【2025年】オンラインストレージのおすすめ10製品(全54製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
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Everidays(エブリデイズ)は、国内データセンターで安全に保管、管理する法人向けオンラインストレージです。実ファイルを添付せずメール送信できるファイル転送機能も搭載されているので、クラウドストレージの用途だけでなくPPAP対策としてもおすすめです。
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4.7
機能満足度
平均:4.3
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4.5
使いやすさ
平均:4.2
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4.6
導入のしやすさ
平均:4.4
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4.5
サポート品質
平均:3.7
- ビジネスプラン スターター:8910円/月
- ビジネスプラン プロフェッショナル:20520円/月
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比較
コワークストレージは、従来のファイルサーバやNASと変わらない運用を実現し、安全にインターネットを介してどこからでも利用できるクラウドストレージサービスです。Windows パソコンにドライブとしてマウントすることにより、ローカルストレージや既存の共有フォルダ同様にデスクトップ感覚で使える高い操作性が特長で、大切なデータは強固な情報セキュリティ対策のもと国内にて保管しています。テレワークが進む中、企業の情報活用と協働を支援するため、導入しやすい料金プランを実現しました。 ※Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。Windowsの正式名称はMicrosoft(R)Windows(R) Operating Systemです。 ■デスクトップ感覚で使える“高い操作性” 画面を見ただけで直感的に使えるように。会社のパソコンと同じフォルダ構成だから、いつものパソコン操作感覚で、誰でも簡単に使えます。 ・デスクトップでも、ブラウザでも、モバイルでも使用可能 ・ブラウザ上でMicrosoft Officeファイルの直通編集、共同編集も使用可能 ・Microsoft Teams連携アプリでも使用可能 ・目的に応じた3つのタイプのフォルダを標準実装 (全社共有フォルダ、外部共有プロジェクトフォルダ、個人用パーソナルフォルダ) ・デスクトップ上で期限付きリンク用URLを発行可能 ・データ転送ツールとしても使用可能 ※Microsoft Officeは、米国Microsoft Corporationおよびその関連会社の商標です。 ※Microsoft Teams連携には、別途お客様によるMicrosoft Teamsのご契約と連携設定が必要です。 ※Microsoft Teamsは、米国Microsoft Corporationおよびその関連会社の商標です。 ■安心の国内データ保管、“強固な情報セキュリティ” ・ポイント①「全階層のフォルダで自由にアクセス権を設定」 上位階層のフォルダのアクセス権設定にかかわらず、すべてのフォルダへの自由なアクセス権設定ができます。 ・ポイント②「なりすましを防ぐ多要素認証」 パスワードなど知っている情報だけでなく、持っているSMSなどの要素でも認証を行い、なりすましを防ぎます。 ・ポイント③「格納データ、通信経路の暗号化」 格納されているデータやストレージまでの通信経路は暗号化されます。 ・ポイント④「システム管理者による一括管理」 企業向けサービスであり、システム管理者が自社・自組織のストレージエリアを適切に管理できます。 ・ポイント⑤「国内データ保管」 格納データは国内に保管されます。 ・ポイント⑥「国内での冗長構成」 データを格納するインフラは国内で冗長構成がとられています。 ■リーズナブル、“導入しやすい料金体系” ・ポイント①「規模に応じたプラン」 100GB/5IDから5TB/50IDまで複数のプランをご用意しています。また、段階的なID数や容量も追加できます。 ・ポイント②「利用料金は日割り計算」 開始月と終了月の利用料金は日割りで計算されます。 ・ポイント③「ゲストユーザは料金不要」 ゲストユーザとの共有の際、ゲストユーザ分の料金はかかりません。 ※ゲストユーザは、プロジェクトフォルダに招待されたユーザのことです。 ▼コワークストレージ紹介サイト https://business.ntt-east.co.jp/content/coworkstorage/ ▼30日間無料トライアルでお試しいただけます。 https://business.ntt-east.co.jp/content/coworkstorage/freetrial.html ▼コワークストレージの詳しい資料がほしい ストレージ導入にあたって参考となる情報やコワークストレージに関するさまざまな情報をまとめています。 https://business.ntt-east.co.jp/content/coworkstorage/document.html 【ダウンロードガイド】 ・3分でわかるコワークストレージ 紹介資料 ・オンラインストレージの選び方ガイド ・コワークストレージで課題解決BOOK<建設業編> ・拠点設立時に準備したいデータ保管・共有ガイド ・テレワーク導入時のデータ取り扱いガイド ・クラウドストレージ比較検討ガイド 【紹介動画】 ・使い方マニュアル - 基本操作 ・使い方マニュアル - コワークストレージ Driveインストール編 ・使い方マニュアル - 申込方法編 ・使い方マニュアル - ログイン手順編 ※各種利用マニュアルについてはこちら ⇒ https://business.ntt-east.co.jp/support/coworkstorage/
