良いポイント
グローバルのIT組織において、全社のプロジェクト管理に利用しています。シンプルな構成で、プロジェクトの状況の可視化・共有化する際に優れていると思います。タスクをツリー構造で構築できるので、様々なレベルで利用することが可能です。当社の場合はグローバルプロジェクト>国>国ごとのプロジェクトタスク管理といったタスク構成や、国>国内のプロジェクト一覧>プロジェクトのタスク一覧といった構成を設定してプロジェクトの可視化に利用しています。それぞれのタスクについてもプロジェクト管理に必要な項目の追加・削除、進捗状況のラベル化・プルダウン化、担当者、完了予定日・完了日といった、プロジェクトにおいて必要な項目が設定可能です。思想として閲覧できる方は全てのプロジェクトを閲覧できる、といった考えが許容されるのであれば、管理工数も煩雑化せずにグローバル企業でもプロジェクトの管理が可能になると思います。
改善してほしいポイント
スマホで閲覧した際に見やすいかというとそれはまだ改善の余地があると思います。あくまでPCでの利用を前提として構築されているため、仕方がない面もあると思いますが、スマホからの利用について改善されるとより活用の余地があるのかな、と思います。また当社はGoogle Workspaceと連携しておりますので、社内ユーザの利用については問題ないのですが、あわせて外部のコラボレータを舞い込みたいプロジェクトも存在します。こうしたケースも柔軟にアクセス制御がかけられるとより活用範囲は広がるように思いました。プロジェクトにおいてもAIによる最適化の余地は今後出てくると思います。プロジェクトのレポジトリとして活用し、将来のプロジェクトを立ち上げる際に参照できる、最適化できる、といった活用ユースケースをサポート頂けると、もっと活用が拡がるように思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
当社はグローバル製造業で、海外にITの統括部署があります。こうしたケースでは、そもそもどのようなプロジェクトが本社側にて進行しており、日本のような海外支社にはどのようなソリューションがいつ提供されるのかが可視化されず、導入のぎりぎりになって共有されるケースも散見されました。Wrikeを全社で活用することを決め、全員でプロジェクトを登録することにより、まず本社の動きが可視化されました。プロジェクトだけでなく、誰が責任を持って動いているのかも明確になり、確認先がわかることは大きなメリットとなりました。日本のような支社のレベルでの活動も可視化されることにより、本社の各チームとの連携が密になり、抜け漏れを防ぐことができるようになりました。
検討者へお勧めするポイント
WrikeはWeb上でプロジェクト管理・タスク管理を実施したいプロジェクトマネージャーに心強いサポートツールになると思います。プロジェクト管理ツールはプロジェクトごとにニーズが異なるため、エクセルやマイクロソフトプロジェクトでの管理を行いがちですが、その場合共有の際に課題が発生します。Wrikeはシンプルな構成ですが設定の柔軟度が高く、様々なニーズを満たすことができると思います。当社のように海外のメンバと情報共有を行う必要がある場合は一度利用を検討してみてもよいと思います。
Wrike Japan マーケティング部
OFFICIAL VENDERWrike|
日々のワークマネジメントに Wrike をご活用いただきありがとうございます。 また、他のユーザーの方にも参考になる情報をレビューとして投稿いただき、重ねてお礼申し上げます。 旧来ツールと比べて管理の手間が大幅に削減でき、見た目の面でも、スケジュール作成などの根気のいる作業で気持ちがほぐれたというフィードバックをいただき大変嬉しく思います。 日本語での情報発信の拡充という点については、2019年の日本法人開設以降のミッションの一つですが、チーム全体でより力を入れて進めていければと思います。 先日開催した Wrike Virtual Tour Japan というオンラインイベントの録画映像を、2021年1月31日までの期間限定ではありますが公開しておりますので、Wrike の最新機能やユースケースなどの参考にぜひお役立ていただければと思います。 フォーム入力後に、基調講演 x 2、ユーザー講演 x 5、Wrike Japan スタッフによるセッション x 4 をオンデマンドでご視聴いただけます。 https://learn.wrike.com/ja/virtual-tour-2020/ Wiki 的な活用についてですが、Wrike はタスクの説明欄に情報をしっかりと書き込めますので、タスク同士をリンクさせることで Wiki 的にご利用いただくことも可能となっています。 Wrike の使用方法や運用ルール自体を、Wrike 内にタスクを切って Wiki 化されるお客様が多いようです。