改善してほしいポイント
・画面上に表示されるボタンや、メニューの数が多く、画面によってはユーザーが混乱。
・管理者の設定箇所が多く、かつ設定場所も複数箇所に散らばっている。
・搭載されている各機能は、特定の機能に特化したシステムより機能が劣る。
・ミッション機能のUIは一昔前のインターフェイス。
・戦略的に中堅規模以上の企業を仮にターゲットとしているのであれば、ISO30414 (人的資本に関する情報開示のガイドライン)関連指標について企業側の個別設定にゆだねるのではなく、標準的に扱えるよう実装を進めて欲しい(この点はスキルナビに負けないで欲しい)。
・直近のバージョンアップ時の追加メンテナンスの頻度、エラーの発生状況、サポート問い合わせのレスポンスを考えると、エンジニアが不足しつつあるのではないかと少し心配(不具合が発生したとしても迅速にアジャイルに対応してもらえるので、不満は大きくはないのですが)。製品自体が、非常に広い範囲をカバーしているため、対応する範囲も広く、エンジニアの質の担保や採用も大変かもしれないが、中長期的視点で技術者の確保・教育支援体制を整え、ユーザーサポート、システムの安定化・高度化につなげて欲しい
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
当社では以前、外資大手のタレントマネジメントシステムを利用していたが、データメンテナンス、評価含めた各種画面構築に時間・コストも膨大にかかっていた。
現在は、システム部門やベンダーを経由することなく、人事側で作業対応できる範囲が広がり、これまでメンテナンスや問い合わせ対応に要していた時間を、各部門との新たな取り組みに対する時間(ダッシュボード、人材情報等のシンプルな人材可視化を用いた各部門とのディスカッション)に費やすことができるようになった点は人事としては非常に大きい。
また、当社では評価制度を刷新したが、新しい評価制度にマッチする評価シートの作成・作成に関しても、設定の自由度が高いため、柔軟に対応することが出来た。
人材表示・検索・組織図表示のUIが優れているため、担当役員には欠かせないツールとなっている。
当社は、タレントマネジメント取り組みのステージが初期段階にあるため、現時点では非常にマッチしているシステムだと感じている。
長期的な視点では、今後のタレントパレットの開発の注力の方向性と、当社の重要課題の方向性がどれくらい重なり合うかが活用率のキーポイントとなってくると考えている。
検討者へお勧めするポイント
自社のタレントマネジメント施策のステージがどのような状況にあるかが、導入検討の一つの判断ポイントだと思う。機能範囲が広く、ざまざまなトライが出来るため、初期段階~中期段階までは、マッチする製品だと感じる。一方で、オールインワン型のため、実装されているどの機能も(当然の話ですが)特定の課題解決に深く特化したSaaSに勝てないと感じている。
そのため、高度なタレントマネジメントや、自社の重点課題領域が決まっている場合、状況によっては他システムの選定もしくは他システムとの併用が必要となるだろう。併用の場合、タレントパレットにはSlack連携機能があるため、Slackをインターフェイスとして用いることができるシステムとの併用が良いと思う。
逆に、課題感がそこまではっきりしていない、トライ&エラーを行いながら重点課題が何かを探索していく段階であれば、広い領域をカバーしているため、一定レベルの活用ができるツールであると思う。
ITreview担当者
OFFICIAL VENDER株式会社プラスアルファ・コンサルティング|マーケティング
平素よりタレントパレットをご活用いただき誠にありがとうございます。 異動配置、人材発掘にお役立ていただけているとのこと、心より嬉しく思います。 ぜひ今後ともご活用いただければ幸いです。 また、FAQの仕様についてご不便をおかけしており大変申し訳ございません。貴社内でのご状況は弊社サポートチームに共有し、改善できるよう取り組んでまいります。 今後もご利用いただく中で気になる点等ございましたら、ぜひご意見いただけますと幸いです。 引き続きタレントパレットをどうぞよろしくお願いいたします。