一部のプラグインは無料で提供されていますが、多くは有料となっており、月額料金や一括払いなどの支払い方法があります。
価格帯 | 料金目安 | 特徴 |
---|---|---|
低価格帯 | 月額3,000円程度〜 | 比較的シンプルな機能を持つプラグイン |
中価格帯 | 月額5,000円〜10,000円程度 | データ連携や自動化など高度な機能を備えたプラグイン |
高価格帯 | 月額10,000円以上 | 大規模システム連携やAI技術を搭載した高機能プラグイン |
具体的な料金例
種類 | 製品名 | 料金 |
---|---|---|
単体プラグイン | 基本的なプラグイン | 月額3,000円〜 |
カレンダープラグイン | 月額5,000円 | |
イチラン/カンバン/ガントチャートプラグイン | 月額10,000円 | |
Crenaプラグインセット | ライトプラン | 月額3,000円/サブドメイン (7種類のプラグイン利用可能) |
スタンダードプラン | 月額10,000円/サブドメイン | |
プロフェッショナルプラン | 月額20,000円/サブドメイン | |
ジョイゾープラグイン | 1プラグイン | 月額3,900円 |
プラグインパック3 | 月額7,800円 (3つのプラグインが利用可能) | |
使い放題プラン | 月額15,000円 | |
ATTAZoo+ | 30ユーザーまで | 月額3,600円 |
500ユーザーまで | 月額36,000円 |
料金体系の特徴
料金体系 | 特徴 |
---|---|
月額課金制 | 毎月一定額を支払う形式が一般的 |
年間契約 | 年間一括払いで1ヶ月分お得になるプランも提供 |
買い切り型 | 一部のプラグインでは、月額ではなく買い切り型の料金プランも用意 |
料金に関する注意点
プラグインの料金は、多くの場合サブドメインごとの利用料金となっており、kintoneユーザー数に依存しないケースが多いです。また、ライトプランのkintoneではプラグインが利用できないため、スタンダードプランが必要となります。多くのプラグイン提供会社では、無料トライアル期間を設けているため、購入前に機能を試すことが可能です。
kintoneプラグインの種類と機能
kintoneプラグインは目的や機能によって以下のようなカテゴリーに分類でき、それぞれ特徴的な機能を持っています。
カテゴリー | 主な機能 | 業務への効果 |
---|---|---|
データ入出力系 | CSVインポート/エクスポート、PDFファイル出力、バーコード読み取り | データ入力工数の削減、帳票作成の効率化 |
画面カスタマイズ系 | カレンダー表示、かんばんビュー、ガントチャート、グラフ表示 | 視覚的な情報把握、直感的な進捗管理 |
外部サービス連携系 | Slack連携、Google連携、Teams連携、メール連携 | 情報共有の円滑化、通知の自動化 |
業務自動化系 | 承認フロー、リマインダー設定、ステータス自動変更、条件分岐 | 手作業の削減、ミスの防止 |
開発支援系 | JavaScript/CSS拡張、API連携支援 | 独自機能の追加、UIのブランディング |
セキュリティ強化系 | アクセス制限、履歴管理、パスワード保護 | 情報漏洩リスクの低減、監査対応 |
これらのプラグインを活用することで、標準のkintoneでは対応が難しい複雑な業務要件やデータ処理も実現できます。例えば、営業活動の管理から請求書発行までのワンストップ化や、複数システム間のデータ連携を自動化することが可能になります。
kintoneプラグインの導入メリット
kintoneプラグインを導入することで得られるメリットは以下の通りです。
kintoneプラグインの導入メリット
- 業務効率の改善につながる
- 開発コストの削減につながる
- ノーコードでカスタマイズできる
- 継続的なアップデートが期待できる
- 組織内部で共有や協業を促進できる
業務効率の改善につながる
kintoneプラグインの導入メリットの1つ目は「業務効率の改善につながる」ことが挙げられます。
プラグインを活用することで、データ入力や集計作業などの定型業務を自動化でき、作業時間を大幅に削減できます。例えば、CSVインポートプラグインを使えば、Excelデータを一括登録する作業が数クリックで完了します。
また、データの可視化プラグインを使うことで、従来は手作業で行っていた集計やグラフ作成が自動化され、レポート作成の工数を削減できます。カレンダープラグインやかんばんプラグインを導入すれば、情報の把握がより直感的になり、判断スピードが向上します。
開発コストの削減につながる
2つ目のメリットは「開発コストの削減につながる」ことです。
