【2025年】MAツールのおすすめ10製品(全62製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも

掲載製品数:62製品
総レビュー数:1,494
time

MAツールとは?

MAツールとは、見込み顧客の獲得から育成までのマーケティング業務を管理・自動化・効率化するツールのことです。リード管理やスコアリング、ターゲットに応じたメール配信の自動化やWebサイトの行動解析など、より効果的なマーケティング活動を支援します。

関連記事:MAとは?マーケティングオートメーションの機能・メリット・選び方

豊富なリード(見込み客)情報の中から確度の高い有望な見込み客を抽出し、分析し、既存顧客に対して定期的に情報提供を行い、エンゲージメントを高めるなどの効果が期待されます。

従来は顧客一人ひとりに応じた大規模な作業が手動で行われ、膨大な時間と手間を要しましたが、そうしたマーケティング業務を自動化することで、マーケターの業務効率を向上させることができます。

また、営業部門が管理する顧客情報とシームレスに連携することで、営業部門は確度の高い見込み客や付加情報を活用して営業活動を行うことができます。

MAツールの基礎知識

MAツール(マーケティングオートメーションツール)とは、営業などの現場においてリード顧客から成約までのマーケティング業務を自動化し、マーケティング活動そのものを効率化するツールを指します。Marketing Automationの頭文字をとって、通称MAと呼ばれます。

関連記事:MAとは?マーケティングオートメーションの機能・メリット・選び方

豊富なリード(見込み客)情報の中から確度の高い有望な見込み客を抽出し、分析し、既存顧客に対して定期的に情報提供を行い、エンゲージメントを高めるなどの効果が期待されます。従来は顧客一人ひとりに応じた大規模な作業が手動で行われ、膨大な時間と手間を要しましたが、そうしたマーケティング業務を自動化することで、マーケターの業務効率を向上させることができます。

また、営業部門が管理する顧客情報とシームレスに連携することで、営業部門は確度の高い見込み客や付加情報を活用して営業活動を行うことができます。これにより、全社として効率の高い営業活動を実現することができます。

MAツールの定義
・メール、ソーシャルメディア、SMS、デジタル広告配信のうちいずれかを自動化できる
・メールにおいて、HTMLメールの作成やABテスト、スケジューリング、セグメンテーションができる
・ランディングページや申し込みフォームを生成できる
・見込み客の属性情報やオンライン行動履歴ごとに見込み確度のスコアを付け、スコアの合計値から有望性の高い見込み客を絞り込める
・特定の行動やトリガー、または期間の経過後に、自動的にターゲットにメール配信できる
・キャンペーンの結果をダッシュボード(レポート)で確認でき、ROIなどの詳細を分析できる

導入を検討したいユーザー層
・自社のマーケティング活動の業務効率、リードの案件化・商談化率に課題を持つマーケティング部門
・自社の事業拡大に取り組む営業・マーケティング担当
・リードの獲得、育成、管理業務を担当するマーケティング部門の担当者
・マーケティング部門からの情報に基づいてリードへ営業活動を行う営業部門の担当者

MAツールの人気おすすめ製品比較
MAツールが注目されている理由
顧客接点の増加
消費行動の変化
データ分析の必要性
MAツールの市場動向・国内シェア
MAツールの機能一覧とできること
見込み顧客の獲得・管理
見込み顧客へのアプローチ
コンテンツの作成
MAツールとSFA・CRMの違い
MAツールとSFAシステムの違い
MAツールとCRMシステムの違い
MAツールのメリット
コストの削減につながる
業務の効率化につながる
深い顧客理解につながる
施策の最適化につながる
顧客体験の均一化につながる
MAツールのデメリット
導入コストと維持費用がかかる
ツールの学習には時間がかかる
ツールへの過度な依存を招くリスクがある
過剰なパーソナライゼーションのリスクがある
トレンドの変化をキャッチアップする必要がある
MAツールの価格・料金・費用相場
導入費用の料金相場
維持費用の料金相場
MAツールのシナリオ設計方法
STEP1:ターゲットを決める
STEP2:タイミングを決める
STEP3:コンテンツを決める
STEP4:チャネルを決める
MAツールの活用事例
メール配信業務の効率化(株式会社Faber Company)
セミナー運営管理の効率化(SB C&S株式会社)
MAツールの選び方と選定のポイント
BtoB向け製品とBtoC向け製品の違いを理解する
導入形態を確認する
対応チャネルを確認する
サポート内容を確認する
導入費用や月額料金を確認する
MAツールの代表的な製品一覧
Marketo Engage
Salesforce Pardot
SHANON MARKETING PLATFORM
SATORI
Synergy!
MAツール導入の失敗事例と注意点
目的やKPIが明確になっていない
MAツールを使いこなせていない
そもそものリード数が不足している
コンテンツ制作のリソースが不足している
MAMAツールの最新トレンド2024
AIアシスタント機能の進化
マーケティングデータ連携の加速
商談やカスタマージャーニーの可視化
ローカライゼーションと最適化機能の強化
セキュリティとコンプライアンスへの対応
MAツールのカオスマップ
MAツールと関連のあるソフトウェア
【規模別】MAツールの人気おすすめランキング
MAツールの高評価ランキング
中小企業で人気のMAツールランキング
中堅企業で人気のMAツールランキング
大企業で人気のMAツールランキング

