【2025年】CRMツールのおすすめ10製品(全113製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
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01.次にいつ、誰が、何をすべきなのか?ひと目でわかるセールスパイプライン エクセルではやりづらい「セールスプロセス」の見える化は、営業管理上とても重要です。期限を過ぎているタスクはないのか?過去の接触履歴は?誰がキーマンなのか?それら全てをPipedrive上で収集・可視化します。 02.入力が驚くほどスムーズ PCやモバイルアプリからいつでもどこでも更新が可能!直感的なUIで入力も更新も簡単に行うことができます。また入力必須項目や重要項目の設定が可能で、入力漏れを防ぐことも可能です。 03.コミュニケーションはこれひとつで グループウェアと連携し、メールや電話、カレンダーの予定を双方向同期することが可能なため、入力の漏れ、ミス、負荷を大幅に軽減できます。 04.400種類以上のアプリと連携 Pipedriveは400種類以上の外部アプリと連携接続が可能です。さらにiPaaSを活用し、より多くの外部アプリと連携することで、自社に合せたカスタマイズが可能となります。 他にも営業活動を支援する機能が満載です。
生成AI機能
データ分析自然言語による指示ひとつで、営業や組織のパフォーマンス指標をすばやくレポート化できるため、複雑なレポート作成の手間を省きます生成AI機能満足度-0
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4.6
機能満足度
平均:4.1
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4.6
使いやすさ
平均:3.8
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4.8
導入のしやすさ
平均:4.0
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4.5
サポート品質
平均:3.9
- Lite:2200円/月
- Growth:6200円/月
- Premium:7600円/月
- +1プランあり
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ホンネデータプラットフォーム「coorum(コーラム)」は顧客の本音データとAIを起点に、あらゆるCXを改善します。 デジタル上の行動データだけでは分からない、商品・サービスの利用実態や、行動の背景・感情といった「顧客の本音」を収集・可視化し、商品開発・ブランド戦略・マーケティング効果の最大化を実現します。 <ホンネデータプラットフォーム「coorum(コーラム)が実現すること> ①見えなかった顧客の本音をデータ化 来店、購買などの行動データは見えても、購買後の体験や感情が見えない現状を打破。「誰が」「どんな体験をし」「どのような理由や感情を持っているのか」といった本質的な声を収集・データ化します。 ②顧客フェーズに合わせた最適なデータ収集手法を提供 一般顧客にはゲーミフィケーション型アンケート、ロイヤル顧客にはコミュニティなど、顧客セグメントに最適化した手法で自然に本音を集める仕組みを提供。購買前後の感情変化や利用体験まで捉えます。 ③AIエージェント『ホンネAI』による高度分析 収集した本音データをワンストップで簡単に分析。顧客軸、商品軸、体験軸など多様な視点からデータを自動抽出し、既存の購買データと掛け合わせ、精度の高い顧客理解を実現します。 ④収集・分析したデータを事業成長へ直結 分析したデータをブランド戦略、プロモーション、商品企画など幅広い領域で活用。顧客の本音をもとに施策を立案するため、確実な事業成長へとつながります。 ⑤専門家によるトータルサポート 専門スキルがなくても安心。コンサルタントが貴社の事業戦略に基づいたKPI設計から施策の成功まで、一貫してサポートします。
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■名刺管理から、収益を最大化する「Sansan」■ Sansanは、名刺管理を超えた営業DXサービスです。名刺やメールといった接点から得られる情報を正確にデータ化し、全社で共有できるデータベースを構築します。あらかじめ搭載している100万件以上の企業情報や商談をはじめとする営業活動の情報も一元管理できるようにすることで、これまで気付けなかったビジネス機会を最大化し、売上の拡大を後押しします。また、名刺関連の業務や商談準備を効率化することで、社員一人ひとりの生産性を高め、コストの削減も可能にします。
生成AI機能
議事録作成・要約会議音声を自動で文字起こしし、重要ポイントや決定事項をAIが要約。多言語対応やタスク抽出も可能。生成AI機能満足度3.55
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2,400店舗以上の運用実績がある費用対効果に強いCRMシステムです。顧客管理から分析、自動メール配信/ステップメール配信(LINE配信も可能)できるCRMシステムです。顧客の購入商品や金額、購入期間などの分析から顧客をセグメントして、最適な顧客にメール配信やステップメール配信(無制限)できます。 ●リピート率・リピート売上を分析できる 新規顧客獲得数やリピート購入 、リピート率を確認することができます。 さらに、LTV-Labでは商品ごとの リピート購入 ・ リピート率を確認することが可能です。新規顧客獲得が見込める商品やリピート購入率が高い商品を把握して、クロスセルやアップセル販促施策の精度を高めることができます。 ●簡単に顧客を分類できる よりお客様一人一人の状態・属性に沿った販促活動をするためには、既存顧客をセグメント(分類)する必要があります。LTV-Labでは、購買金額 / 累計購入金額 / 購入時期 / 購入回数などで膨大なデータをセグメントして販促することが可能です。 ●集計データはCSVでダウンロードでき、いつでも活用できる LTV-Labでまとめた顧客/売上データをダウンロードして活用することもできます。CSV形式でデータをダウンロードして詳細レポートの作成や、より高度な顧客分析 / 商品分析でLTV-Labのデータを活用いただけます。 ●シナリオを用いたメール販促で顧客を育成できる ステップメールを用いたマーケティング・オートメーションにより、顧客を育成します。 カゴ離脱配信や誕生日の自動配信といった簡単なシナリオから、顧客の購買情報(購入商品・購入金額・購入時期)を含んだ複雑なシナリオ分岐などを無制限に設定できます。 クロスセルやアップセルの精度を高めてリピート率向上を狙います。 【機能一覧】 ◆顧客管理機能 カートシステム連携 顧客属性グループ登録 購入金額セグメント 購入回数セグメント 購入商品セグメント ◆メール配信機能 ステップメール無制限 スポットメール配信 顧客セグメント配信 お誕生日メール配信 かご離脱配信 商品閲覧ターゲティング配信 ポイント数配信 開封率/クリック率計測 HTMLメール配信 販促シナリオ分岐 ◆顧客分析・集計機能 新規売上集計 リピーター売上集計 商品毎の売上集計 クロスセル集計 月報/日報レポート 集計結果ダウンロード