既製のプラグインを利用することで、自社開発の場合に必要となる設計、開発、テスト、保守といった工程のコストを大幅に削減できます。専門的な開発スキルを持つエンジニアを雇用したり、外部に開発を委託したりする必要がありません。
例えば、PDF出力機能を自社開発する場合、設計から実装、テストまで数週間から数ヶ月の期間と数百万円のコストがかかる可能性がありますが、プラグインを利用すれば月額数千円程度から利用でき、導入も数時間で完了します。
ノーコードでカスタマイズできる
3つ目のメリットは「ノーコードでカスタマイズできる」ことです。
多くのkintoneプラグインは、プログラミングの知識がなくても直感的な操作で導入・設定が可能です。管理画面での簡単な操作だけで、高度な機能拡張やカスタマイズが実現できます。
例えば、カレンダープラグインなら日付項目を指定するだけでカレンダー表示が可能になり、グラフプラグインなら集計したい項目を選ぶだけで多彩なグラフが作成できます。専門知識を持たない業務担当者でも、必要に応じて自分たちでkintoneをカスタマイズできる環境が整います。
継続的なアップデートが期待できる
4つ目のメリットは「継続的なアップデートが期待できる」ことです。
多くのプラグイン開発元は定期的に機能改善や不具合修正のアップデートを提供しており、最新の技術や環境に対応したプラグインを継続して利用できます。
例えば、kintone本体のバージョンアップに合わせてプラグインも更新されるため、互換性の問題が発生するリスクが低減します。また、ユーザーからのフィードバックを反映した機能強化も期待でき、自社開発では難しい継続的な品質向上と機能拡張のメリットを享受できます。
組織内部で共有や協業を促進できる
5つ目のメリットは「組織内部で共有や協業を促進できる」ことです。
コミュニケーション系のプラグインを活用することで、従来のメールやチャットとは異なる形で情報共有や連携が可能になります。データと会話が同じ場所に集約されるため、情報の分散や検索の手間が解消されます。
例えば、Slack連携プラグインを導入すれば、kintoneのデータ更新を自動的に通知したり、Teams連携プラグインならkintone上のデータをチーム内で議論したりすることができます。これにより部門間の壁を越えた情報共有が促進され、協業の質が向上します。
kintoneプラグインの導入デメリット
kintoneプラグインを導入する際に考慮すべきデメリットには以下のようなものがあります。デメリットを理解した上で導入を検討することで、プラグイン活用における問題を最小限に抑えることができます。それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
kintoneプラグインの導入デメリット
- 継続的なコストが発生する
- 機能のカスタマイズには限界がある
- 複数プラグインの併用には注意が必要
- アップデートは慎重に実施する必要がある
- サードパーティープラグインは信頼性に欠ける
継続的なコストが発生する
kintoneプラグインの導入デメリットの1つ目は「継続的なコストが発生する」ことです。
多くの有料プラグインは月額料金や年間ライセンス費用が発生するため、長期的に見るとコストが積み重なります。特に複数のプラグインを導入する場合、その合計額は無視できない規模になることがあります。
解決策としては、導入前に費用対効果を十分に検討し、本当に必要なプラグインを見極めることが重要です。また、一部の機能は無料プラグインやkintoneの標準機能で代替できないか検討したり、複数の機能を持つ総合的なプラグインを選ぶことでコスト削減が可能です。
機能のカスタマイズには限界がある
2つ目のデメリットは「機能のカスタマイズには限界がある」ことです。
既製のプラグインは汎用性を重視して設計されているため、自社の特殊な業務フローや要件に完全に合致しないことがあります。プラグインの設定項目や機能は開発元が定めた範囲内でしか調整できません。
解決策としては、カスタマイズの自由度が高いプラグインを選ぶか、基本的な機能はプラグインで実現し、特殊な要件のみ追加でJavaScriptなどを用いて開発するハイブリッドアプローチが効果的です。また、開発元に機能リクエストを出すことで、将来的なバージョンアップで要望が反映される可能性もあります。
複数プラグインの併用には注意が必要
3つ目のデメリットは「複数プラグインの併用には注意が必要」なことが挙げられます。
複数のプラグインを同時に使用すると、相互の干渉や競合によって正常に動作しなくなるケースがあります。特にJavaScriptを使用するプラグイン同士では、同じDOM要素を操作しようとして衝突することがあります。