MAツールの人気おすすめ製品比較

製品名満足度レビュー数価格
Kairos34.3/5点89件15,000円~ / 月額
カスタマーリングス4.3/5点58件98,000円~ / 月額
SHANON MARKETING PLATFORM4.2/5点241件要お見積り
b→dash4.0/5点70件要お見積り

※Leader製品のうち、2024年9月17日時点における満足度の高い順番で表示しています。

各おすすめ製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。

MAツールが注目されている理由

顧客接点の増加

近年、企業と顧客の接点が従来の対面販売やコールセンターなどに加えて、ウェブサイト、SNSなどのデジタルチャネルに大きく広がっています。異なる顧客接点からあらゆる情報が発生するため、これらの情報を統合的に収集・分析する必要が生じています。MAツールはそうした要求に応えるものとして注目されています。

消費行動の変化

消費者の購買行動も大きく変化しています。商品・サービスの検討からネット購入、レビューの投稿に至るまで、顧客体験のほとんどがデジタル上で完結するケースが増えています。このため、顧客分析には従来の売上データだけでなく、デジタル上のあらゆる行動データを統合的に分析することが求められます。

データ分析の必要性

マーケティング施策の最適化を図るには、顧客データをきめ細かく分析する必要があります。しかし、既存のツールでは情報が分散しており、俯瞰的な分析が難しいという課題がありました。MAツールはデータを一元的に集約・統合するため、データ分析の質を飛躍的に高められると期待されています。

このように、顧客接点の拡大、消費行動の変化、データ活用の必要性などが高まる中で、MAツールは企業のニーズに合致するソリューションとして注目を集めています。

MAツールの市場動向・国内シェア

MAツールには対象となる顧客に合わせて、BtoB向け製品とBtoC向け製品があります。
ITreviewではそれぞれの利用用途に応じて、カテゴリーグリッドや製品一覧をフィルタリングできるようになっています。

MAは2000年代にアメリカで普及し始めた機能ですが、日本での導入が盛んに行われるようになったのは2014年頃からです。入力作業やメール送信などのルーティンワークを自動化できるだけでなく、マーケティング施策をツール上に統合できるため、利益向上や収益分析などに役立てられています。

現在ではMA市場が急速に成長しており、多くの営業活動の現場で活用されています。営業の効率化だけでなく、顧客の購買意欲向上にも繋がっています。One to Oneマーケティングも実現できることから、今後さらなる普及が広がるでしょう。

MAツールの機能一覧とできること

マーケティング機能

インターネットの普及拡大により情報収集が容易となった現代において、MAは顧客に効率的かつ確実なアプローチができ、"One to Oneマーケティング”の実現に不可欠といえます。

物事の情報収集には、さまざまな情報が行き交うインターネットの活用が基本となっていることからも、より顧客のニーズに絞った的確なアプローチが求められます。小規模な場合は人手で対応できるかもしれませんが、数万人を超える顧客を抱える企業においては、営業活動の業務効率化は大きな課題となるでしょう。

MAの活用により、膨大なコストや時間を無駄にせずに顧客の情報を一元管理することができます。顧客の行動に基づいてさまざまな施策を設定できるため、競合他社への流出を防止し、リピートを促進するなど、顧客ロイヤリティの構築にも効果的と言えるでしょう。

また、企業運営においてはマーケティング効果を可視化することも大きな利点となります。収益アップにつながるパターンを学習できるため、新しい施策の立案や、早期段階でボトルネックを発見することができます。