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「Fleekdrive(フリークドライブ)」とは企業の情報資産を社内外問わず有効活用することができる企業向けオンラインストレージサービスです。在宅勤務やサテライトオフィスとのやりとり、モバイルを活用した現場とのファイル共有などのシーンで、素早く安全なやり取りを可能にします。 【操作しやすいUI】 ツリービューやギャラリー表示など、誰もが使いやすいインターフェースを装備しています。また、各フォルダやファイル毎にアクセス権限をきめ細かく設定しながら、自由にカスタマイズする事ができます。 【確かな導入実績】 日本国内だけでなく、世界190ヶ国で導入を頂いています。また、金融機関や生命保険・損害保険業界など、強固なセキュリティを求められるお客様に多く導入頂いています。 【安心の価格】 1ユーザー辺り最低価格¥600/月からご利用頂けます。非営利向けやボリュームディスカウントも御座いますので、 お気軽にお問い合わせ下さい。 下記より、ファイル共有・ファイル配信・ファイル共同編集・セキュリティ・IPアドレス制限のイメージ画像をご覧くださいませ。
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セキュアSAMBAは、Windowsエクスプローラー・デスクトップアプリ・ブラウザの3つの方法でアクセスできる、純国産の法人向けオンラインストレージです。 特に、Windows標準のエクスプローラー上で直接操作できるドライブアプリを備えており、従来のファイルサーバーと変わらない感覚で利用できます。 IT専任の担当者がいない企業や、操作に不慣れな方でも、新しい操作を覚えることなくスムーズに導入・運用が可能です。 また、ブラウザ経由でスマートフォンやタブレットからもアクセスできるため、テレワークや外出先での利用にも柔軟に対応できます。 8,000社以上の導入実績(※2024年5月時点)を誇り、ユーザー数は無制限。 企業の運用スタイルに合わせた柔軟なプラン構成と、導入から運用まで安心のサポート体制も高く評価されています。 +++セキュアSAMBAの特長+++ ◎エクスプローラー操作可能なドライブアプリ Windows のエクスプローラー上から直接操作でき、ローカルの共有ドライブと同じ感覚でクラウドを利用可能 ◎バージョン管理機能 各ファイルの更新履歴を最大10世代保存し、過去バージョンの復元も簡単に実施可能 ◎柔軟なゲスト招待/共有リンク発行 社外ユーザーをゲスト招待でき、ダウンロードリンク(有効期限・パスワード設定可)で安全に共有可能 ◎きめ細かなアクセス制御 部署やプロジェクトごとにグループ管理→閲覧・編集・アップロード・削除の権限設定が可能。接続元の端末やIPアドレスによる制限にも対応 ◎ユーザー管理と操作ログ 無制限ユーザー発行(スタンダード以上)/管理者・一般・ゲスト等を設定可。ログ機能によりいつ誰がどの操作をしたかを追跡可能 ◎セキュアSAMBAは、SSL/TLS暗号化通信、IPアドレス制限、2段階認証、端末認証など、法人利用に必要なセキュリティ機能を標準搭載。 情報漏洩や不正アクセスのリスクを徹底的に抑え、内部統制・情報ガバナンスにも対応しています。 重要データを扱う企業にも安心してご利用いただけます。
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【30万ID以上で利用】 通信事業者ならでは! 国内データセンター・NW多重・OCNバックボーン直結・Web脆弱性対応 関東・関西拠点でディザスタリカバリー
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HENNGE Oneは組織の生産性向上を支える国内シェアNo.1クラウドセキュリティサービスです。 生産性向上にはSaaSをはじめとする最新テクノロジーの活用が不可欠ですが、一方でそこにはセキュリティをはじめとする様々な課題が存在します。HENNGE Oneは様々なシステムのIDを保護することにより柔軟な働き方を支える「Identity Edition」、企業内に散在するデータの意図せぬ情報漏えいを防止する「DLP Edition」、テクノロジー、人、プロセスの全方位で組織をサイバー攻撃から守る「Cybersecurity Edition」の3つのEditionで構成されており、これらの課題を解決することでテクノロジーの解放を実現します。
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SugarSyncとは、コンピュータのフォルダを自動で同期し、大事なファイルのバックアップ・共有を可能にするオンラインツールです。独自のファイル同期テクノロジーにより、Windows、Macなど複数のPCやモバイルデバイスからファイルを同期、既存のフォルダ構造をそのまま利用することができます。オンラインバックアップとして利用できる他、デバイス間でのファイル同期、チームでのファイル共有にも活用でき、端末側のデータを削除するリモートワイプも可能です。建設業・不動産業・コンサルティング会社の他、さまざまな業界の企業に導入されています。
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楽天ドライブは、最大100GBの大容量ファイルを高速で転送できる法人向けクラウドサービスです。豊富なクラウドストレージを提供し、あらゆる環境で安心してご利用いただけます。無料版でも広告なし、シンプルなUI、チャット機能との連携によりシームレスな作業を実現しています。 ◆柔軟かつお手頃価格 - ご利用人数や容量に応じた料金プランをご提案 - 良心的な価格でスモールスタートも可能 ◆パワフルな機能 大容量ファイル転送とクラウドストレージの機能をどちらもご利用いただけます。 【転送機能】 - 最大100GBの転送機能(無料版10GB) - 転送リンク作成は回数無制限、あらゆるファイル形式OK - Gmail/ Slack/ Chatwork へ直接リンク送信 - 件名、メッセージ記入可能 - 自動で短縮URL発行&zip形式化 - 最大1か月のリンク有効期限設定 - クラウドに保存したファイルでも、ダウンロードと添付作業なしですぐに大容量送信! - 回数無制限でファイル転送可能 【クラウドストレージ機能】 - 3TB以上のストレージを完備 - メンバーごとにストレージ容量を割り当て可能 - Microsoft 365共同編集機能付き! - 共有リンクの作成可能 - クラウド内のファイルをすぐに転送機能で送信可能 - 受信した転送リンクのファイルを直接クラウドに保存可能 - プレビュー機能 - パスワード設定 - コメント機能あり - 外部メンバーの招待 - 権限設定(閲覧/ ダウンロード / アップロード /編集/ 管理者) ◆スマートフォンのデータをらくらく転送 - 簡単転送:自動リンク作成後に共有マークを押せば、普段お使いのチャットやSNS等にすぐにリンクを転送できます。 - 選べるダウンロード:送信する際は自動でzip形式化しますが、受信時はzip形式か個別ダウンロードかを選択可能です。 - 高い互換性:Windows⇄Mac⇄スマートフォンとの互換性を保っているため、PCから送られた楽天ドライブのzip形式データでも文字化けせずに確認できます。 ◆高いセキュリティ - 国内サーバ - HTTPSとTLS1.3で高度なセキュリティを実現 - 通信中と保存時に2段階暗号化 - シングルサインオン(SSO)でセキュリティ強化 - ユーザーログインパスワードを暗号化して保存 - 楽天ドライブ ISO 27001・27017 認証取得 ◆ビジネスシーンに対応 - 3か国語対応(日本語、英語、韓国語) - パスワード設定と自動パスワードメールの送信 - チーム管理機能 - チームメンバーの活動履歴閲覧(モニタリング) - ファイル検索機能 - 請求書発行
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中小企業の実績多数! シンプル機能と高コスパで初めてでも安心 。国内のデータセンターでセキュリティも万全なオンラインストレージです。 【法人向けオンラインストレージ「使えるファイル箱」 3つのおすすめポイント】 1. 社員が何人増えても料金一律!「ユーザー数無制限」 利用するユーザー数によって料金が変動することはありません 。100人でも1,000人でも月額料金は同じです 。社員一人ひとりにアカウントを付与し、権限管理ができるため、セキュリティが大幅に向上 。取引先との安全なファイル共有にも活用できます。 2. 導入したその日から全社員が使いこなせる!「いつものPC操作」 特別なソフトの操作を覚える必要はありません 。Windowsならエクスプローラー、MacならFinderを使い、まるでPCの外付けHDDのように直感的にファイルを扱えます 。クラウドを意識しないいつもの操作感で利用できるため、導入時の社員教育にかかる時間やコストを削減できます。 3.自社サーバー運用から解放!「管理コスト削減と事業継続性」 自社でファイルサーバー(NAS)を運用する場合にかかるサーバー購入費、電気代、メンテナンスのための人件費などが不要になり、大幅なコスト削減につながります。また、データは災害対策・セキュリティ対策が施された国内の使えるねっとデータセンターで安全に保管。万が一の際にも事業を止めないBCP(事業継続計画)対策としても非常に有効です。
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Proself(プロセルフ)は、北海道の株式会社ノースグリッドが提供している、オンラインストレージサービスを自営するためのソフトウェアツールです。他の多くの製品がサービスそのものをサブスクリプション販売しているのに対し、こちらは社内での情報共有・ファイル送受信を主眼としたオンプレミスシステムを構築するための、サーバー単位のソフトウェア買取ライセンスを提供するものであることに注意してください。一般に公開する商用サービスの基盤としても利用可能ではありますが、その場合はベンダーに問い合わせが必要です。このツールの主な特徴は次のとおりです。 オンプレミス構築するオンラインストレージのメリットは? 一般的なオンラインストレージサービスはユーザー単位で課金されるか、契約容量単位、または期間内での転送可能容量による課金となっています。ユーザーの増減が頻繁だったり、利用容量や転送容量が見積もりにくい場合には、都合に合わせたプラン変更や他サービスへの乗り換えが可能な点で有利ですが、ユーザーが自社内やグループ企業などの特定可能な人数に限られ、保管すべきデータ容量や月間の転送容量もある程度予測可能な場合には、自社のニーズにフィットするストレージ容量だけを確保し、事情が変わったら自由にストレージを(自費ではありますが)追加していけるほうが、コスト面で有利になる場合があります。 また、サブスクリプション型のサービスのほとんどはサービスプロバイダのセキュリティポリシーが固定的で選択の余地がほとんどありません。オンプレミス構築システムでは、自社独自のセキュリティポリシーが確実に適用できます。また国内構築の場合は、データの保管場所が自社内(自社契約のデータセンター内を含め)に限られますから、外国の法規制を考慮せずに、国内法に対応していればよいこともメリットの1つでしょう。海外拠点では国内設置のサーバーによるサービスを利用すればよいのです。なお、Proselfは日本の輸出規制(外国為替令)の規制対象外であり、特段の支障なく海外拠点での導入も可能です。 ライセンスコストは見あうのか? ライセンス購入コストやサーバーなどの調達コスト、ランニングコストはどうしても気になりますね。一般にパッケージを利用してもオンプレミス構築には費用がかさみがちなのですが、Proselfのライセンスは、100人以下の規模での利用が推奨されているスタンダードエディテョンで16万2000円(税抜、1年間のサポート含)です。サーバーマシンはWindows ServerまたはRed Hat系Linuxを搭載し、Xeon 2コア(推奨は4コア)、メモリは1.5GB以上推奨ということですので、エントリークラスのサーバー機種で対応可能です。HDDは必要に応じて調達することにはなりますが、全部合わせて多くとも100万円、少なければ50万円以下でスタートできそうです。ユーザーが50人程度で3年間運用するとすれば、構築に100万円かけても月額にならすと1ユーザー550円台になりますね。運用管理コストを上乗せしても、他のオンラインストレージサービスより割安かもしれません。また各種のオプションはオープンプライスまたは無償で提供されています。 101人を超える規模ではエンタープライズエディション(オープンプライス)が必要になります。こちらの場合はサーバーのメモリが4GB推奨となりますが、あまりハイスペックなハードウェアは求められません。 エディション 税抜価格/サーバー 推奨ユーザー数 Standard Edition 162,000円(1年サポート込)CPU数無制限 100以下 Enterprise Edition オープンプライス CPU数無制限 10,000以下 ※商用サービスに利用する場合は別途問い合わせが必要(非商用の場合は制限なし) WebDAV準拠のファイルアクセス ProselfはWebDAV準拠のファイルアクセスを行います。