解決策としては、導入前に互換性を確認することが重要です。同じ開発元のプラグイン群を選ぶと互換性の問題が少なくなります。また、テスト環境で事前に動作検証を行い、問題が発生した場合はプラグインの優先順位を調整したり、代替プラグインを検討したりすることで解決できることが多いです。
アップデートは慎重に実施する必要がある
4つ目のデメリットは「アップデートは慎重に実施する必要がある」ことです。
プラグインのアップデートによって、既存の設定やカスタマイズが影響を受けたり、互換性の問題が発生したりする可能性があります。また、kintone本体のバージョンアップに伴い、プラグインが動作しなくなるケースもあります。
解決策としては、本番環境に適用する前に必ずテスト環境でアップデートの影響を確認することが重要です。また、アップデート前にはデータバックアップを取っておくことで、問題が発生した場合に元の状態に戻すことができます。さらに、開発元のリリースノートを確認し、重大な変更がある場合は適用を一時的に見送ることも検討すべきです。
サードパーティープラグインは信頼性に欠ける
5つ目のデメリットは「サードパーティープラグインは信頼性に欠ける」ことです。
公式以外の第三者が開発したプラグインは、品質やセキュリティ面でリスクが存在します。開発元が小規模な場合、サポート体制が不十分だったり、開発が突然中止されたりする可能性もあります。
解決策としては、導入前に開発元の信頼性や実績を調査することが重要です。レビューやユーザー評価が多いプラグインを選ぶと安心です。また、重要な業務に関わるプラグインは、サイボウズの公式パートナーが提供するものや、多くの導入実績があるものを優先的に検討しましょう。契約前には無料トライアル期間を活用して、実際の動作や品質を確認することも効果的です。
kintoneプラグインと関連のあるソフトウェア
ソフトウェア | 概要 | 連携詳細 |
---|---|---|
名刺管理ソフト | API連携により名刺データをkintoneに自動転送 | Sansan、Eight等の名刺管理ソフトでスキャンした情報がkintoneの顧客データベースに自動登録され、営業活動記録と紐づけて管理できる |
SFAツール(営業支援システム) | 双方向同期プラグインによりSFAとkintoneのデータを連携 | salesforceなどのSFAで管理している案件情報をkintoneのプロジェクト管理アプリと同期させ、営業情報を全社で共有できる |
MAツール(マーケティングオートメーションツール) | WebhookやREST APIを介したリアルタイムデータ連携 | MAツールで獲得したリード情報がkintoneに自動転送され、営業担当がすぐにフォローアップできる仕組みを構築できる |
CRMツール | 専用連携プラグインまたはZapierなどの中間連携サービス | kintoneで更新された顧客情報がHubSpotなどのCRMに反映され、マーケティングと営業の情報共有がリアルタイムで行える |
労務管理システム | CSVデータ連携や専用同期プラグイン | kintoneで申請された休暇情報が労務管理システムに自動反映され、給与計算や勤怠管理に活用できる |
採用管理システム(ATS) | APIまたはWebhookによる応募者データの連携 | 採用管理システムからkintoneに候補者情報が転送され、面接スケジュールや評価情報を全社で共有・管理できる |
人事評価システム(OKRツール) | 専用連携プラグインまたはREST API連携 | kintoneで設定した目標とOKRツールの評価指標を連携させ、目標達成度と評価結果を一元管理できる |
kintoneプラグインの使い方
kintoneプラグインの基本的な使い方は、以下のステップで行います。一部の高度なプラグインではJavaScript APIやREST APIの知識が必要になることもありますが、ほとんどのプラグインは直感的なインターフェースで設計されており、技術的な専門知識がなくても簡単に利用できます。
プラグインの具体的な使い方は、それぞれのプラグインのヘルプやドキュメントを参照することをおすすめします。また、導入前に無料トライアルやデモを利用すると、自社の環境で円滑に利用できるかを事前に確認できます。
kintoneプラグインの使い方
- ①プラグインのインストール:kintone管理画面から「プラグイン」を選択し、「プラグインを追加」からインストールします。
- ②プラグインの設定:インストールしたプラグインの設定を開き、必要な項目を設定します。設定内容はプラグインによって異なりますが、対象アプリの選択や機能の有効化などを行います。