関連記事:MAが営業のムダを解決!マーケティングオートメーションが質の高い営業を創出する理由

ここでは、MAの主な機能を紹介します。

見込み顧客の獲得・管理

機能 解説
見込み客(リード)情報管理 見込み客の企業名、所在地、電話番号などの企業情報、担当者の名刺情報、個人の場合は年齢、性別などの属性など、顧客に関する情報をデータベースに保管する
Cookie情報とのひも付け Cookieを埋め込み、オンラインの行動履歴によって最適なコンテンツを出し分けしたり、メールアドレスなどの情報を未取得であっても適切なキャンペーン案内を行ったりできる
オフライン行動履歴管理 展示会や自社セミナーなどオフラインで獲得した名刺情報を見込み客情報として取り込み、蓄積できる。訪問履歴の有無によってそれぞれ最適なマーケティング施策を実施できる
CRM/SFA連携 マーケティングの施策状況やMAで獲得した顧客情報を営業部門が管理するCRMやSFAに反映し、との情報連携を実現する

見込み顧客へのアプローチ

機能 解説
ターゲティング、キャンペーン管理 見込み客の中から自社製品、サービスのターゲットとなる客を絞り込み、キャンペーンの設計から実行、効果測定までを一元的に管理する
スコアリング設定 見込み客の属性情報(企業規模、業界など)やオンライン行動履歴などの情報ごとに、見込み確度のスコアを付け、スコアの合計値からより有望性の高い見込み客を絞り込める
シナリオ作成 オンライン行動にトリガーを設定し、見込み客がそれを実行した場合にメール送信やポップアップによるキャンペーン提示、申し込みフォーム表示など次のアクションを自動実行するといったシナリオを作成できる
メール作成・配信 作成したシナリオに基づいて、メールマガジンやキャンペーンメールの作成・配信を自動的に実行する
ステップメール 初回購入などのユーザーのアクションを起点に、1週間後、3カ月後など設定期間ごとにあらかじめ作成したメールを個別配信する
ダッシュボード ECサイトやキャンペーンサイトを含むWebサイトへの流入状況、メールマガジンやキャンペーンメールの配信結果、資料請求、問い合わせの状況といったマーケティング活動の各種プロセスを効果測定しダッシュボードにまとめる

コンテンツの作成

機能 解説
ランディングページ作成 検索エンジンの検索結果、または広告ページのリンクなどをクリックした見込み客が最初に目にするランディングページのコンテンツ制作を行う
フォーム作成 セミナーやイベントへの参加申し込み登録、見込み客に対するアンケートの実施など、リードの獲得を目的とした各種フォームを作成する
SNS連携 Twitter、FacebookなどのSNSを利用した情報発信およびSNS上で交わされた自社製品・サービス、他社製品との比較などに関するレビュー情報を収集し、運用管理する
オウンドメディア、ブログ作成 自社製品、サービスと関連情報、事例などを発信する自社独自メディアを構築・配信する

関連記事:マーケティング効率化に欠かせない!MA導入に欠かせない3つの機能とは

MAツールとSFA・CRMの違い

MA・SFA・CRMの違い
企業のマーケティングや営業活動を効率化するためには、それらを支援するツールの活用が欠かせません。

その一つがマーケティング活動を自動化する「マーケティングオートメーション」ですが、「SFA(セールスフォースオートメーション)」、「CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)」などと混在して使われることも多いです。

それぞれの定義や機能の違いは以下の通りです。

名称 役割 主な機能
MA(マーケティングオートメーション) マーケティング活動の自動化・効率化 見込み客の獲得、育成など
SFA(セールスフォースオートメーション) 営業活動の効率化 商談・案件管理、営業活動の分析や受注予測など
CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント) 顧客満足度やロイヤルティの向上 新規・既存顧客のキャンペーン管理、顧客とのコミュニケーション管理など

関連記事:MA・SFA・CRMの違いとは?定義や導入目的を分かりやすく解説

MAツールとSFAシステムの違い

SFA(Sales Force Automation)は主に営業活動を支援するためのツールですが、MAツールはマーケティング活動全般をサポートするものです。SFAは顧客情報や商談管理などの機能が中心ですが、MAツールは顧客データの収集・分析に特化した機能を備えています。

また、SFAはあくまで営業の視点からの機能が中心ですが、MAツールは広告やWebマーケティングなど、様々なマーケティングチャネルの統合的な分析・施策立案をサポートします。

MAツールとCRMシステムの違い

CRM(Customer Relationship Management)システムは顧客情報を一元的に管理し、販売・マーケティング・顧客サポートなど、顧客対応全般を支援するソリューションです。対してMAツールは、主にマーケティング部門におけるデータ収集・分析・施策実行に特化したツールです。

CRMにもマーケティングオートメーション機能があるものの、MAツールの方がより高度で専門的な機能を備えているのが特徴です。また、CRMはシステム構築の初期投資が大きいのに対し、MAツールはクラウドサービスとして柔軟に導入できる点も違いとなります。