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無料ではじめるDX!「Pleasanter」は、無料で使えるOSS(オープンソースソフトウェア)のノーコード・ローコード開発ツールです。Webデータベース型の業務アプリを素早く簡単に作成でき、スクリプトによる柔軟な機能拡張で、様々な業務に対応できます 。 ■年間サポートサービスで、さらなる安心と拡張性を プリザンターは無料で使い始めることができます。さらに、安心して本格的に活用したい方には、年間サポートサービスもご用意しています。 年間サポートサービスの活用事例を紹介した資料「成果につながるプリザンターの始め方」 ▶https://pleasanter.org/redirects/recommendation-for-annual-support-service ■新しい拡張コンテンツとしてサイト設定確認支援ツールをご提供開始! 拡張コンテンツを期間限定で無料でお試しいただけるトライアルをご提供しています。 サイト設定確認支援ツールはデモ環境でお試しいただくことも可能です。 詳細はこちら▶https://pleasanter.org/blogs/pleasanter-extensions-trial ■プリザンターの特長 ・簡単にアプリが作れる手軽さと、最小限のコードで機能強化できる拡張性を両立 ・Webアプリが簡単に作成できるので業務に合わせて現場で素早くカイゼン ・稟議申請などのワークフロー(ビジネスプロセス)管理も標準機能で対応可能 ・テレワーク時や複数拠点間での情報共有やデータの一元管理で業務効率化 ・独自アプリ開発がフルスクラッチと比べ、開発工数約1/3に大幅削減 ・高度な要求も可能にする、独自SQLの実行など強力なバックエンド拡張機能 ・サーバーサイドスクリプトで複雑なビジネスロジックにも対応 ・豊富なAPIで基幹システムなど外部システムとも連携可能な高い拡張性 ・ユーザーの細かな要望に応えるフロントエンドの柔軟なカスタマイズ性 ・項目数を拡張可能なEnterprise Editionを含む有償サポートも提供 ■りそな銀行様のほか、ユニ・チャーム様、本田技研工業様などプリザンター導入事例記事を公開中 https://pleasanter.org/cases ■まずはお試しください ▶デモ環境でのご試用 ( https://pleasanter.org/demo ) ※メールアドレスの登録だけですぐに全機能60日間お試し頂けます。 ▷ユーザーマニュアル ( https://pleasanter.org/manual ) ▷プリザンターの導入事例 ( https://pleasanter.org/cases )
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Ecreaは初めてSFA/CRMを導入する企業にとってピッタリなツールです。 ◯「機能が選べる、だから安い」 Ecreaは業界初のコーディネート型SFAです。企業の営業課題を解決するために必要な機能のみを選んで導入することが可能です。 費用はもちろん選んだ機能の分だけです。(最小機能ならば月額1,000円からご利用可能) ◯「経験豊富なアドバイザーによる手厚いサポート」 Ecreaご利用企業をサポートするアドバイザーはいずれもサポート実績200社超のスタッフです。 企業が抱える課題とITリテラシーに応じて、導入ステップとご利用方法をご提案いたします。 ◯「幅広い拡張性」 顧客情報や案件情報、活動情報という基本的なSFA機能はもちろんのこと、メルマガを使った顧客育成、営業パーソン専用MA、オリジナルダッシュボードの作成など営業課題に応じて幅広い活用が可能です。
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「GENIEE SFA/CRM serviced by ちきゅう」は、圧倒的なコストパフォーマンスと導入社数6,300社の実績、さらに抜群の使いやすさで定着率99%を誇る国産の営業/顧客管理ツールです。 これまでExcelやオンプレシステムで管理していた顧客情報や営業パーソンの商談状況・日報・活動・売上額などのデータを一元化し、営業活動のあらゆるシーンをサポートすることで業績向上を実現します。 「GENIEE SFA/CRM serviced by ちきゅう」の3つの特徴 1・誰もが使いやすいシンプルなインタフェース 「GENIEE SFA/CRM serviced by ちきゅう」の活用に「マニュアル」は必要ありません。インタフェースはシンプルで、直感的に使うことができます。国内発のシステムで、日本の企業様に使いやすいように設計されています。「入力が面倒そう」「分析が難しそう」そんな不安を持っている企業様にこそおすすめです。 2.最小限の入力作業で最大限の営業効率を実現 営業マンは忙しい。だから、データ入力するソフトや入力画面が多くて煩雑。すでにご利用中のGoogleやSlackなど、ビジネスシーンに欠かせないツールと連携できるので、データの一元管理を簡単に行うことができます。外出先でもアプリ活用でサクッと日報提出や名刺交換、顧客情報へアクセスが可能。さらにマップを見ながら効率的な訪問営業が実現するため、活動量が増加し、成約件数の向上につながります。 3.業績を伸ばせる国内No.1*のSFA/CRM 新規顧客一覧、商談リスト、売上予測や実績など、必要な情報がレポートで一目瞭然。また、入力作業、営業会議、分析や経営戦略策定用の資料作成などの工数を削減できます。売上向上と工数削減を両方実現できます。 *「業績向上を実現できるNo.1 営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM serviced by ちきゅう」日本マーケティングリサーチ機構調べ調査概要:2020年3月期_サイトのイメージ調査
生成AI機能
議事録作成・要約会議音声を自動で文字起こしし、重要ポイントや決定事項をAIが要約。多言語対応やタスク抽出も可能。生成AI機能満足度-0
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【テレワーク対応】 ユーザー数無制限で利用できる簡単シンプルで使いやすい クラウド型オールインワンビジネスアプリケーション 営業支援SFA + 顧客管理CRM + グループウェア Knowledge Suiteの3つのポイント 1.簡単な営業日報入力だけで商談・案件情報を手間なく一元管理! 2.名刺管理と顧客台帳が連携!手入力なしで顧客情報が最新に更新! 3.SFA / 顧客管理CRM / グループウェアが機能連携しているのでテレワーク業務も効率的に! 顧客情報と営業報告の入力だけで営業プロセスを可視化し、PDCAサイクルの高速化を実現するクラウド型CRM/SFA。 自社の業務内容に合った項目カスタマイズが可能!
