【2023年】リモートアクセスのおすすめ10製品(全51製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
リモートアクセスとは
リモートアクセスとは、離れた場所からインターネット回線や電話回線を介して、会社のPCやネットワークに接続することである。リモートアクセス機能を使いやすく、また安全に利用できるのが、リモートアクセスサービスだ。
リモートアクセスサービスを利用することで、出張先や外出先など外部からPC、タブレット端末を使い、オフィスにいるときと同じようにファイルの閲覧や変更、コピー、アプリケーションの起動といったイントラネットの機能を活用できる。
オフィスに設置するPCの電源を入れて設定しておけば、自宅のPCから接続することができるため、テレワークを行う際によく導入されており、導入ニーズが急激に増えている。
ただし、リモートアクセスの通信速度や品質は、使用する回線の状態に依存するため注意が必要だ。
リモートアクセスサービスでは、リモートアクセスを行うための接続用ゲートウェイがあり、端末とゲートウェイ間、ゲートウェイとイントラネット間をそれぞれSSLやVPNで接続して通信を行うため、セキュアな通信が可能となる。こうした安全性の高いリモートアクセスを、セキュアリモートアクセスと呼ぶこともある。
リモートアクセスとリモートデスクトップの違い
リモートアクセスに似た機能として、リモートデスクトップがある。リモートデスクトップ機能は、接続元のPCに接続先のPC画面を送信し、接続元から接続先のPCを操作する機能のことを指す。PC間の通信はVPNでなくても利用でき、通信手段を問わないため必ずしも安全性が高いとは限らない。なお、Windows OSには標準でリモートデスクトップ機能が搭載されている。
リモートアクセスの定義
・遠隔地からインターネット回線や電話回線を介して、企業のネットワークやPCにアクセスできる
・ユーザーの利用や接続先の機器やネットワークを制限する管理機能をもつ
リモートアクセスの導入効果・メリット
【01】テレワークなど遠隔地から普段の業務ができる
リモートアクセスサービスを導入することによって、外出先や出張先からでもイントラネットに接続し業務を行えるようになる。急にテレワークが必要になった場合にも、リモートアクセスのソフトウェアを導入しておけば自宅のPCからオフィスのPCへ接続ができるようになるため、普段どおりの業務が行える。これにより、従業員の働き方に柔軟性をもたらすことも可能だ。
【02】移動コストの削減につながる
リモートアクセスサービスは、回線がつながっていれば時間や場所に縛られず、いつでもどこでも業務を行うことができるようになる。例えば、1つのファイルを編集、更新するためだけにオフィスに戻る、というような無駄な時間を削減できる。ユーザーは、時間を有効に使った効率的な業務を行えるようになる。
テレワーク、リモートワークの対応にむけ、同時に導入を検討したいツール
働き方改革により、テレワーク、リモートワークといった在宅勤務の体制構築を進める企業も多い。リモートアクセスの導入により、社外から会社のネットワークへの接続が可能だが、ほかにも会議や資料の共有といった面で同時に導入をすべきツールがある。
ここではそのツールカテゴリの一例を挙げる。
Web会議
Web会議とは、遠隔地点の相手と音声通信やビデオ通信によるコミュニケーションを実現するツール。音声やビデオ通信以外にもテキストチャットや、PCの画面共有、ファイルの送受信などの機能を有するツールが多い。
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VDI・DaaS
VDI(Virtual Desktop Infrastructure、仮想デスクトップインフラ)とは、PCのデスクトップを仮想化するシステムで、シンクライアントを実現するための代表的な手法の1つ。VDIは、デスクトップ(OSやアプリケーションの処理などPCのソフトウェア一式)をハイパーバイザー上の仮想マシンとしてサーバ上で実行、その結果をネットワーク経由で端末に転送する。
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VPN
VPNとは、"Virtual Private Network(バーチャルプライベートネットワーク)”の略で、仮想の専用線による安全なインターネットアクセスを実現する技術を指す。離れている拠点間で同一のセグメントによる通信が可能になるほか、リモートアクセスVPNにより、拠点と離れた場所からでも企業内ネットワークへの通信が可能となる。
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ビジネスチャット