WebDAV対応のさまざまなOSやソフトウェアでアクセスできます。標準的には、IE11、Edge、Firefox、Safari、Chromeの各ブラウザから各種操作を行いますが、場合によっては専用のデスクトップアプリケーションProself Diskを利用して、サーバー上のファイルをローカルにあるかのようにさまざまなソフトウェアで直接編集することもできます。Proself DiskはWindows、Macで動作し、スタンダードエディションには5CAL(クライアントアクセスライセンス)、エンタープライズエディションには50CALが付属しています。追加CALは5CAL単位で15,000円(税抜)です。 また、Windowsのエクスプローラと統合されたクライアントソフトウェアProself Client(無償)、WindowsとMac対応の同期ツール(無償)も提供されています。 iOS、Android対応のスマートフォンオプション(無償)は専用アプリとして提供されます。アップロード、ダウンロード、音声や動画のストリーミング再生も可能です。 3ヶ国語に対応 Webブラウザ画面の表記は日本語、英語、中国語に対応しています。 クライアント証明書、アクセス制限などセキュリティ機能が豊富 ID/パスワード運用ではセキュリティ上の不安がある場合、利用デバイスを認証してアクセス許諾を行うクライアント証明書運用が可能です。またユーザー個別にアクセス権限の設定が可能なうえ、ソースIP制限を設定することもできます。さらに、指定したIPアドレスやドメインからのみにアクセスを制限することも可能です。サーバー上のファイル暗号化機能も搭載しています。 またWindows、iOS、Androidデバイスの停止・再開・削除のアクティベーションやリモート消去が行えるデバイス管理機能も備えています。iOSアプリの場合は、デバイスにダウンロードしたファイルの保存禁止、保存期間設定などをグループ単位で行う機能も利用できます。 登録ユーザー以外とのファイル送受信はWeb公開機能で ユーザーアカウントをもっていない外部パートナーや顧客などとのファイル送受信を安全に行う仕組みとして、Web公開機能があります。これは送りたいファイルの公開用のURLを生成し、メールでURLを送って公開ページにアクセスしてもらう機能です。相手からファイルを送ってもらうための「受け取りフォルダ」機能も搭載されています。Web公開を行う場合には上長などの事前承認プロセスを設けることができます。 Proself経由以外のサーバーアップロードファイルも利用可能 FTPなどでサーバーに直接保存したファイルもProself上で認識し、ダウンロードが可能です。エンタープライズエディションではフォルダ管理やファイルのアクセス権限変更や設定が可能です。 ブラウザで運用管理が可能 管理者はブラウザの画面でアクセス統計情報の閲覧・確認、SSL証明書の設定、時限ファイルの一括設定・公開期限の一括設定、ログのダウンロードなどが可能です。 エンタープライズエディションではディレクトリサービス連携可能 エンタープライズエディションではActive Directory、LDAPとの連携が可能です。既存ユーザーの管理情報がそのままProselfで利用できます。またコマンドラインでユーザー管理可能な管理ツール、CSVからのユーザー一括登録、外部コマンド実行機能なども備えています。 その他のオプション ・文書内検索オプション:テキスト、Word、Excel、PowerPointドキュメント内の検索機能 ・レポートオプション:教育期間向けのレポート課題配布・回収支援機能(エンタープライズエディションが別途必要) ・MailProxyオプション:メール添付ファイルをProselfに自動アップロード、パスワード設定可能なダウンロードアドレスを生成してメール本文に自動挿入して送信する機能(エンタープライズエディション、SMTP対応メールサーバーが別途必要) ・統合認証オプション:Active Directoryとの連携で、WindowsログインアカウントでProselfにアクセスする機能(エンタープライズエディションが別途必要) ・SAML認証オプション:SAML準拠のシングルサインオン機能(エンタープライズエディションが別途必要) (以上はすべてオープンプライス) 以上のように、Proselfは従来のファイルサーバーの使い勝手とは大きく異なり、サブスクリプション型の多くのオンラインストレージサービスに非常に近いサービスが構築可能です。Active Directory連携やシングルサインオン実現も視野に入るため、より自社のセキュリティポリシーを踏襲したサービスを展開しやすいと言えるでしょう。ただし、オンプレミスシステム運用には、環境の管理者が必要で、他のシステム同様に管理負荷がかかることには配慮しなければなりません。ベンダーが提供する保守サービス、時間外サポートサービス、リモートメンテナンスサービス(それぞれ有償)を利用して、管理負荷を軽減することも考えて導入・構築・運用されることをお勧めします。
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オンラインストレージの基礎知識
オンラインストレージとは、インターネットを介してデータを保存、取得、共有するためのクラウドサービスです。 クラウドストレージとも呼ばれています。
パソコンやスマートフォンなどのデバイスからアクセスでき、重要なファイルやデータを安全に保管することができます。物理的なローカルストレージに比べて、スケーラビリティと柔軟性に優れています。
ほかにも、データのバックアップや共有、同期など、さまざまな用途に使用できるため、特に、リモートワークやチームでのプロジェクトにおいて、効率的なコラボレーションを実現します。現代のデジタルライフスタイルには不可欠なツールと言えるでしょう。
オンラインストレージの定義
- クラウド上のストレージにファイルやフォルダ単位でデータをアップロードできる
- オンラインストレージ上のファイルを他人に共有し、ローカルにダウンロードができる
- さまざまなデバイスからファイルにアクセスできる
- ファイルへアクセス/ダウンロードできる人に制限を設けられる
- 【タイプ別】オンラインストレージのおすすめサービス10選
- オンラインストレージの人気おすすめ製品比較
- オンラインストレージの高評価ランキング