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4年連続総合満足度No1 CRM/SFAに選ばれています。「eセールスマネージャーRemixCloud」は、株式会社ESP総研が実施したユーザー調査で、総合満足度No.1を獲得したCRM/SFAです。この調査は、国内のCRM/SFA(営業支援システム)市場で代表的な製品である5製品を、実際に利用している企業の経営者・営業担当社を対象にした調査で、使い勝手や業務改善効果、導入効果、サービス内容、システム利用に関する質問を行い、その38項目の質問の中で30項目で 1位を獲得致しました。今回の結果は、当社の開発コンセプト及び定着支援サポートがユーザーの実感値として評価された結果と考えており、その特長的なポイントが下記だと考えております。 1.営業シーンの使いやすさを追求した設計・インタフェース 2.5,500社以上の営業課題解決ノウハウから導き出した設計・構築 3.定着率96%を誇るオンサイトでの活用相談を中心とした定着活用サポート 貴社専用デモをご要望や営業課題に合わせて用意も可能ですし、詳細金額の見積もりなどのご依頼も承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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「SKYPCE」は、便利かつ安全な顧客情報管理の実現を支援する『営業名刺管理サービス』です。特に顧客情報のセキュリティを大切にされる組織におすすめいたします。 正確にデジタル化・名寄せされた名刺情報を個人ではなく組織全体で活用することで、接点の可視化、情報共有が行えます。さらに、商談やアポイントなどの営業活動の履歴を人物に紐づけて記録し、メールを配信する・・・など、営業活動やマーケティング活動などのビジネスに活用できます。 ◆Point ① スキャンするだけで簡単。オペレーターによる補正で、名刺を正確にデータ化 ◆Point ② 名刺を「顧客データ」としてメール配信や、情報共有に活用 ◆Point ③ これまでの商品開発で培った「使いやすさ」で、スムーズな顧客情報の共有を支援 ◆Point ④ ニュース情報や、約150万件以上の信頼性の高い企業情報を提供 ◆Point ⑤ 他社SFA(営業支援)/ CRM(顧客管理)と連携可能 ●pick up! ============================================================= SKYPCEのユーザー同士で活用法の共有やビジネスに関する情報交換ができるコミュニティサイトをご用意しています。営業活動やマーケティングでの活用事例、業務効率化につながった運用など、ユーザー同士でより効果的な活用法を共有しあうことが可能です。 【キャンペーン実施中!】 1社から3名以上登録いただくと、お一人につきQUOカード(500円分)を進呈するキャンペーンを実施中です(上限あり)。また、SKYPCEの新規機能や改善のご要望を投稿いただいた方の中から3名様に、QUOカード(5,000円分)とノベルティをプレゼント。この機会にぜひ導入をご検討ください。 ①新規登録キャンペーン期間:2025年6月30日(月)まで ②機能要望キャンペーン期間:2025年9月30日(火)まで
生成AI機能
文字認識・文字起こしスキャンした名刺の情報をAI-OCRでデータ化します。その上で人の目でチェックして登録することで、迅速かつ正確にデータ化を実現しています。生成AI機能満足度-0
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CRMツールの基礎知識
CRMツールとは、顧客情報を一元管理し、営業やマーケティング活動を最適化するITシステムのことです。顧客との良好な関係を構築する経営手法の一つであり、ツールを導入することでデータ活用の効率化や業務の自動化が可能になります。
顧客データの収集・分析を行うことで、企業が顧客とのコミュニケーションを改善し、顧客満足度を高めることができるため、主にマーケティングや販売、カスタマーサービスなどの部門で使用されています。
また、ニーズの理解にも役立つため、顧客の期待する製品やサービスを提供することによって、企業は競争力を維持し、成長を続けることができます。企業が顧客との長期的な関係を築くうえでは、不可欠なツールと言えるでしょう。
CRMツールの定義
- 顧客の属性情報(所在地や担当者など)や過去の取引情報を一元管理できる
- 顧客との円滑なコミュニケーション(チャットやメールなど)に活用できる
- CRMツールのタイプ別おすすめ10選
- 汎用的に使えるCRMツールのおすすめ製品
- MAを搭載したCRMツールのおすすめ製品
- SFAを搭載したCRMツールのおすすめ製品
- CRMツールの人気おすすめ製品比較表
- CRMツールの機能一覧
- 顧客の情報を管理・運用する機能
- マーケティング活動を支援する機能
- コールセンター業務を支援する機能
- CRMツールとMA・SFAの違い
- MAツール(マーケティングオートメーションツール)
- SFAツール(セールスフォースオートメーション)
- CRMツール・MAツール・SFAツールの関係性
- CRMツールの必要性
- CRMツールの種類
- オンプレミスCRM
- クラウドベースCRM
- モバイルCRM
- ソーシャルCRM
- アナリティクスCRM
- CRMツールのメリット
- 顧客情報を一元管理できる
- 顧客満足度の向上につながる
- 営業コストの削減につながる
- マーケティング活動を効率化につながる
- マーケティング戦略の最適化につながる
- CRMツールのデメリット
- 導入や運用のコストが発生する
- セキュリティのリスクが発生する
- 維持やメンテナンスの手間がかかる
- ツールの使い方を覚える必要がある
- 変更やカスタマイズには制限が伴う
- CRMツールの価格・費用・料金相場
- クラウド型CRMツールの料金相場
- オンプレミス型CRMツールの料金相場
- CRMツールの導入事例
- 顧客対応の効率化に成功した小売業の事例
- 営業プロセスの見える化をした製造業の事例
- カスタマーサポートを向上させた金融業の事例
- 新規顧客獲得に成功したIT企業の事例
- 顧客関係の強化に成功したサービス業の事例
- CRMツールの導入で注意すべきポイントは?
- ①:自社の業務内容と機能がマッチしているか
- ②:必要な機能が過不足なく搭載されているか
- ③:操作性やデザイン(UI/UX)は直感的であるか
- ④:データの移行や初期設定の負担が少ないか
- ⑤:外部のシステムとデータの連携ができるか
- ⑥:教育制度やサポート体制は充実しているか
- ⑦:セキュリティや個人情報保護対策は十分か
- 自社の業界に最適なCRMツールを選ぶには?
- ①:業界特有の業務フローに対応しているか
- ②:取引先の商習慣に合ったUIやデザインか
- ③:既存の業界向けシステムと連携が可能か
- ④:業界の法規制やセキュリティ要件に対応しているか
- ⑤:同業他社の導入事例や導入実績があるか
- ⑥:営業スタイルや顧客属性に適しているか
- ⑦:業界に精通したサポートが受けられるか
- CRMツールの市場動向と業界シェア
- 成長を続けるCRM市場
- CRMツールの市場シェア
- CRMツールの業界別導入傾向
- CRMツールの最新トレンド2024
- AI機能の発展
- モバイル対応の強化
- オムニチャネル対応の推進
- パーソナライゼーションの深化
- セキュリティとプライバシー保護の強化
- CRMツールのカオスマップ
- CRMツールに関連のあるソフトウェア
- 【規模別】CRMツールの人気おすすめランキング
- CRMツールの高評価ランキング
- 中小企業で人気のCRMツールランキングと口コミは?
- 中堅企業で人気のCRMツールランキングと口コミは?
- 大企業で人気のCRMツールランキングと口コミは?
