良いポイント
世界で最も多く使われているSFA、CRMであることから機能やUIが洗練されており、直感的な操作が可能。
機能面で不明な点は、レベルの高いサポートを受けられるほか、ユーザによるコミュニティでも質問ができるためリソースは恐らく、世界で一番あるSFA、CRMとなっている。
また、Appexchangeという拡張機能がサードパーティーから豊富に提供されており、プラットフォームとして市場が確立されていることがうかがえる。
Salesforceを使うのであれば、MAやBIもSalesforce製品を使うことがベストプラクティスであると言える。ただし、製品の費用は高いため会社の規模感と相談することが良いかとおもう。
改善してほしいポイント
Salesforce社自体がBtoB企業であるため、BtoB企業への親和性は高いといえるが、BtoC企業には親和性が多少落ちると思われる。
アップデートは随時、行われているがBtoCに特化した製品があると尚良いかと思われる。
また、Salesforce社が採用している「The Model」という顧客ナーチャリングモデルを色濃く反映された製品のため、そことの親和性が高い企業であるかを見極める必要があると言える。
今後期待する点としては、LINE連携など日本の市場に合わせた機能が標準で搭載されることである。しかし、Appexchangeという拡張アドオンでサードパーティーがLINE連携機能を提供しているため、そちらを利用すればよいかもしれない。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
まず、Excelなどで顧客管理をしている企業とは比べ物にならないほどに管理効率は上がる。例えば、一人の顧客からメールやWebから問い合わせがあったとする、Salesforceでは通常、問い合わせは「ケース」と呼ばれるオブジェクトで管理するが、新規ケースが作成された際にToDoを作成する、や担当者へ知らせるなど様々な自動化をローコード(プログラミング言語を使わない)で組めるため、業務フローの遂行に余計な工数を必要としない。
また、顧客へ一貫した対応をすることが実現でき、顧客満足度も高い。