- ③アプリへの適用:設定したプラグインを実際のアプリに適用します。この際、アプリごとに設定を変更することも可能です。
- ④動作確認:実際にアプリを操作して、プラグインが正常に動作するか確認します。思った通りに動作しない場合は、設定を見直します。
kintoneプラグインの開発手順
kintoneプラグインを自社で開発する場合の基本的な手順は以下のとおりです。プラグイン開発には JavaScript や HTML、CSS などの知識が必要ですが、サイボウズが提供する開発者向けドキュメントやサンプルコードを参考にすることで、効率的に開発を進めることができます。また、GitHub上にオープンソースのプラグインも多数公開されており、それらを参考にすることも有効です。
kintoneプラグインの開発手順
- ①開発環境の準備:Node.js、npmなどの開発ツールをインストールします。サイボウズが提供する「kintone plugin packer」などの支援ツールも活用するとよいでしょう。
- ②プラグインの設計:解決したい課題を明確にし、必要な機能を洗い出します。画面設計やデータフローなどを検討し、開発の方針を決めます。
- ③マニフェストファイルの作成:プラグインの基本情報を記述したマニフェストファイル(manifest.json)を作成します。プラグイン名、説明、バージョン、使用するJSやCSSファイルなどを定義します。
- ④コーディング:JavaScript、CSS、HTMLなどを使用して実際の機能を実装します。kintone JavaScript APIを活用して、kintoneのデータや画面を操作します。
- ⑤パッケージング:完成したコードをプラグインパッケージ(.zipファイル)にまとめます。この際、「kintone plugin packer」などのツールを使用すると便利です。
- ⑥テスト:開発したプラグインをテスト環境にインストールし、動作確認を行います。バグや不具合があれば修正します。
- ⑦デプロイ:テストが完了したプラグインを本番環境にインストールし、実際の業務で使用します。
kintoneプラグインの最新トレンド2025
生成AIとの連携が加速するプラグイン
ChatGPTなどの大規模言語モデルをkintone上で活用し、レコード自動生成や問い合わせ対応下書きなどを自律的に行う仕組みが整備されています。特に「Smart at AI」シリーズのように無料版を提供するベンダーも登場しており、少人数の企業でもAI導入を検討しやすい状況です。生成AIと組み合わせることで、日報作成やリマインド送信を自動化する利用形態が注目されています。
ノーコード開発を支えるプラグインエコシステムの進化
kintoneプラグインは公式マーケットプレイスやサードパーティから数多く提供されており、専門知識がなくても簡単にインストールして機能拡張できる点が魅力です。
近年はプラグイン設定画面の使いやすさ向上にも注力されており、直感的に扱えるよう設計されているものが増えています。
例えば、Ribbit社(サイボウズ公認のエバンジェリスト)の無料プラグイン群では、管理者が迷わず設定できるユーザーインターフェースを重視して開発されています。
こうした改善により、「プラグイン=難しい」というハードルが低下し、現場のノーコード開発をより一層支援する流れが強まっています。
また、プラグインの提供形態にも進化が見られます。基本的な機能拡張は無料で提供されるケースが多い一方、高度な処理や専門機能を持つ有料プラグインも充実してきました。
有料版では開発元のサポートやセキュリティ保証、定期アップデートが受けられるため、大企業を中心に導入が進んでいます。
一方で小規模企業向けに低価格帯で提供されるプランも登場しており、プラグイン利用の裾野が広がっています。
例えば、ある開発者は「他社プラグインは小規模企業に不利な価格設定が多い」として、30ユーザー未満の企業には利益度外視の安価なプレミアムプラグインを提供し始めています。
このように、企業規模に応じたプラグイン選択肢が整いつつある点も2025年の特徴です。
データ分析・可視化機能の高度化
標準機能では難しい複数アプリの統合分析や、本格的なBIダッシュボードに近い操作画面を提供するプラグインが台頭しています。krewDataやkrewDashboardのように、ドラッグ&ドロップ操作でレポートを構築できる機能が注目ポイントです。外部のPOSシステムや他クラウドサービスとの連携を想定したプラグインも登場し、kintoneをデータハブとして活用する企業が増えています。
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