- 中小企業で人気のオンラインストレージランキング
- 中堅企業で人気のオンラインストレージランキング
- 大企業で人気のオンラインストレージランキング
- オンラインストレージとクラウドストレージの違い
- オンラインストレージの特徴
- クラウドストレージの特徴
- オンラインストレージの必要性
- オンラインストレージのメリット
- 業務の効率化を実現できる
- データの一元管理を実現できる
- 多様化する働き方改革に対応できる
- 災害対策やバックアップ体制を整備できる
- オンラインストレージのデメリット
- 容量によってはコストが増加する
- インターネットがある環境に依存する
- 個人情報などセキュリティに懸念がある
- サービスやデータの移行が困難になってしまう
- サービスの変更や終了してしまう可能性がある
- オンラインストレージの導入効果とできること
- 問題が発生したときの検証やリカバリーに役立つ
- 堅牢性や信頼性を確保したサービスの提供に繋がる
- オフライン作業の実現によって業務スピードが上がる
- オンラインストレージの選び方と選定のポイント
- データの容量を比較する
- ツールの機能を比較する
- 料金やコストを比較する
- サポートの有無やフォロー体制を確認する
- セキュリティ要件を満たしているか確認する
- オンラインストレージの価格・料金・費用相場
- 有料のオンラインストレージ
- 無料のオンラインストレージ
- オンラインストレージの活用事例とおすすめの業界・業種
- 製造業の設計部門
- 建設業の現場管理部門
- 広告会社のデザイン部門
- 外食業のマーケティング部門
- 金融業のコンプライアンス部門
- オンラインストレージの機能一覧
- ファイル共有機能
- コラボレーション機能
- 管理、セキュリティ機能
- オンラインストレージの導入フロー
- サービス選定と契約
- インフラ環境の準備
- ユーザー管理とアクセス権限の設定
- ユーザー向けガイドラインの策定と教育
- 本番移行と運用開始
- 定期的な効果測定と振り返り
- オンラインストレージの市場動向
- オンラインストレージと関連のあるソフトウェア
【タイプ別】オンラインストレージのおすすめサービス10選
オンラインストレージの人気おすすめ製品比較
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
Google ドライブ | 4.2/5点 | 2655件 | 要お見積り |
Fileforce | 4.1/5点 | 29件 | 900円~ / 月額 |
Dropbox | 4.0/5点 | 579件 | 1,500円~ / 月額 |
DirectCloud | 3.9/5点 | 134件 | 36,000円~ / 月額 |
※Leader製品のうち、2024年9月17日時点における満足度の高い順番で表示しています。
各おすすめ製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
オンラインストレージの高評価ランキング
製品名 | スコア | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|---|
AOSBOX Business Pro | 4.7 | 4.6/5点 | 23件 | 40,000円~ / 月額 |
楽天ドライブ | 4.5 | 4.4/5点 | 14件 | 0円~ / 月額 |
Bizストレージ ファイルシェア | 4.3 | 4.1/5点 | 16件 | 16,500円~ / 月額 |
Fleekdrive | 4.2 | 4.2/5点 | 16件 | 600円~ / 月額 |
※上記のランキング表は、2024年9月17日時点の「オンラインストレージの高評価ランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
中小企業で人気のオンラインストレージランキング
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
AOSBOX Business Pro | 4.5/5点 | 16件 | 40,000円~ / 月額 |
Fileforce | 4.5/5点 | 14件 | 900円~ / 月額 |
Fleekdrive | 4.4/5点 | 10件 | 600円~ / 月額 |
Bizストレージ ファイルシェア | 4.3/5点 | 5件 | 16,500円~ / 月額 |
※上記のランキング表は、2024年9月17日時点の「中小企業で人気のオンラインストレージランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
中堅企業で人気のオンラインストレージランキング
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
AOSBOX Business Pro | 4.7/5点 | 4件 | 40,000円~ / 月額 |
Google ドライブ | 4.1/5点 | 753件 | 要お見積り |
DirectCloud | 4.0/5点 | 61件 | 36,000円~ / 月額 |
GigaCC ASP | 4.0/5点 | 13件 | 12,000円~ / 月額 |
※上記のランキング表は、2024年9月17日時点の「中堅企業で人気のオンラインストレージランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
大企業で人気のオンラインストレージランキング
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
楽天ドライブ | 4.8/5点 | 4件 | 0円~ / 月額 |
Bizストレージ ファイルシェア | 4.3/5点 | 4件 | 16,500円~ / 月額 |
HENNGE One | 4.2/5点 | 5件 | 200円~ / 月額 |
Google ドライブ | 4.1/5点 | 477件 | 要お見積り |
※上記のランキング表は、2024年9月17日時点の「大企業で人気のオンラインストレージランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
オンラインストレージとクラウドストレージの違い