CRMツールのタイプ別おすすめ10選
汎用的に使えるCRMツールのおすすめ製品
汎用的に使えるCRMツールは、基本的な顧客管理機能を提供するツールで、企業の規模や業種に関係なく活用できます。顧客情報の一元管理、問い合わせ履歴、販売活動の追跡、顧客とのコミュニケーション記録など、基本的な機能を備えています。
汎用的に使えるCRMツールの多くは、基本機能が充実しており、初期設定や運用が簡単に行えるのが特徴です。また、無料版やライトプランが多く、低コストで導入できるのがメリットである反面、特定の業務に特化した機能が不足している場合もあるため、業種に応じた要件をクリアできるかどうかは事前に確認が必要です。
汎用的に使えるCRMツールおすすめ4選
- kintone
- Zoho CRM
- HubSpot CRM
- b→dash
MAを搭載したCRMツールのおすすめ製品
MA機能を搭載したCRMツールは、顧客データをもとにマーケティング活動を自動化し、リードジェネレーションやカスタマーエンゲージメントを効率化します。このタイプのツールは、マーケティング部門を中心に利用されることが多いです。
顧客の行動にもとづいて、最適なタイミングでアプローチすることができるため、特にマーケティング活動の高度化を目指す企業におすすめです。一方で、導入には一定のコストがかかり、ツールの使いこなしには時間がかかることもあるため、費用対効果を考慮したサービス選定が重要になります。
MAを搭載したCRMツールおすすめ3選
- Synergy!
- アクションリンク
- カスタマーリングス
SFAを搭載したCRMツールのおすすめ製品
SFA機能を搭載したCRMツールは、営業活動を効率化し、営業チームのパフォーマンスを最大化するために設計されています。このタイプのツールは、特に営業部門の生産性向上を目的としています。
営業担当者の行動や商談状況をリアルタイムで把握できるため、特に、営業活動の可視化や効率化を目指す企業や商談管理や売上予測を重要視している企業にとっておすすめです。
SFAを搭載したCRMツールおすすめ3選
- Salesforce Sales Cloud
- Mazrica Sales
- Intercom
CRMツールの人気おすすめ製品比較表
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
アクションリンク | 4.6/5点 | 25件 | 40,000円~ / 月額 |
Pipedrive | 4.5/5点 | 29件 | 1,500円~ / 月額 |
coorum | 4.3/5点 | 30件 | 要お見積り |
カスタマーリングス | 4.2/5点 | 55件 | 98,000円~ / 月額 |
※Leader製品のうち、2024年9月20日時点における満足度の高い順番で表示しています。
各おすすめ製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
CRMツールの機能一覧
顧客の情報を管理・運用する機能
機能 |
解説 |
---|---|
顧客の基本情報管理 | 個人の顧客の場合は氏名、住所、電話番号、性別、年齢など、法人の顧客の場合は会社名、部署、所在地、連絡先、担当者などの基本的な情報を登録・管理する |
見込み客管理 | コールセンターへの問い合わせ、セミナーや展示会の来場者情報など、見込み(潜在)顧客管理を管理する |
登録情報の名寄せ | 既存の顧客情報に重複がないか名寄せを行い、顧客情報を重複なく管理する |
問い合わせ管理 | 顧客からの問い合わせ内容をカテゴリーや重要度、期限などに分類し、顧客情報と結び付けて管理する |
取引履歴/契約管理 | 顧客ごとの取引履歴や製品・サービスに関する有償/無償の保守契約情報および契約内容に応じた対応数・時間を管理する |
ダッシュボード | 各担当者の視点から顧客情報を可視化するダッシュボード |
マーケティング活動を支援する機能
機能 |
解説 |
---|---|
営業活動支援 | 対象の顧客ごとに目標を設定し、ルール化した標準プロセスに基づく営業活動が行えるように支援する |
活動管理 | 部署内の予定表、担当者のスケジュールを一元管理し、顧客への訪問履歴、商談状況などを管理する |
マーケティング施策管理 | 新規顧客の獲得や既存顧客の更新を目的としたキャンペーンの予算や活動内容などを管理する |
データ分析 | 顧客を基点にさまざまな活動内容や売り上げなどを分析する |
コールセンター業務を支援する機能
機能 |
解説 |
---|---|
受付対応の支援 | 電話やFAX、メールなどの通信インフラと連携し、顧客情報を把握しながら応対する |
二次対応支援 | 二次対応が必要な場合に、その担当者(保守サービス部門の担当者など)にエスカレーションする |
セルフサポートの強化 | チャットやFAQなどにより顧客自身による問題解決をサポートする |
保守サービス管理 | コールセンターの問い合わせから発生した保守サービス活動の内容や進捗を管理する |
CRMツールとMA・SFAの違い
MAツール(マーケティングオートメーションツール)
MAツール(マーケティングオートメーションツール)とは、マーケティング活動を自動化・効率化するためのツールです。見込み顧客の獲得から育成までのプロセスを管理し、メール配信やスコアリング、行動分析などを通じて、適切なタイミングでアプローチを行います。
CRMツールが既存顧客の関係維持を目的とするのに対し、MAツールは新規顧客の獲得やリードナーチャリングを主な役割としています。MAツールを導入することで、マーケティング施策の自動化が進み、営業部門への質の高いリード提供が可能になり、CRMツールと連携させることで、マーケティングと営業の連携を強化し、より効果的な顧客管理が実現できます。
SFAツール(セールスフォースオートメーション)
SFAツール(セールスフォースオートメーション)とは、営業活動の効率化とデータ管理を目的とした営業支援ツールです。営業プロセスの可視化や進捗管理、商談履歴の記録、売上予測などの機能を備えており、営業担当者の業務負担を軽減しながら、営業成果を最大化する役割を担います。
CRMツールが顧客情報の管理と関係性強化に重点を置くのに対し、SFAツールは営業プロセスの最適化を目的としています。SFAツールを活用することで、属人的になりがちな営業活動を標準化し、データを活用した戦略的な営業活動が可能になります。CRMツールと連携すれば、顧客情報と営業情報を一元管理でき、より精度の高い営業戦略の立案が実現します。
CRMツール・MAツール・SFAツールの関係性
CRMツール、MAツール、SFAツールは、それぞれ異なる目的を持ちながらも、顧客管理や営業活動の効率化を支援する重要なツールです。