このように、MAツールはSFAやCRMとは目的や機能範囲が異なります。企業ではそれぞれの性格を理解し、目的に合わせて適切なツールを組み合わせて活用する必要があります。

MAツールのメリット

コストの削減につながる

MAツールの導入により、日常的なマーケティングタスクの自動化が可能となります。メール配信のスケジューリングや顧客情報のセグメンテーションなど、手動で行っていた作業が自動化されることで、マーケティング担当者の作業負担が大幅に軽減されます。

業務の効率化につながる

マーケティング活動の効果測定や顧客管理、コンテンツの配信など、多岐にわたる業務を一つのツール内で一元管理することができます。これにより、異なるツール間での情報の移動や再入力の手間がなくなり、全体の業務効率が向上します。

深い顧客理解につながる

MAツールを使用することで、顧客の行動や興味・趣向をトラッキングすることが容易となります。これにより、顧客の購買履歴や閲覧履歴などのデータを基にしたパーソナライズされたマーケティング施策を展開することができ、高いコンバージョン率を実現することが可能となります。

施策の最適化につながる

MAツールは、各マーケティング活動の効果をリアルタイムで確認する機能を備えています。これにより、キャンペーンの成果やROIの計測が瞬時にできるため、迅速な施策の見直しや最適化を行うことができます。

顧客体験の均一化につながる

MAツールは、異なるコンタクトポイントにおける顧客とのコミュニケーションを一元的に管理することができます。これにより、ブランドメッセージやコンテンツの一貫性を保つことが容易となり、顧客に対して統一感のある体験を提供することができます。

関連記事:MAでマーケティング業務を自動化!マーケティングオートメーションの活用事例

MAツールのデメリット

導入コストと維持費用がかかる

MAツールの導入には初期コストがかかるだけでなく、月額利用料金やアップデート・維持に関する費用も発生します。これにより、特に中小企業においては経済的な負担が大きくなる場合があります。

ツールの学習には時間がかかる

MAツールは高機能である反面、操作方法や機能の使い方を習得するまでに時間がかかる場合があります。この学習期間中は効果的なマーケティング活動を展開するのが難しく、効率的な活動が制限されることがあります。

ツールへの過度な依存を招くリスクがある

MAツールに依存し過ぎると、直感や経験に基づくマーケティング判断が軽視される可能性があります。すべての状況や変動をデータで捉えきれないため、ツールの分析だけに頼ると誤った判断を下すリスクが高まります。

過剰なパーソナライゼーションのリスクがある

MAツールを使用して細かいセグメントに分けてコンテンツを配信することは効果的ですが、過度なパーソナライゼーションは顧客にとって違和感を感じる原因となる場合があります。また、過剰なパーソナライゼーションにより、大局的なブランドメッセージが希薄になるリスクも考慮する必要があります。

トレンドの変化をキャッチアップする必要がある

テクノロジーの進化は日進月歩であり、MAツールも常に新しい機能や更新が行われます。そのため、最新の機能をフル活用するためには定期的な学習やトレーニングが必要となり、継続的な努力が求められます。

MAツールの価格・料金・費用相場

導入費用の料金相場

MAツールの導入費用は、ライセンス料金やカスタマイズ費用、導入コンサルティング費用などから構成されます。導入するベンダーや製品機能、社内の環境などによって大きく異なりますが、中小企業向けのミドルレンジ製品では初期費用が100万円~500万円程度が相場となっています。

一方、大企業向けの高機能製品を導入する場合は、初期費用が1,000万円を超えることもあります。ただし、最近ではクラウドベースのMAツールも増えており、比較的低コストから導入できるものも存在します。

維持費用の料金相場

導入後の維持費用としては、主にライセンス料金の年間運用保守費用と、ツール活用のための人件費が発生します。中小企業向け製品であれば、年間20万円~100万円程度の運用保守費が見込まれますが、ハイエンド製品では数百万円以上かかる場合もあります。

また、MAツールの本格的な運用には、専任のマーケティング担当者を配置する必要があり、その人件費も維持費用として計上されます。企業の規模やMAツールの活用範囲により、人件費の額は大きく異なってきます。

このように、導入時の初期費用に加えて、毎年の維持費用についても十分な検討が必要となります。費用対効果を見極めながら、最適なMAツール導入を目指すことが重要です。

MAツールのシナリオ設計方法

見込み顧客の適切なナーチャリング(育成)に利用したいのは、MAツールのシナリオ設計です。シナリオとは、直訳すると「脚本」を意味し、マーケティングオートメーションにおいては見込み顧客に対して、適切なタイミングでアプローチするための設計になります。