近年、「オンラインストレージ」と「クラウドストレージ」という言葉は、ほぼ同義として扱われることが多くなっています。しかし、それぞれの定義や提供範囲には微妙な違いがあります。
オンラインストレージの特徴
オンラインストレージは、インターネットを通じてファイルを保存・共有できるサービスです。代表的なサービスには、Google ドライブやDropbox、OneDriveなどがあり、簡単な操作でファイルをアップロード・ダウンロードできるのが特徴です。
ユーザーは、パソコンやスマートフォンなど複数の端末から、場所を問わずファイルへアクセスすることができます。主に個人利用を想定して設計されており、写真やドキュメントなどの保管、簡易的な共有用途に適しています。
クラウドストレージの特徴
クラウドストレージは、オンラインストレージを含む、より広範なサービスを指します。単なるファイル保存にとどまらず、サーバー、ネットワーク、データベース、アプリケーションといったITインフラを、クラウド上で包括的に提供する仕組みです。
このようなサービスは、個人利用だけでなく、企業の業務システムや大規模なデータ管理にも対応しており、ユーザー管理やアクセス権限の制御、外部アプリケーションとの連携機能などが備えられている点が特徴です。
クラウドストレージという大きな枠組みの中に、オンラインストレージというより限定的な機能のサービスが位置づけられている、と考えるとわかりやすいでしょう。
オンラインストレージの必要性
オンラインストレージの導入を考える前に、その必要性を理解しておくことが重要です。近年では、ファイル容量の増加や拠点間の情報共有、災害時の備えなど、企業が抱えるデータ管理の課題は多岐にわたります。
「社内サーバの容量に限界がある」「拠点ごとのデータを一元管理しにくい」「バックアップ体制に不安がある」こうした背景が、オンラインストレージの需要を後押ししています。
クラウド上に保存することで、社内の運用負担を軽減しつつ、安全かつ効率的なデータ管理が可能になります。容量の追加や自動更新にも対応しており、コスト面でも柔軟に対応できる点も大きなメリットです。
オンラインストレージのメリット
業務の効率化を実現できる
オンラインストレージの大きな利点のひとつは、「いつでも、どこでも」ファイルにアクセスできることです。インターネット環境さえあれば、外出先や自宅、さらにはスマートフォンやタブレットなどの端末からも必要な情報を確認できます。
例えば、打ち合わせ中に資料をその場で呼び出せれば、準備不足を感じさせることもありません。作業の中断を減らし、時間のロスを最小限に抑えられます。
また、複数人で同じファイルを同時に編集できる点も大きな魅力です。メールでファイルを回す方法では、「どれが最新版か」が分からなくなることもありますが、オンラインストレージなら常に最新データにアクセス可能です。これにより、チーム内の連携ミスや作業の重複を防げます。
データの一元管理を実現できる
拠点が複数に分かれている企業では、それぞれの場所で管理されているデータを正確に把握するのが難しくなりがちです。「必要なファイルが別の部署にある」「最新版を探すのに手間取る」――そんな状況は、思いのほか多くの現場で起きています。
オンラインストレージを活用すれば、地理的に離れた拠点のデータも一つのプラットフォームに集約できます。管理者が全体像を把握しやすくなり、不要な問い合わせややりとりも削減できます。
社内サーバの運用負担も軽減され、サーバ設備の増設やメンテナンスにかかるコストも抑えられるでしょう。
多様化する働き方改革に対応できる
テレワークやフレックスタイム制度の浸透により、オフィス以外で働くことが当たり前になってきました。社員がどこからでも、どの端末からでもファイルにアクセスできる環境づくりは、働き方改革を支える基盤の一つです。
オンラインストレージを導入すれば、社内外の関係者ともスムーズに共同作業が行えます。加えて、社内システムを管理する立場にある人にとっても、ハードウェアの保守や容量拡張、セキュリティ管理といった業務から解放される点もメリットです。
災害対策やバックアップ体制を整備できる
データを社内サーバだけで管理している場合、災害や機器トラブルによる損失リスクは避けられません。また、誤ってファイルを削除してしまう可能性もあります。
その点、オンラインストレージは、サービス事業者のクラウド環境でデータが自動的にバックアップされます。保存先が特定の物理環境に依存しないため、災害発生時にもデータを保全できる仕組みが整っています。
オンラインストレージのデメリット
容量によってはコストが増加する
多くのサービスは、手頃な価格でスタートできるよう設計されています。ただし、保管するデータ量が増えるにつれて、契約プランのアップグレードや追加容量の購入が必要になることも。
例えば、写真や動画といった大容量ファイルを継続的に扱う企業の場合、「当初は安く感じたサービスが、気付けば毎月の固定費を圧迫していた」そんなことも珍しくありません。長期的なコストの見通しも踏まえて検討する必要があります。
インターネットがある環境に依存する
オンラインストレージの強みは「どこからでもアクセスできる」ことですが、それはインターネットの接続環境が安定している場合に限られます。
接続環境が不安定な場所では、ファイルの読み込みに時間がかかったり、そもそもアクセスできなかったりといった不便さを感じる場面もあるでしょう。
個人情報などセキュリティに懸念がある
サービス提供側は高度なセキュリティを施しているとはいえ、大切なデータを第三者のサーバー上に保管することには、少なからず不安が伴います。
特に個人情報や機密情報を扱う場合には、利用規約やセキュリティポリシーを事前によく確認し、納得できる対策が講じられているかを見極めることが重要です。
サービスやデータの移行が困難になってしまう
一度大量のデータをアップロードすると、他のクラウドサービスへ切り替えたくなったときに、移行作業が大きな負担になります。
データの整理、再アップロード、連携ツールの設定変更など、想像以上の時間と手間がかかるケースも。導入時点で、将来的な乗り換えも視野に入れておくとよいでしょう。
サービスの変更や終了してしまう可能性がある
クラウドサービスの中には、事業方針の変更や採算性の問題などから、機能の縮小やサービス終了に至る例も存在します。
仮にサービスが停止した場合、データをすぐに退避できる体制を整えていなければ、業務への影響が出るおそれも。こうした万が一の事態に備えて、定期的なバックアップや二重保存を検討するのも一つの対策です。
オンラインストレージの導入効果とできること