MAツールが見込み顧客を育成し、SFAツールが営業活動を最適化し、CRMツールが顧客情報を一元管理することで、マーケティングと営業の連携が強化され、効率的な営業戦略の実施が可能になります。これらのツールを適切に連携させることで、顧客のライフサイクル全体をデータドリブンで管理し、売上向上や業務の最適化が実現できます。
CRMツールの必要性
CRMツールは、顧客関係の管理を効率化するために不可欠なシステムです。顧客情報を一元管理することで、営業、マーケティング、カスタマーサポートの各部門が協力しやすくなります。これにより、顧客対応の質が向上し、顧客満足度が高まります。特に、顧客の購買履歴や問い合わせ履歴を活用することで、パーソナライズされたサービスを提供できます。
また、CRMツールは営業活動の効率化にも寄与します。顧客とのやり取りや商談の進捗状況をリアルタイムで把握できるため、営業担当者は的確なアプローチを行えます。これにより、成約率の向上が期待できます。さらに、分析機能を活用することで、営業戦略の見直しや改善点を特定しやすくなります。
マーケティング活動においても、CRMツールの導入は効果的です。顧客データを基にターゲットを絞ったキャンペーンを実施することで、効果的なプロモーションが可能です。また、キャンペーンの結果を分析し、次回の施策に反映させることができます。これにより、マーケティングのROI(投資対効果)を最大化できます。
さらに、CRMツールはカスタマーサポートの質を向上させるためにも重要です。顧客からの問い合わせやクレームを一元管理することで、迅速かつ適切な対応が可能になります。これにより、顧客満足度が向上し、顧客ロイヤルティの向上にもつながります。特に、顧客の問題解決が迅速に行えることで、信頼関係が強化されます。
CRMツールの種類
オンプレミスCRM
オンプレミスCRMは、企業内のサーバーにCRMソフトウェアをインストールして運用するタイプです。セキュリティ管理やカスタマイズ性が高く、企業が自社のITインフラで完全に管理することができます。
クラウドベースCRM
クラウドベースCRMは、インターネット経由で提供されるサービスであり、サーバーやソフトウェアの管理をベンダーが行います。利用者はインターネットに接続するだけでCRMシステムを利用でき、柔軟性とスケーラビリティが特徴です。
モバイルCRM
モバイルCRMは、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイス向けに最適化されたCRMアプリケーションです。営業担当者やフィールドワーカーが移動中でも顧客情報の管理や営業活動を行うことができます。
ソーシャルCRM
ソーシャルCRMは、ソーシャルメディアプラットフォームを活用して顧客とのコミュニケーションや関係構築を行うCRMシステムです。顧客のソーシャルメディア上の活動やフィードバックをリアルタイムで把握し、それをビジネスに活かすことができます。
アナリティクスCRM
アナリティクスCRMは、顧客データを分析し、顧客行動や傾向を把握するためのCRMシステムです。ビジネスインテリジェンス(BI)機能を組み込んでおり、経営戦略の策定やマーケティング施策の最適化に活用されます。
CRMツールのメリット
顧客情報を一元管理できる
CRMツールを導入することで、顧客情報を一元管理できます。これにより、営業、マーケティング、カスタマーサポート部門が同じ情報を共有できるため、顧客対応がスムーズに行えます。情報の一元化により、データの重複や漏れを防ぎ、効率的な業務運営が可能になります。全ての顧客情報を一箇所に集約することで、迅速な意思決定が可能です。
顧客満足度の向上につながる
CRMツールを活用すると、顧客満足度の向上につながります。顧客の購買履歴や問い合わせ履歴を基に、パーソナライズされた対応が可能です。迅速な対応や適切な提案を行うことで、顧客の信頼を獲得しやすくなります。これにより、顧客ロイヤルティが向上し、長期的な関係構築が期待できます。顧客のニーズに即したサービスを提供することで、満足度が高まります。
営業コストの削減につながる
CRMツールは営業コストの削減にも寄与します。顧客情報を効率的に管理することで、無駄な業務を減らし、営業活動を効率化できます。例えば、顧客へのフォローアップや商談の進捗管理が自動化されるため、営業担当者はより重要な業務に集中できます。これにより、人件費や業務運営コストの削減が可能です。効果的な営業戦略を展開するための基盤が整います。
マーケティング活動を効率化につながる
CRMツールを活用することで、マーケティング活動の効率化が図れます。顧客データを分析し、ターゲットセグメントに合わせたキャンペーンを実施することが可能です。キャンペーンの効果をリアルタイムで追跡し、必要に応じて戦略を修正することで、無駄のないマーケティング活動が行えます。これにより、マーケティングのROI(投資対効果)が向上します。
マーケティング戦略の最適化につながる
CRMツールを導入することで、マーケティング戦略の最適化が可能になります。蓄積された顧客データを分析し、顧客の行動やニーズを正確に把握できます。これにより、より精度の高いターゲティングが可能となり、効果的なマーケティング施策を展開できます。データに基づいた戦略立案ができるため、競争力のあるマーケティングが実現します。
CRMツールのデメリット
導入や運用のコストが発生する
CRMツールを導入する際には、初期費用や月額料金などのコストが発生します。また、カスタマイズや追加機能の利用には追加料金がかかる場合もあります。運用にかかるコストも考慮する必要があります。特に中小企業にとっては、予算内での運用が課題となることが多いです。導入前に総コストを詳細に見積もることが重要です。
セキュリティのリスクが発生する
CRMツールを使用する際には、顧客情報をデジタルで管理するため、セキュリティのリスクが伴います。データの漏洩や不正アクセスが発生すると、企業の信用に大きな影響を与える可能性があります。適切なセキュリティ対策を講じることが不可欠です。特にクラウド型のCRMツールを使用する場合、提供元のセキュリティ体制も確認することが必要です。
維持やメンテナンスの手間がかかる
CRMツールの維持やメンテナンスには手間がかかります。定期的なシステムアップデートやバグ修正、データのバックアップが必要です。これらの作業を怠ると、システムのパフォーマンス低下やデータ損失のリスクが高まります。専門的な知識を持つスタッフが必要となる場合もあります。日常的な管理体制を整えることが重要です。
ツールの使い方を覚える必要がある
CRMツールを効果的に活用するためには、ユーザーが使い方を覚える必要があります。新しいシステムに慣れるまでに時間がかかり、初期段階では操作ミスや混乱が生じることもあります。従業員へのトレーニングやマニュアルの整備が求められます。使いこなせるまでの学習コストを考慮することが重要です。
変更やカスタマイズには制限が伴う
CRMツールの変更やカスタマイズには制限がある場合があります。特にクラウド型のツールでは、提供元が定めた範囲内でしかカスタマイズできないことが多いです。自社の業務プロセスに完全に適応させるためには、制限内で工夫する必要があります。事前にカスタマイズの範囲を確認し、導入後の柔軟性を評価することが重要です。