たとえば、「配信しているメルマガを開封したユーザーに対して、ホワイトペーパーやebookを送る」、「商品を購入したユーザーに関連商品の案内を送る」といった具体的な例が考えられます。特定の行動を起こしたユーザーに対して、次のアクションを促すための設計と言えます。

この章では、シナリオ設計の方法について説明します。

STEP1:ターゲットを決める

まずは誰にアプローチすべきか、つまりターゲットの選定から始めます。ターゲットの選定軸として用いられるのは、以下の3つの方法です。

・ライフサイクル軸:「見込み客」「新規顧客」「休眠顧客」など企業と顧客の関係性を軸にターゲットを分類
・顧客行動軸:「メールの開封」「セミナーに参加」「商品を購入」など顧客の行動を軸にターゲットを分類
・顧客属性軸:年齢や性別、職業・役職や年収といった顧客の属性を軸にターゲットを分類

STEP2:タイミングを決める

ターゲットに対して適切なタイミングでアプローチすることで、効果的に次のアクションへとつなげることができます。メルマガであれば「何時に送るべきか」「顧客がどの行動をとった後に何を送るべきか」「どれくらいの頻度で送るべきか」といった視点で考えることが大切です。

STEP3:コンテンツを決める

ターゲットによって、提供するコンテンツの内容は異なります。

たとえば、かつては継続的にサービスや製品を利用していたものの直近でアクションを起こしていないユーザーに対しては、割引クーポンを配布するなど再びアクションを起こしてもらうためのトリガーとなるコンテンツが必要です。

匿名のユーザーに対しては、ホワイトペーパーやebookなどを配布し、個人情報を入力してもらうことで実名ユーザーへと転換することができます。

STEP4:チャネルを決める

コンテンツを届けるためのチャネルを設定します。

MAツールというとメール配信が一般的ですが、必ずしもメール配信だけでなく、「Webサイト」や「電話」「セミナー」など一つの手法に頼らず、さまざまなチャネルを組み合わせることで、効果的なアプローチを実現します。

MAツールの活用事例

実際に、MAツールが企業にどのように活用されているか見てみましょう。

メール配信業務の効率化(株式会社Faber Company)

SEO施策(検索エンジン最適化)・リスティング広告の代行業・サイト制作の3つの事業をメインに行う株式会社Faber Company。従来は既存のクライアントからの紹介で案件を獲得していましたが、より多くの案件獲得を目指し、リード管理を目的にMAツール「SATORI」を導入しました。

従来から行なっていたメルマガ配信を、SATORIを活用することによって、ターゲットを細かくセグメントし、見込み顧客に合わせたメール内容の最適化を実施しています。結果としてクリック率に改善が見られ、実際に商談に繋がる案件も増えています。

セミナー運営管理の効率化(SB C&S株式会社)

ブロードバンド諸サービスやITプロダクトの流通を手がけるSB C&S株式会社。新サービスやプロダクトの情報を伝えるセミナーやキャンペーンを定期的に実施していましたが、セミナー開催に至るまでの告知サイトや申し込みフォームの作成に時間がかかり、本来必要な集客フォローまで手が回らない状態でした。そのためセミナー開催の回数が減り、メーカーのPRニーズや顧客ニーズの把握ができないという課題を抱えていました。

2009年にイベントやセミナー管理に強みを持つMAツール「SHANON MARKETING PLATFORM」を導入しました。Webページ自動作成機能を用いることで、約2週間かかっていた工程をわずか約10分まで短縮することに成功しました。

また、集客データベースの蓄積により、営業担当者の業務効率の向上も実現しています。的確なターゲットに集客を行うことで、営業業務の無駄を削減しています。告知サイトや営業フローの業務効率改善などを合わせて、年間200万円程度のコスト削減にも寄与しています。
関連記事:MAでマーケティング業務を自動化!マーケティングオートメーションの活用事例

MAツールの選び方と選定のポイント

チェックポイント

BtoB向け製品とBtoC向け製品の違いを理解する

MAツールには、BtoB向け製品(法人顧客をターゲットにした企業向けのMA)とBtoC向け製品(一般消費者をターゲットにした企業向けのMA)の2種類がある。

BtoB向けのMAツールは、見込み顧客から受注確度の高いリードを抽出するためのセグメント機能やスコアリング機能を搭載している製品が多い。またセミナーやイベントなどオフラインのマーケティング施策をサポートするものや名刺管理機能を実装している製品もある。