問題が発生したときの検証やリカバリーに役立つ
オンラインストレージには、ファイルのバージョン管理機能が備わっているものが多く、誤ってファイルを上書きしてしまった場合でも、過去のバージョンにさかのぼって復旧できるため、重要なデータの損失を防げます。
また、万が一端末が故障してしまっても、クラウド上のデータには影響がありません。ローカルの端末に依存しないデータ保管体制は、トラブル発生時の検証やリカバリーにも有効です。
堅牢性や信頼性を確保したサービスの提供に繋がる
オンラインストレージは、クラウドベンダーが運用する堅牢なインフラ基盤の上に構築されています。データセンターの冗長構成や自動バックアップ、高い可用性などが整備されており、障害にも強い設計となっています。
自社サーバで全てを賄おうとすると、こうした仕組みを構築・維持するには相応のコストと人員が必要です。その点、オンラインストレージを活用すれば、堅牢性や信頼性の高いサービス提供が、より効率的に実現できます。
オフライン作業の実現によって業務スピードが上がる
オンラインストレージというと「常にインターネット接続が必要」と思われがちですが、実際にはオフラインでの作業にも対応しています。
例えば、出張や移動中の電車内、あるいは空港の待機時間など、インターネット接続が制限される場面でも、事前にファイルをダウンロードしておけば、手元の端末で作業を進めることが可能です。
このように、オフライン対応が可能になることで、空き時間の有効活用や業務スピードの向上にもつながります。
オンラインストレージの選び方と選定のポイント
データの容量を比較する
まず注目したいのが、保存できるデータ容量です。
テキスト中心の業務であれば、数GB程度の容量でも事足りる場合がありますが、動画や高解像度の画像、大量の業務データを扱う場合には、それ相応のストレージ容量が求められます。
そのため、現在の利用量に加え、将来的な増加も見越して余裕のあるプランを選んでおくと安心です。
ツールの機能を比較する
ストレージの基本機能は「ファイルの保存と共有」ですが、それ以外にも重視すべき機能は数多くあります。
例えば、チームでの同時編集や、クライアントPCのバックアップ、メール添付の代替手段、大容量ファイルのやり取りなど。利用シーンが明確であればあるほど、必要な機能も見えてきます。
実際のサービスも、文書編集に強みを持つものや、バックアップに特化したもの、ファイルサーバ感覚で使えるタイプなど、得意分野に違いがあります。導入目的とサービス特性が噛み合っているかを、事前によく確認しておきましょう。
料金やコストを比較する
導入コストについても、事前にしっかりと確認しておきましょう。
多くのサービスは、ユーザー数やストレージ容量に応じた月額(あるいは年額)の課金体系を採用しています。ただし、法人向けでは初期費用が発生するケースも少なくありません。また、最低契約期間や最低利用人数といった制約条件が設けられていることもあるため、契約前に必ずチェックしておくべきです。
加えて、Windowsには問題なく対応していても、Mac OS環境では一部機能が制限される場合もあります。試用版(トライアル)で操作性や機能を事前に確認できるサービスを選ぶと、導入後のミスマッチを防げます。
サポートの有無やフォロー体制を確認する
オンラインストレージは、トラブル発生時のサポート対応も非常に重要です。
国内のサービスは日本語での手厚いサポートが期待できますが、海外ベンダーではサポート言語が限られていたり、対応時間が異なることもあります。特に海外拠点も含めて導入を検討している場合は、多言語対応や対応スピードにも目を向けたいところです。
また、万が一ストレージ上のデータが失われた場合、「どの国の法律が適用されるのか」「どのような情報保護措置が講じられているのか」こうした点も確認しておきたいところです。コストや利便性に加えて、リスク分散の視点も含めた比較が求められます。
セキュリティ要件を満たしているか確認する
重要なビジネスデータを預ける以上、セキュリティ対策は慎重に検討すべきポイントです。
多くの法人向けオンラインストレージでは、ウイルスチェックや通信の暗号化といった基本的な対策は標準で備わっています。しかし、アクセス制限の柔軟性や管理者向けのログ取得機能、リージョン(保存場所)の指定など、より高度なセキュリティ機能については、サービスごとに差があります。
情報の重要度や業務内容に応じて、どの水準のセキュリティが必要かを明確にし、自社の情報セキュリティポリシーと照らし合わせて判断しましょう。
オンラインストレージの価格・料金・費用相場
有料のオンラインストレージ
オンラインストレージの価格は、利用するサービスや契約プランによって大きく異なります。一般的な個人向けプランでは月額数百円から数千円程度が相場となっています。利用容量に応じて段階的に料金が上がる仕組みが多くなっています。
企業向けのビジネスプランでは、数千円から数万円の月額費用がかかるケースがほとんどです。さらに、高度な運用管理サービスや大容量の領域を契約する場合、月額数十万円以上の費用が発生する可能性があります。
無料のオンラインストレージ
一方、無料でオンラインストレージを利用できるサービスも存在します。容量や機能は制限されますが、パーソナル利用には十分な場合もあります。ただし、企業が業務で利用する際には、セキュリティや信頼性の観点から、責任範囲の明確な有料サービスの利用が推奨されます。
オンラインストレージの料金は、利用目的やデータ量、必要とする機能レベルなどによって大きく変わってきます。事前に十分なニーズ把握を行い、それに見合ったプランを選ぶことが大切です。無駄なコストを抑えながら、使い勝手の良いストレージを選ぶよう心がけましょう。
オンラインストレージの活用事例とおすすめの業界・業種
オンラインストレージは、現代社会の様々な業界や部門で活用され、業務効率化に大きく貢献しています。その用途は多岐にわたり、情報共有の円滑化や作業の効率化など、業務の質と速度向上に重要な役割を果たします。
製造業の設計部門
製造業の設計部門では、大量の設計データを取り扱う必要があります。オンラインストレージを活用することで、設計データを安全かつ確実に共有・バックアップできます。また、リモート勤務が可能になり、業務の継続性も高まります。
建設業の現場管理部門
建設業の現場では紙の資料の持ち運びが煩雑でした。オンラインストレージを導入すれば、設計図や施工計画書などの電子データを現場でも参照でき、作業効率が大幅に向上します。
広告会社のデザイン部門