ビジネスチャットとは、ネットワークを介したリアルタイムコミュニケーションを実現するチャットツールのうち、ビジネス用途に特化したものを指す。
社内の情報共有やコラボレーションにも役立てられるよう、スケジュール/タスク管理やファイル共有などの機能を搭載する製品・サービスも少なくない。
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プロジェクト管理
プロジェクトの目標やスケジュール、プロジェクトチームのタスクを管理するシステムのこと。プロジェクトマネジャーは作業量、作業負荷の可視化、生産性の監視、リソースの最適化など複数のプロジェクト、及びチームとメンバーの状況を追跡して達成度や問題点を分析し、目標に向けた方向修正や改善活動に利用する。
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リモートアクセスの機能一覧
セキュリティ強化機能
機能 |
解説 |
---|---|
認証方式の複数サポート | リモートアクセス利用時の認証に、ユーザーIDとパスワードの組み合わせに加え、ハードウェアキーやワンタイムパスワード、生体認証、電子証明書による認証が採用できる |
アクセス権限の設定 | ユーザーごとにネットワークやアプリケーションレベルでのアクセス制限を設定できる |
管理者機能
機能 |
解説 |
---|---|
使用状況管理 | ユーザーのアクティビティーやセッション、接続デバイスなどの情報を記録し管理することで不正アクセスや情報漏えいのリスクを低減する |
モバイルデバイス、クロスプラットフォーム対応 | PCやタブレット、スマートフォンなどマルチデバイスをサポートしており、WindowsやLinux、iOS、Androidなど異なったOSでも利用できる |
リモートアクセスはこんな方におすすめ
導入検討、利用ユーザー
・外部からのアクセスを許可する場合でも、社内のシステムに対する攻撃や侵入を防ぎたいIT担当者
・外出先からでもイントラネットの機能を利用したい業務部門
リモートアクセスを選ぶ際のポイント
ツールごとの違い
リモートアクセスサービスの提供形態は、パッケージソフトとして販売されているものからクラウド型、オンプレミスなどさまざまであり、利用する環境や目的、事業規模などに応じて適したものを選ぶ必要がある。
価格形態、契約形態
月額定額制の価格形態もあれば、クライアント数による年間契約の形態を取る場合もある。ハードウェアを設置するサービスでは、工事費など初期費用にも注意したい。
オプションなどで利用可能な機能
より安全性を高めるための強固な認証機能やサーバのSSL設定、クライアント側の設定などがオプションとして提供されている場合が多い。また、24時間365日のフルサポートがオプションになっている場合もある。
ユーザー数が多い場合などは、IT担当者の負担を考慮して導入設定やサポートなどのオプションを契約する方が良いだろう。
導入形態の違い
オンプレミスあるいはリモートアクセスゲートウェイ(ルーター)を自社内に配置するタイプのリモートアクセスサービスは、初期費用が必要だが安全性は高い。
一方、クラウドタイプのリモートアクセスサービスでは、初期費用が抑えられ、ユーザー数の増減にも柔軟に対応できる。自社のシステム環境に合わせて、サービスの形態を選択する必要がある。
導入前に自社で準備すべきこと
外部からの接続には、どれだけ通信網をセキュアに保ったとしても、情報漏えいや不正アクセス・侵入などのリスクが伴う。ユーザー一人一人にセキュリティ上のリスクがあることを周知徹底すべきだろう。
また、外部からインターネットなどに接続する手段の有無をチェックし、必要であればモバイルルーターなどの導入も検討したい。
リモートアクセスの導入方法
一般的な導入方法、導入環境
接続元となるクライアント側には、リモートアクセスを行うソフトウェアをインストールする方式が一般的だ。接続先には、リモートアクセスゲートウェイとなるハードウェアまたはソフトウェアを用意し、利用する回線に接続する。
導入時に必要となるもの
一般的には、リモートアクセスゲートウェイ、あるいはゲートウェイの役割を果たすサーバが必要となる。サービスによっては、ドメイン名とそれに対応したSSL証明書を準備しておかなければならない。
また、より高度な認証を行う場合は、接続元の端末で使用するハードウェア認証キーや生体認証装置などが必要となる。
リモートアクセス導入前に確認すべきこと
導入後の運用方法、サポートの有無
24時間365日サポートがあるリモートアクセスサービスを選択すれば、サポートはサービス提供会社に委ねることができる。ただ、適時利用状況を確認し、状況に合わせてサービスの内容を見直すことも必要だ。
他製品との連携方法、連携による効果