一方のBtoC向けのMAツールは、約10万件程度の大量のリードを管理できるように設計されている。ECサイト運営やオウンドメディアなどオンライン経由で集客したリードの獲得、育成に重点が置かれていることが多い。

導入形態を確認する

MAツールには、オンプレミス環境に導入するソフトウェアパッケージ製品と、クラウドサービスとして提供されている製品がある。

オンプレミス環境に導入するソフトウェアパッケージ製品は、自社内の閉じたネットワークで運用できるためセキュリティが強固でカスタマイズ性が高いというメリットがある。

一方、クラウドサービスは、ハードウェアインフラを用意することなく、初期投資を抑えながら迅速に運用を開始できるというメリットがある。

対応チャネルを確認する

昨今ではLINEやFacebook、TwitterなどのSNS連携の強化が図られているものも多い。メール配信やWebサイトではアプローチできなかった層にも、サービスや製品の訴求ができる。

その他、GoogleやYahooなどのリターゲティングタグを設定することで、特定のセグメントに有効な広告配信を可能にする機能を搭載しているMAツールもある。

サポート内容を確認する

MAツールの導入には、初期設定や最適化・運用などベンダー側の支援が欠かせない。使用時の疑問やトラブルが起きた時に対応してくれる24時間365日のオンラインサポートや、コンサルティングサービスの充実度もMAツールを選定する重要な要素になっている。

ツールによっては、ユーザー会やオンラインコミュニティがあり、利用者同士で意見交換を行える場が用意されている場合もある。

導入費用や月額料金を確認する

MAツールの価格は製品・サービスによって異なるが、パッケージ製品の場合はおよそ50〜100万円、クラウドサービスの場合は月額10〜20万円程度が相場となっている。

製品、サービスによっては、データベースに登録可能なリードの件数、メール配信数の上限によって価格が異なる場合がある。また、別途コンサルティング費用や保守サポート費用が必要な場合もある。

MAツールの代表的な製品一覧

MAツールを提供する企業はさまざまです。日本国内では、「Marketo Engage」(アドビシステムズ株式会社)や、「Salesforce Pardot」(株式会社セールスフォース・ドットコム)が高いシェアを持っています。

以下に、代表的なMAツールを5つご紹介いたします。これらはすべて人気のある製品ですが、各ツールには異なる特徴がありますので、自社のニーズに合った製品を選ぶ際には注意が必要です。

MAツールの製品・サービス一覧

Marketo Engage

全世界で5,000社以上が採用しているアメリカ発のMAツール「Marketo Engage(マルケト)」は、BtoB / BtoCを問わず、顧客のエンゲージメント向上を目指して設計された製品です。製品やサービスの認知から購入、ファン化までの長期的な顧客関係の構築が可能な統合型プラットフォームです。

24時間365日対応のカスタマーサポートや、運用開始後の活用支援を行うコンサルティングサービスなど、充実したサポート体制が整っています。また、ユーザー同士の交流を促進するユーザー会やオンラインコミュニティも存在し、ツールの効果的な活用をサポートします。

Marketo Engageの評判・口コミをみる

Salesforce Pardot

セールスフォース・ドットコムが提供するBtoB向けMAツール「Salesforce Pardot」は、同社のSFA(営業支援システム)である「Sales Cloud」とシームレスに連携することで、リード獲得からナーチャリング、営業への引き渡しをスムーズに実行できます。マーケティングだけでなく、営業活動の効率化にも貢献します。

レポート機能を備えており、マーケティングのROI(投資対効果)を常に把握することが可能です。パフォーマンスを可視化することで、キャンペーンの最適化や改善につなげることができます。

Salesforce Pardotの評判・口コミをみる

SHANON MARKETING PLATFORM

セミナーやイベントなどのオフラインでのマーケティング施策に強みを持つ「SHANON MARKETING PLATFORM」は、従来手間のかかっていたセミナー申込みフォームの作成や問い合わせ管理などの業務効率化を可能にします。開催後の来場者へのフォローアップメールも自動で行えます。

SHANON MARKETING PLATFORMの評判・口コミをみる

SATORI

国産MAツールである「SATORI」は、株式会社SATORIが提供しています。国内ビジネス環境に適した機能やシンプルなインターフェースを持つため、700社を超える企業で導入されています。

ウェブサイトにタグを埋め込むだけで即日運用が可能であり、匿名リードのデータ管理や蓄積にも強みを持っています。24時間365日のサポートセンターやオンラインマニュアルも充実しており、MAの経験が少ない担当者でも安心して利用できます。

SATORIの評判・口コミをみる

Synergy!