広告会社のデザイン部門では、大容量のマルチメディアデータを頻繁に扱います。オンラインストレージを使えば、場所を選ばずにデータにアクセスできるので、効率的な業務が可能になります。社外の取引先とのデータ共有にも活用できます。
外食業のマーケティング部門
外食業のマーケティング部門では、動画広告素材など大容量のファイルを頻繁にやり取りする必要があります。オンラインストレージを活用すれば、容量の心配なく資料の共有が可能となります。
金融業のコンプライアンス部門
金融業のコンプライアンス部門では、各種規制関連の重要データを長期間保存する義務があります。オンラインストレージを利用すれば、堅牢なデータ管理が実現できます。データの証跡性の確保にも役立ちます。
オンラインストレージの機能一覧
ファイル共有機能
機能 |
解説 |
---|---|
Webインタフェースでの利用 | アプリケーションなどをインストールすることなく、Webブラウザを用いてドキュメントのアップロード/ダウンロードができる |
多様なファイル形式への対応 | オフィスドキュメント、画像、動画など、あらゆるファイル形式をサポートし、主要なファイル形式についてはブラウザ上でのプレビューや直接編集にも対応する |
ファイルの検索・分類 | キーワード、もしくは詳細条件を指定して、必要なファイルを容易に検索できる |
バージョン管理 | ファイルが更新された際に、古いファイルを削除せずに保持し、バージョン(世代)履歴を管理する。これにより、何か不具合が生じた際には、古いバージョンのファイルをダウンロード、あるいは最新バージョンへと変更することが可能 |
同期ツール | 専用のアプリケーションなどをインストールすることで、PCやモバイルデバイス内のフォルダをオンラインストレージと同期して、ファイルの変更を自動的に反映させる |
コラボレーション機能
機能 |
解説 |
---|---|
ファイル更新通知 | ファイルの更新、追加、削除、移動などが行われた際に、フォルダあるいはファイルを共有しているメンバーへ通知する |
コメント機能 | ファイルに関するコメントを書き込むことで、ファイル共有の付随的なコミュニケーションツールとして活用できる |
ゲスト招待 | 組織外のユーザーを招待して、ファイルやフォルダを共有できる |
モバイルアプリ対応 | モバイルデバイス用のアプリを提供し、どんなデバイスからでもスムーズに利用できる |
管理、セキュリティ機能
機能 |
解説 |
---|---|
ユーザー管理 | オンラインストレージを利用するユーザーの追加、削除、変更を行う。Excelファイルなどを用いた一括追加や一括編集などにも対応するものもある |
アクセス制御 | 登録されたデバイス以外のアクセスを制御したり、グループやアカウントごとにユーザーの追加やアクセスレベルの変更などを行える |
モバイルデバイス制限 | モバイルデバイスからのアクセスの場合、ファイルのダウンロードや記載内容のコピーといった機能の一部に制限をかけられる |
二要素認証 | IDとパスワードの組み合わせに加え、登録された電話番号へ確認コードを送り、そのコード入力による二段階の認証を設けることで成りすましの登録を防ぐ |
デバイスデータの遠隔削除 | デバイスの紛失や盗難被害に遭った際、管理ツールから該当デバイス上のオンラインストレージのデータを遠隔削除できる |
ログ管理 | 誰が、いつ、どのファイルに、どんな操作を行ったかというログを出力することで、監査証跡に役立てられる |
オンラインストレージの導入フロー
サービス選定と契約
まずは、自社のニーズに合ったオンラインストレージサービスを選定し、契約を行います。利用シーンや必要容量、セキュリティ要件、費用対効果などを総合的に勘案し、最適なサービスを検討しましょう。
インフラ環境の準備
オンラインストレージ導入に先立ち、自社のインフラ環境を整備します。ネットワーク帯域の確保や、必要に応じてプロキシサーバの設定などを行います。社内システムとの連携インターフェースの用意も重要です。
ユーザー管理とアクセス権限の設定
次に、オンラインストレージを利用する社内ユーザーのアカウント設定を行います。部門や役割に応じて、適切なアクセス権限を割り当てる必要があります。データの秘匿性確保も意識しましょう。
ユーザー向けガイドラインの策定と教育
オンラインストレージの利用ルールやセキュリティポリシーなどを定めたガイドラインを策定し、社内に周知します。併せてユーザー向けの研修も実施し、適切な利用方法を徹底します。
本番移行と運用開始
インフラとユーザー環境の準備が整えば、いよいよオンラインストレージを本番環境に移行し、運用を開始します。初期段階では綿密なモニタリングを行い、課題があれば適宜対策を講じましょう。
定期的な効果測定と振り返り
オンラインストレージの運用状況を定期的に点検し、業務効率やコストなどの観点から、サービスの見直し・改善を図っていきます。新たなニーズにも柔軟に対応できるよう努めましょう。
オンラインストレージの市場動向
オンラインストレージ市場は、今後も堅調な成長が見込まれています。2026年には前年比11.3%の成長を遂げ、市場規模は1,230億ドルに達するとも予測されています。
背景にあるのは、日々膨大に生まれるデジタルデータと、それを安全かつ効率的に管理したいというニーズの高まりです。近年では、AIが利用状況を学習し、データの保存や検索を自動で最適化する「スマートストレージ」も注目を集めています。これにより、管理負担の軽減や検索性の向上が期待されます。
一方で、情報漏えいやサイバー攻撃への備えも不可欠です。暗号化やアクセス制御といった高度なセキュリティ対策が、今後ますます重要になるでしょう
オンラインストレージと関連のあるソフトウェア
オンラインストレージに関連のあるソフトウェアについては、以下のようなカテゴリーが挙げられます。
ファイル転送サービス:大容量データを特定のユーザーやデバイスへ転送するための機能やサービスのことです。
ストレージ仮想化:企業内にある複数の異なるストレージを仮想的に1つの大きなストレージとして使用できる技術のことです。
クラウドバックアップ:サーバやPCに保存されているデータをバックアップするソフトウェアのうち、バックアップ先となるクラウドを一括で提供するサービスのことです。
eラーニングシステム(LMS):eラーニングシステムとは、インターネットを活用した学びの場を提供するシステムのことです。
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