シュナイダーARアドバイザーは、拡張現実感ARを活用した、産業用途のオペレーター向けアドバイザーツールです。
対象となる生産現場の工場・装置・各種制御/配電盤などの物体の形状や、専用のTAGを参照することで、対象物にかざしたタブレット端末の実画像の任意の位置に情報を拡張表示できます。
AR Server (ハードウェア) 上で動作する、ARアドバイザーRuntime(Software)が、お客さまのシステムとリアルタイムに通信し、状況に応じて、ARアドバイザーBuilder (PC用設計ソフトウェア) で制作した、ARコンテンツを表示。
各種タブレットで動作する ARアドバイザーAPPは、シュナイダーWebサイトやApple Store/ Google Playなどから、無償でダウンロード可能です。
【特長1/世界各国、多メーカーの制御機器との通信プロトコル】
豊富な通信プロトコルによって、さまざまなリアルタイム情報を活用できるのが大きな特長で、任意の位置に任意のリアルタイム情報を表示可能とすることで、直観的な操作やモニタリングを可能にしています。
また、生産状態やオペレーターIDなどをフィルタ条件にし、表示できるリアルタイム情報を制限することができるので、タイミング、操作者権限、目的に合わない冗長な情報へのアクセスを排除し、簡潔でスムーズなアクセスを提供します。
【特長2/ワークプロシージャ機能】
操作手順や、見回り順序に沿ったガイダンスなどを、必要なシーンで表示・提供できます。オペレーターの思い込みや経験不足による操作ミスを抑制する役割も果たします。
【特長3/ユーザー向けにAR拡張表示コンテンツの開発環境を提供】
新たに拡張表示させたい対象物ができたとき、マニュアルが改訂になったときなど、必要に応じてお客さま側で表示コンテンツを変更いただけます。お客さまそれぞれの運用に沿って、AR拡張表示コンテンツを自ら追加、修正、削除していくことができるため、最新技術投入時に発生しがちな、アジャストメントにかかる費用と構築時間の節約となり、小さく導入して大きくそだてるような展開も実現可能です。