正確にはCRMシステム(顧客管理システム)ですが、メール配信やSNS連携、広告配信の機能を備え、マーケティング活動の効率化に役立ちます。

クライアント証明書(デジタル証明書)をインストールしたPCのみがアクセス可能であり、二重ログインを検知するなど強力なセキュリティ機能を備えています。ユーザーからのセキュリティに関する評価も高く、安全な運用が可能です。

Synergy!の評判・口コミをみる

上記の5つのMAツール以外にも、さまざまなベンダーから提供されているMAツールがあります。初期費用や月額料金、詳細な機能に関する情報は、以下の関連記事でまとめてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:【比較】人気MAツール10選|導入実績が豊富なマーケティングオートメーションツールの特徴や機能

MAツール導入の失敗事例と注意点

国内企業によるMAツールの導入が進展する一方で、運用体制に関する問題を抱える企業も少なくありません。MAツールを単に導入するだけでは意味がなく、効果的なマーケティング活動に繋げる必要があります。

この節では、MAツールの導入における失敗のポイントを取り上げ、それに対する解決策を説明していきます。

目的やKPIが明確になっていない

まず初めに、多くの企業がMAツールの導入を進める際に、導入の目的が明確でないままであるという問題があります。MAツールの導入目的は大きく「マーケティング活動や施策の効率化」「マーケティング活動や施策の可視化」「営業部門との情報共有による業績向上」の3つに分けられます。

これらの目的に基づき、具体的なKPIの設定を行うことが重要です。例えば、「商談の生成数」「リードの獲得数」「メールの開封率」「オフラインイベントの参加者数」など、指標は多岐にわたりますが、MAツールを導入しただけでは劇的な改善は期待できません。目的やそれを達成するためのKPIを明確に設定することで、初めて適切な運用が可能となります。

MAツールを使いこなせていない

近年のMAツールは高度な機能を備えていますが、同時にその運用は経験豊富な担当者によらなければ難しい場合もあります。一部の企業では「実際に利用しているのはメール送信機能だけだ」「操作が複雑で、導入前よりも時間がかかる」といった課題が指摘されています。

運用の経験がある人材を雇用するのも一つの方法ですが、採用に伴う費用や時間も考慮すべきです。

こうした場合、ベンダーが提供するコンサルティングサービスを利用することがおすすめです。無償または有償で提供される場合がありますが、初期設定や操作方法といった「つまづきやすいポイント」に関するサポートを提供しています。また、ベンダーがユーザー同士の交流を促進するためにユーザー会を開催したり、運用ノウハウの共有を行う場合もあります。

ベンダーのサポートを積極的に利用することで、自社での問題解決が容易となるでしょう。

そもそものリード数が不足している

MAツールの主要な役割はリードの獲得、育成、分類の効率化ですが、実際にはリード数自体が限られている場合、運用を開始しても効果が表れないことがあります。

たとえば、メルマガ配信にMAツールが活用されるケースが多いですが、一般的なメールの開封率は15%程度です。保有するリードが100件しかなければ、開封されるのは15件となります。商談に至るケースは稀であり、MAツールの導入が十分に意味を持たない場合があります。

まず、セミナーの開催やコンテンツの充実によって、リード数を増やす施策が必要です。

コンテンツ制作のリソースが不足している

MAツールを利用しても、マーケティング業務の効率化は図れても、メルマガやオウンドメディア、ホワイトペーパー、SNSなど、顧客との直接的な接触を持つコンテンツの質が低いままでは、効果的な結果を得ることは難しいです。

MAツールの運用だけでなく、コンテンツ制作にも十分なリソースを割くことが重要です。自社でコンテンツを制作するスキルやリソースが不足している場合は、外部パートナーと連携することも検討すべきです。

MAツールについての更なる詳細はこちらから

MAMAツールの最新トレンド2024

AIアシスタント機能の進化

MAツールにおいても、AIアシスタントの活用が一層進むと予測されています。AIが提案するカスタマージャーニーに基づいてキャンペーンを自動生成したり、AIが最適なコンテンツを生成するなど、マーケティング業務の自動化が進展するでしょう。

マーケティングデータ連携の加速

様々なマーケティングツール間でのデータ連携がより密接になると考えられます。MAツールを中心に、広告運用ツール、Webアナリティクスツール、CRMなどのデータが相互に連携し、高度な分析やリアルタイムの施策実行が可能になります。

商談やカスタマージャーニーの可視化

企業は商談プロセスやカスタマージャーニー全体を正確に把握したいと考えています。MAツールには、各接点の顧客データを統合して可視化する機能の充実が求められます。これにより、マーケティングとセールスが緊密に連携しやすくなるでしょう。