CRMツールの価格・費用・料金相場
CRMツールの価格は、導入タイプにより大きく異なります。以下が各タイプのCRMツールの一般的な価格帯です。
クラウド型CRMツールの料金相場
クラウド型CRMツールの料金相場は、月額料金として提供されることが一般的です。小規模企業向けの基本プランでは、月額1,000円から3,000円程度のものが多く見られます。中規模から大規模企業向けの高度な機能を持つプランでは、月額5,000円から15,000円程度が相場です。追加機能やカスタマイズオプションにより、さらに高額になる場合もあります。導入コストが低く、スケーラビリティが高い点が特徴です。
オンプレミス型CRMツールの料金相場
オンプレミス型CRMツールの料金相場は、初期導入費用が高額になる傾向があります。ライセンス費用は数十万円から数百万円に及ぶことが一般的です。さらに、サーバー設置やシステム構築の費用が加わるため、総コストは高くなります。運用・保守費用として、年間数十万円から百万円程度が必要です。自社サーバーでの運用により、カスタマイズ性やセキュリティ面での優位性がありますが、高コストがネックとなることが多いです。
CRMツールの導入事例
顧客対応の効率化に成功した小売業の事例
ある小売業の企業では、CRMツールを導入することで顧客対応の効率化に成功しました。顧客情報を一元管理することで、各店舗のスタッフが顧客の購入履歴や問い合わせ内容を即座に確認できるようになりました。これにより、迅速かつ的確な対応が可能となり、顧客満足度が大幅に向上しました。結果として、リピーターの増加と売上の向上が実現しました。
営業プロセスの見える化をした製造業の事例
ある製造業の企業では、CRMツールを導入することで営業プロセスの見える化を実現しました。各営業担当者の活動状況や案件の進捗をリアルタイムで把握できるようになり、マネジメント層が適切なアドバイスを行えるようになりました。これにより、営業活動が効率化され、成約までの時間が短縮されました。結果として、売上の増加と営業チームのパフォーマンス向上が達成されました。
カスタマーサポートを向上させた金融業の事例
金融業界の企業では、CRMツールの導入によりカスタマーサポートの質が向上しました。顧客の問い合わせ履歴や契約情報を統合管理することで、サポート担当者が迅速に問題を解決できるようになりました。これにより、顧客の待ち時間が短縮され、満足度が向上しました。結果として、顧客ロイヤルティの向上と顧客の長期的な維持に繋がりました。
新規顧客獲得に成功したIT企業の事例
IT企業では、CRMツールを活用して新規顧客の獲得に成功しました。マーケティングキャンペーンのデータを分析し、ターゲット顧客に対して効果的なアプローチを行うことで、リードジェネレーションが効率化されました。さらに、営業プロセスの可視化により、営業担当者の活動を最適化し、成約率が向上しました。この結果、新規顧客数が増加し、企業の成長に貢献しました。
顧客関係の強化に成功したサービス業の事例
サービス業の企業では、CRMツールを活用して顧客関係の強化に成功しました。顧客の嗜好や利用履歴を基にしたパーソナライズドサービスを提供することで、顧客満足度が向上しました。さらに、定期的なフォローアップやキャンペーンの実施により、顧客との関係が強化されました。結果として、顧客のリピート率が向上し、安定した収益基盤が築かれました。
CRMツールの導入で注意すべきポイントは?
①:自社の業務内容と機能がマッチしているか
例えば、「インサイドセールス → フィールドセールス → カスタマーサクセス」というような営業フローがある企業では、商談のステージ管理機能や引き継ぎメモ機能が充実しているCRMが必要です。また、BtoB取引のように法人単位の管理が必要なケースでは、個人ベースでしか管理できないCRMでは不向きになります。
チェック項目
- 顧客を「個人」として管理するか「企業単位」で管理するか?
- 案件の進捗ステージは何段階あるか?
- 営業日報や面談履歴を残す必要があるか?
②:必要な機能が過不足なく搭載されているか
必要以上に高機能なツールを選ぶと、運用が複雑になり、使いこなせず放置されるケースもあります。逆に、最低限の「顧客情報の一元管理」「案件管理」「活動履歴の記録」「メール送信履歴」がなければ、日々の業務に支障が出ます。
チェック項目
- 顧客属性を自由にカスタマイズできるか?
- メールや電話履歴が自動的にログに残るか?
- タグやセグメント機能があるか?
③:操作性やデザイン(UI/UX)は直感的であるか
営業担当が毎日使うため、「1クリックで必要情報にアクセスできる」「モバイル対応がスムーズ」などの使い勝手のよさが極めて重要です。特に、年齢層が高い営業チームの場合、複雑な操作や英語UIでは使われなくなる可能性があります。
チェック項目
- 顧客情報へのアクセスは何ステップで可能か?
- 日本語UIは用意されているか?
- モバイルアプリでもスムーズに使えるか?
④:データの移行や初期設定の負担が少ないか
例えば、Excelで管理していた顧客リストや過去の商談履歴をCSVで一括インポートできるか、また項目名を柔軟に変えられるかは大切です。初期設定の手間を軽視すると、移行作業だけで数週間かかることもあります。
チェック項目
- 顧客データのインポート・エクスポートは簡単か?
- 初期セットアップのサポートはベンダーから受けられるか?
- 項目の追加・削除・並び替えなどが自由にできるか?
⑤:外部のシステムとデータの連携ができるか
例えば、MA(マーケティングオートメーション)と連携させてフォーム経由で登録されたリードを自動でCRMに反映したり、名刺管理ツールと連携して名刺スキャン情報がCRMに即反映されるような連携があると、運用効率が大幅に上がります。
チェック項目
- Google WorkspaceやOutlookと連携できるか?
- 名刺管理ツール(Sansan、Eightなど)と連携可能か?
- API連携によるカスタマイズは可能か?
⑥:教育制度やサポート体制は充実しているか
現場がツールの操作を習得できなければ、いかに高機能でも宝の持ち腐れになります。導入初期のオンボーディング支援や、問い合わせに対するチャット・電話サポートの体制も確認が必要です。
チェック項目
- 初期研修・マニュアルの提供はあるか?
- カスタマーサポートの対応時間は?
- 操作マニュアルや動画教材は用意されているか?
⑦:セキュリティや個人情報保護対策は十分か
CRMは顧客の氏名・電話番号・メールアドレスなど重要な個人情報を扱います。そのため、SSL通信の有無やIPアドレス制限、ログイン履歴の管理など、セキュリティ対策が万全かを事前に確認する必要があります。
チェック項目
- データは国内サーバーに保存されるか?
- アクセス制限(IP制限や二要素認証)はあるか?