特に社内にハードウェアを設置するタイプのリモートアクセスサービスでは、自社のファイアウォールとの連携が必要不可欠だ。導入時には連携可能か必ず確認したい。
リモートアクセスの基礎知識
リモートアクセスとは、離れた場所からインターネット回線や電話回線を介して、会社のPCやネットワークに接続することである。リモートアクセス機能を使いやすく、また安全に利用できるのが、リモートアクセスサービスだ。
リモートアクセスサービスを利用することで、出張先や外出先など外部からPC、タブレット端末を使い、オフィスにいるときと同じようにファイルの閲覧や変更、コピー、アプリケーションの起動といったイントラネットの機能を活用できる。
オフィスに設置するPCの電源を入れて設定しておけば、自宅のPCから接続することができるため、テレワークを行う際によく導入されており、導入ニーズが急激に増えている。
ただし、リモートアクセスの通信速度や品質は、使用する回線の状態に依存するため注意が必要だ。
リモートアクセスサービスでは、リモートアクセスを行うための接続用ゲートウェイがあり、端末とゲートウェイ間、ゲートウェイとイントラネット間をそれぞれSSLやVPNで接続して通信を行うため、セキュアな通信が可能となる。こうした安全性の高いリモートアクセスを、セキュアリモートアクセスと呼ぶこともある。
リモートアクセスとリモートデスクトップの違い
リモートアクセスに似た機能として、リモートデスクトップがある。リモートデスクトップ機能は、接続元のPCに接続先のPC画面を送信し、接続元から接続先のPCを操作する機能のことを指す。PC間の通信はVPNでなくても利用でき、通信手段を問わないため必ずしも安全性が高いとは限らない。なお、Windows OSには標準でリモートデスクトップ機能が搭載されている。
リモートアクセスの定義
・遠隔地からインターネット回線や電話回線を介して、企業のネットワークやPCにアクセスできる
・ユーザーの利用や接続先の機器やネットワークを制限する管理機能をもつ
リモートアクセスの導入効果・メリット
【01】テレワークなど遠隔地から普段の業務ができる
リモートアクセスサービスを導入することによって、外出先や出張先からでもイントラネットに接続し業務を行えるようになる。急にテレワークが必要になった場合にも、リモートアクセスのソフトウェアを導入しておけば自宅のPCからオフィスのPCへ接続ができるようになるため、普段どおりの業務が行える。これにより、従業員の働き方に柔軟性をもたらすことも可能だ。
【02】移動コストの削減につながる
リモートアクセスサービスは、回線がつながっていれば時間や場所に縛られず、いつでもどこでも業務を行うことができるようになる。例えば、1つのファイルを編集、更新するためだけにオフィスに戻る、というような無駄な時間を削減できる。ユーザーは、時間を有効に使った効率的な業務を行えるようになる。
テレワーク、リモートワークの対応にむけ、同時に導入を検討したいツール
働き方改革により、テレワーク、リモートワークといった在宅勤務の体制構築を進める企業も多い。リモートアクセスの導入により、社外から会社のネットワークへの接続が可能だが、ほかにも会議や資料の共有といった面で同時に導入をすべきツールがある。
ここではそのツールカテゴリの一例を挙げる。
Web会議
Web会議とは、遠隔地点の相手と音声通信やビデオ通信によるコミュニケーションを実現するツール。音声やビデオ通信以外にもテキストチャットや、PCの画面共有、ファイルの送受信などの機能を有するツールが多い。
▶Web会議のおすすめ製品一覧・ランキングを見る
VDI・DaaS
VDI(Virtual Desktop Infrastructure、仮想デスクトップインフラ)とは、PCのデスクトップを仮想化するシステムで、シンクライアントを実現するための代表的な手法の1つ。VDIは、デスクトップ(OSやアプリケーションの処理などPCのソフトウェア一式)をハイパーバイザー上の仮想マシンとしてサーバ上で実行、その結果をネットワーク経由で端末に転送する。
▶VDI・DaaSのおすすめ製品一覧・ランキングを見る
VPN
VPNとは、"Virtual Private Network(バーチャルプライベートネットワーク)”の略で、仮想の専用線による安全なインターネットアクセスを実現する技術を指す。離れている拠点間で同一のセグメントによる通信が可能になるほか、リモートアクセスVPNにより、拠点と離れた場所からでも企業内ネットワークへの通信が可能となる。
▶VPNのおすすめ製品一覧・ランキングを見る
ビジネスチャット
ビジネスチャットとは、ネットワークを介したリアルタイムコミュニケーションを実現するチャットツールのうち、ビジネス用途に特化したものを指す。
社内の情報共有やコラボレーションにも役立てられるよう、スケジュール/タスク管理やファイル共有などの機能を搭載する製品・サービスも少なくない。
▶ビジネスチャットのおすすめ製品一覧・ランキングを見る
プロジェクト管理
プロジェクトの目標やスケジュール、プロジェクトチームのタスクを管理するシステムのこと。プロジェクトマネジャーは作業量、作業負荷の可視化、生産性の監視、リソースの最適化など複数のプロジェクト、及びチームとメンバーの状況を追跡して達成度や問題点を分析し、目標に向けた方向修正や改善活動に利用する。
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リモートアクセスの機能一覧
セキュリティ強化機能
機能 |
解説 |
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認証方式の複数サポート | リモートアクセス利用時の認証に、ユーザーIDとパスワードの組み合わせに加え、ハードウェアキーやワンタイムパスワード、生体認証、電子証明書による認証が採用できる |
アクセス権限の設定 | ユーザーごとにネットワークやアプリケーションレベルでのアクセス制限を設定できる |
管理者機能
機能 |
解説 |
---|---|
使用状況管理 | ユーザーのアクティビティーやセッション、接続デバイスなどの情報を記録し管理することで不正アクセスや情報漏えいのリスクを低減する |
モバイルデバイス、クロスプラットフォーム対応 | PCやタブレット、スマートフォンなどマルチデバイスをサポートしており、WindowsやLinux、iOS、Androidなど異なったOSでも利用できる |
リモートアクセスはこんな方におすすめ
導入検討、利用ユーザー
・外部からのアクセスを許可する場合でも、社内のシステムに対する攻撃や侵入を防ぎたいIT担当者
・外出先からでもイントラネットの機能を利用したい業務部門
リモートアクセスを選ぶ際のポイント
ツールごとの違い
リモートアクセスサービスの提供形態は、パッケージソフトとして販売されているものからクラウド型、オンプレミスなどさまざまであり、利用する環境や目的、事業規模などに応じて適したものを選ぶ必要がある。
価格形態、契約形態
月額定額制の価格形態もあれば、クライアント数による年間契約の形態を取る場合もある。ハードウェアを設置するサービスでは、工事費など初期費用にも注意したい。
オプションなどで利用可能な機能
より安全性を高めるための強固な認証機能やサーバのSSL設定、クライアント側の設定などがオプションとして提供されている場合が多い。また、24時間365日のフルサポートがオプションになっている場合もある。
ユーザー数が多い場合などは、IT担当者の負担を考慮して導入設定やサポートなどのオプションを契約する方が良いだろう。
導入形態の違い
オンプレミスあるいはリモートアクセスゲートウェイ(ルーター)を自社内に配置するタイプのリモートアクセスサービスは、初期費用が必要だが安全性は高い。
一方、クラウドタイプのリモートアクセスサービスでは、初期費用が抑えられ、ユーザー数の増減にも柔軟に対応できる。自社のシステム環境に合わせて、サービスの形態を選択する必要がある。
導入前に自社で準備すべきこと
外部からの接続には、どれだけ通信網をセキュアに保ったとしても、情報漏えいや不正アクセス・侵入などのリスクが伴う。ユーザー一人一人にセキュリティ上のリスクがあることを周知徹底すべきだろう。
また、外部からインターネットなどに接続する手段の有無をチェックし、必要であればモバイルルーターなどの導入も検討したい。
リモートアクセスの導入方法
一般的な導入方法、導入環境
接続元となるクライアント側には、リモートアクセスを行うソフトウェアをインストールする方式が一般的だ。接続先には、リモートアクセスゲートウェイとなるハードウェアまたはソフトウェアを用意し、利用する回線に接続する。
導入時に必要となるもの
一般的には、リモートアクセスゲートウェイ、あるいはゲートウェイの役割を果たすサーバが必要となる。サービスによっては、ドメイン名とそれに対応したSSL証明書を準備しておかなければならない。
また、より高度な認証を行う場合は、接続元の端末で使用するハードウェア認証キーや生体認証装置などが必要となる。
リモートアクセス導入前に確認すべきこと
導入後の運用方法、サポートの有無
24時間365日サポートがあるリモートアクセスサービスを選択すれば、サポートはサービス提供会社に委ねることができる。ただ、適時利用状況を確認し、状況に合わせてサービスの内容を見直すことも必要だ。
他製品との連携方法、連携による効果
特に社内にハードウェアを設置するタイプのリモートアクセスサービスでは、自社のファイアウォールとの連携が必要不可欠だ。導入時には連携可能か必ず確認したい。