- ISO27001などのセキュリティ認証を取得しているか?
自社の業界に最適なCRMツールを選ぶには?
①:業界特有の業務フローに対応しているか
たとえば、不動産業界なら物件管理や来店予約、製造業なら受発注や在庫連携など、業界に応じた機能があらかじめ組み込まれているCRMツールを選ぶことで、導入時のカスタマイズや業務変換の負担を減らすことができます。
②:取引先の商習慣に合ったUIやデザインか
業界によっては営業担当がPCではなくスマホやタブレット中心に業務を行うケースもあります。建設業・訪問営業など外勤が多い業界では、モバイル対応が優れたCRMツールが好まれます。
③:既存の業界向けシステムと連携が可能か
自社で使っている業務システム(販売管理、在庫管理、SFA、基幹システムなど)とのAPI連携やCSV連携が可能かを事前に確認しましょう。特定業界向けのERPや会計ソフトと接続できるかも重要です。
④:業界の法規制やセキュリティ要件に対応しているか
たとえば医療業界では個人情報保護法や医療情報ガイドライン、金融業界ではFISCなどの準拠が必要になる場合があります。業界固有の法規制に対応したCRMツールであることをチェックしてください。
⑤:同業他社の導入事例や導入実績があるか
自社と同じ業界での導入事例があるかどうかは重要な指標です。導入事例が多いCRMツールは業界ニーズを深く理解し、適切な初期設定やサポートを受けられる可能性が高くなります。
⑥:営業スタイルや顧客属性に適しているか
顧客が法人中心か個人中心か、リードタイムの長い商談を多く扱う業界(例:BtoB製造業)か、即時対応が求められる業界(例:EC、サービス業)かによって、適したCRMの設計が異なります。
⑦:業界に精通したサポートが受けられるか
CRMは導入後の運用が成功の鍵を握ります。業界専門のカスタマーサクセスチームやコンサルタントがいるベンダーであれば、スムーズな定着・改善支援が期待できます。
CRMツールの市場動向と業界シェア
成長を続けるCRM市場
CRM市場は近年、急速な成長を遂げています。企業が顧客との関係を重視するようになり、デジタルトランスフォーメーションの進展に伴って、CRMツールの需要が増加しています。特に、クラウドベースのCRMツールの普及が顕著で、多くの企業が導入を進めています。今後も、AIやビッグデータ分析との連携が進むことで、さらなる成長が期待されます。
CRMツールの市場シェア
主要なCRMツールの市場シェアは、Salesforceがトップを占めています。次いで、SAP、Oracle、Microsoft Dynamicsなどが続いています。これらの企業は、豊富な機能とカスタマイズ性、強力なサポート体制で高い評価を得ています。特にSalesforceは、クラウド型CRMのパイオニアとしての地位を確立しており、多くの企業で導入されています。
CRMツールの業界別導入傾向
CRMツールの導入は業界によって異なる傾向があります。例えば、金融業界やIT業界では、顧客との長期的な関係構築が重要であり、CRMツールの活用が進んでいます。一方、製造業や小売業では、顧客管理と営業支援の統合が求められるため、特定の機能に特化したCRMツールが導入されています。各業界のニーズに合わせたカスタマイズが重要です。
CRMツールの最新トレンド2024
AI機能の発展
2024年のCRMツールの最新トレンドとして、AIの活用が挙げられます。AIは顧客データの分析を高度に行い、パーソナライズされたサービスを提供することで、顧客体験の向上を実現します。チャットボットや予測分析、行動分析など、AIを取り入れた機能がますます進化し、企業の競争力を高めています。AIの導入により、より精度の高いマーケティング戦略が展開可能です。
モバイル対応の強化
モバイル対応の強化も2024年の重要なトレンドです。営業担当者が外出先からでも簡単にアクセスできるよう、モバイルデバイス向けのインターフェースやアプリケーションが進化しています。リアルタイムでのデータアクセスや更新が可能となり、業務の効率化が図れます。モバイルファーストの考え方が、CRMツールの利用拡大を後押ししています。
オムニチャネル対応の推進
オムニチャネル対応の推進も注目されています。顧客との接点が多様化する中、すべてのチャネルで一貫した顧客体験を提供することが求められています。CRMツールは、メール、SNS、電話、対面など、複数のチャネルからのデータを統合し、顧客の全体像を把握することを支援します。これにより、より効果的なマーケティング施策が実現します。
パーソナライゼーションの深化
パーソナライゼーションの深化も重要なトレンドです。顧客一人ひとりのニーズや嗜好に合わせた対応が求められています。CRMツールは、顧客データを詳細に分析し、個別の提案やフォローアップを可能にします。これにより、顧客ロイヤルティが向上し、リピート率の増加が期待されます。パーソナライズされたアプローチが競争優位性を高めます。
セキュリティとプライバシー保護の強化
セキュリティとプライバシー保護の強化も2024年の重要なトレンドです。顧客データの保護がますます重視される中、CRMツールは高度なセキュリティ機能を備えることが求められています。データ暗号化やアクセス制限、コンプライアンス対応など、プライバシー保護のための機能が強化されています。企業は信頼性の高いシステムを選ぶことが重要です。
CRMツールのカオスマップ
下記のページで、CRMツールの製品一覧をカオスマップで見ることができます。
CRMツールのカオスマップ
CRMツールに関連のあるソフトウェア
CRMツールに関連のあるソフトウェアについては、以下のようなカテゴリーが挙げられます。
Web接客ツール:ウェブサイトの訪問者に対して、チャットやポップアップなどの方法でコミュニケーションを行うツールのことです。
SFAツール(営業支援システム):営業活動を支援するソフトウェアで、見込み客の管理や商談の進捗管理などができます。
MAツール:マーケティング活動を自動化するソフトウェアで、顧客の行動履歴や属性を分析し、最適なタイミングでコミュニケーションを行うことができます。
マーケティングリサーチ:新しい施策に対する意思決定に必要な情報を収集するために、複合的な視点から調査を行ってくれるサービスです。
コールセンターシステム:電話やメールなどで顧客との対応を行うソフトウェアで、顧客の問い合わせやクレームの管理や解決を行うことができます。
チャットボットツール:人工知能を用いて顧客との会話を行うソフトウェアで、顧客のニーズや質問に応えることができます。
【規模別】CRMツールの人気おすすめランキング
CRMツールの高評価ランキング
製品名 | スコア | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|---|
Beerfroth | 4.8 | 4.8/5点 | 3件 | 4,950円~ / 月額 |
Ecrea | 4.8 | 4.3/5点 | 11件 | 500円~ / 月額 |
Kairos3 | 4.7 | 4.5/5点 | 6件 | 15,000円~ / 月額 |
Pipedrive | 4.6 | 4.5/5点 | 29件 | 1,500円~ / 月額 |
※上記のランキング表は、2024年9月20日時点の「CRMツールの高評価ランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
中小企業で人気のCRMツールランキングと口コミは?
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
Beerfroth | 4.8/5点 | 3件 | 4,950円~ / 月額 |
アクションリンク | 4.7/5点 | 17件 | 40,000円~ / 月額 |
coorum | 4.6/5点 | 11件 | 要お見積り |
Pipedrive | 4.5/5点 | 24件 | 1,500円~ / 月額 |
※上記のランキング表は、2024年9月20日時点の「中小企業で人気のCRMツールランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
1位:Beerfroth
満足度評価
- ★4.8(3件のレビュー)
特徴や機能
- 顧客情報を一元管理し、案件進捗や対応履歴がすぐに確認できる。
- フォーム作成やメールテンプレートの機能があり、営業活動を効率化できる。
- UIがモダンで使いやすく、社内教育コストを抑えられる。
ユーザーの声
- 「社内での共有がスムーズになり、情報の属人化を防げた」
- 「管理画面のUIがわかりやすく洗練されていて、入力ミスも減った」
2位:アクションリンク
満足度評価
- ★4.7(17件のレビュー)
特徴や機能
- 無料プランや月額1,680円からの有料プランなど、低コストで導入できる。
- 直感的な操作性で、初めてのCRM導入にも適している。
- SlackやZoom、Google Workspaceなどとの連携が可能。
ユーザーの声
- 「初期費用がかからず、スプレッドシートからの移行も簡単だった」
- 「インターフェースがわかりやすく、導入後もすぐに使いこなせた」
3位:coorum
満足度評価
- ★4.6(11件のレビュー)
特徴や機能
- ノーコードでオンラインコミュニティの構築や編集ができる。
- 顧客IDとの連携により、コミュニティデータと売上との相関分析ができる。
- ユーザー行動のタイムライン分析や、ロイヤル顧客の育成・分析ができる。
ユーザーの声
- 「アナリティクス機能で月次レポートを作成してもらえる」
- 「ユーザーの登録方法やメニュー等の種類が充実している」
中堅企業で人気のCRMツールランキングと口コミは?
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
DECA for LINE | 4.6/5点 | 3件 | 要お見積り |
coorum | 4.5/5点 | 9件 | 要お見積り |
Pleasanter | 4.5/5点 | 6件 | 0円~ / 月額 |
アクションリンク | 4.4/5点 | 6件 | 40,000円~ / 月額 |
※上記のランキング表は、2024年9月20日時点の「中堅企業で人気のCRMツールランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
1位:DECA for LINE
満足度評価
- ★4.6(3件のレビュー)
特徴や機能
- LINE公式アカウントと連携し、チャットボットやセグメント配信ができる。
- 顧客の行動データを活用したOne to Oneマーケティングができる。
- 外部データベースやWeb行動データとの連携により、精度の高いセグメントを作成できる。
ユーザーの声
- 「チャットボットでよくある質問に自動回答できるようになり、問い合わせ件数が削減できた」
- 「サポート担当者の方が親身に相談に乗ってくれたため、スムーズに導入することができた」
2位:coorum
満足度評価
- ★4.5(9件のレビュー)
特徴や機能
- ノーコードでオンラインコミュニティの構築や編集ができる。
- 顧客IDとの連携により、コミュニティデータと売上との相関分析ができる。
- ユーザー行動のタイムライン分析や、ロイヤル顧客の育成・分析ができる。
ユーザーの声
- 「アナリティクス機能で月次レポートを作成してもらえる」
- 「ユーザーの登録方法やメニュー等の種類が充実している」
3位:Pleasanter
満足度評価
- ★4.5(6件のレビュー)
特徴や機能
- オープンソースのローコード開発プラットフォームで、業務アプリを簡単に作成可能。
- 顧客管理、タスク管理、在庫管理など、さまざまな業務に対応。
- オンプレミス環境への構築が可能で、セキュリティ要件にも柔軟に対応。
ユーザーの声
- 「専門的な知識や技術がなくてもマウス操作で素早く簡単に業務アプリを作成できる。」
- 「APIが多数用意されているので、他のシステムと連携して足りない機能を補える。」
大企業で人気のCRMツールランキングと口コミは?
製品名 | 満足度 | レビュー数 | 価格 |
---|---|---|---|
b→dash | 4.6/5点 | 3件 | 要お見積り |
HubSpot CRM | 4.4/5点 | 5件 | 要お見積り |
Pleasanter | 4.3/5点 | 4件 | 0円~ / 月額 |
Intercom | 4.2/5点 | 5件 | 39ドル~ / 月額 |
※上記のランキング表は、2024年9月20日時点の「大企業で人気のCRMツールランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。
1位:b→dash
満足度評価
- ★4.6(3件のレビュー)
特徴や機能
- ノーコードでデータの取込・加工・統合・抽出・活用が可能なデータマーケティングツール。
- マーケティングオートメーションやWeb接客など、施策の展開に必要な機能を搭載。
- 業種業態に合わせたテンプレートが提供されており、データマーケティングが容易。
ユーザーの声
- 「データ分析の初心者でも施策を実行できるようになった。」
- 「ノーコードでデータの取込から活用まで一貫して行える。」
2位:HubSpot CRM
満足度評価
- ★4.4(5件のレビュー)
特徴や機能
- 無料プランでも豊富な機能を提供し、直感的なユーザーインターフェースで使いやすい。
- マーケティングやカスタマーサービスなど各機能の連携が可能で、営業活動を効率化できる。
- サポートコンテンツが充実しており、困ったことがあっても情報を容易に入手できる。
ユーザーの声
- 「会社全体で顧客のコンタクト履歴を管理でき、営業の重複がなくなる。」
- 「基本的にHubspotを入れておけば大体のことができると言えるほどの製品。」
3位:Pleasanter
満足度評価
- ★4.3(4件のレビュー)
特徴や機能
- オープンソースのローコード開発プラットフォームで、業務アプリを簡単に作成可能。
- 顧客管理、タスク管理、在庫管理など、さまざまな業務に対応。
- オンプレミス環境への構築が可能で、セキュリティ要件にも柔軟に対応。
ユーザーの声
- 「無償にも関わらず必要な機能が全て使えて、営業活動の共有用途としては十分以上。」
- 「他のツールと比べて安価に進められるため、お試し導入から採用有無を判断できる。」
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