ローカライゼーションと最適化機能の強化

多国籍企業においては、各国や地域ごとの最適なマーケティングを行う必要があります。MAツールには、言語や習慣の違いなどを考慮し、ローカル最適化を支援する機能強化が期待されています。

セキュリティとコンプライアンスへの対応

マーケティングにおいても、データ保護の重要性が高まっています。MAツールベンダーには、情報セキュリティ対策の強化やプライバシー関連法制への確実な対応が求められるでしょう。

MAツールのカオスマップ

下記のページでは、MAツールの製品一覧をカオスマップ型式で見ることができます。

MAツールのカオスマップ

MAツールと関連のあるソフトウェア

Web接客ツール:ウェブサイトの訪問者に対して、チャットやポップアップなどの方法でコミュニケーションを行うツールのことです。

【規模別】MAツールの人気おすすめランキング

MAツールの高評価ランキング

製品名スコア満足度レビュー数価格
アクションリンク4.54.3/5点3件40,000円~ / 月額
Kairos34.44.3/5点89件15,000円~ / 月額
サスケLead4.34.3/5点9件0円~ / 月額
AIMSTAR4.34.3/5点19件要お見積り

※上記のランキング表は、2024年9月17日時点の「MAツールの高評価ランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。

各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。

中小企業で人気のMAツールランキング

製品名満足度レビュー数価格
AIMSTAR4.6/5点4件要お見積り
サスケLead4.5/5点4件0円~ / 月額
Braze4.4/5点7件要お見積り
カスタマーリングス4.3/5点24件98,000円~ / 月額

※上記のランキング表は、2024年9月17日時点の「中小企業で人気のMAツールランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。

各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。

中堅企業で人気のMAツールランキング

製品名満足度レビュー数価格
カスタマーリングス4.2/5点24件98,000円~ / 月額
Braze4.2/5点5件要お見積り
サスケLead4.2/5点5件0円~ / 月額
SHANON MARKETING PLATFORM4.1/5点95件要お見積り

※上記のランキング表は、2024年9月17日時点の「中堅企業で人気のMAツールランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。

各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。

大企業で人気のMAツールランキング

製品名満足度レビュー数価格
Kairos34.5/5点12件15,000円~ / 月額
AIMSTAR4.5/5点8件要お見積り
KARTE4.3/5点6件要お見積り
Salesforce Marketing Cloud4.2/5点5件要お見積り

※上記のランキング表は、2024年9月17日時点の「大企業で人気のMAツールランキング」から引用しており、ITreviewの保有するユーザーレビューデータに基づいて選出されています。

各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は、こちらの「製品比較ページ」から確認することができます。

MAツール導入時のROI・費用対効果の算出方法

マーケティングにおいてROI(投資利益率)は、投資額に対してどれだけの効果を得たかを計算します。効果とは、リードの獲得数、リードの育成による売り上げ増加、マーケターの工数削減などがポイントとなります。

1.リードの獲得とリード育成による売り上げ拡大

特にBtoB事業において、売り上げの要因は通常以下の要素で構成されます。

売上構成

MAツールの導入により、特にリードの数を増やし、それに伴うリードの育成(購買意欲の向上)によって商談への転化率が向上することが期待されます。これにより、営業部門がアプローチできる商談の数を増加させることができます。

しかしながら、実際の現場では、マーケティング部門と営業部門の連携不足から、リードの購買意欲が高まっているタイミングで営業部門に情報が提供されていないというケースも少なくありません。MAツールを導入することで、営業部門が使用するCRMとの連携により、リアルタイムで情報共有が可能となり、効果的な営業活動が実現できます。

ここでは、MAツールによって商談の数が増加し、1人の営業担当者あたりの成約件数が増えたと仮定し、ROIを試算します。

MAのROI

※MAの利用に伴うコンテンツ制作費等は、MA導入の有無に関わらず必要なものとして省略しています。

【計算例】
(A)MA導入による売り上げ増加
営業担当者:5人
商品単価:100,000円
従来の成約件数:25件/月
※マーケティング担当と営業担当との連携強化により成約数が増加

MA導入後の成約件数:30件/月
売り上げ:(増加分(30-25件)× 100,000円) = 500,000円/月

(B)MA導入コスト
MA費用:200,000円/月

売り上げ増加による効果/月 = 500,000円(増加)-200,000円(ライセンス費用)
=300,000円

ROI = 300,000 ÷ 200,000 ×100(%)= 150%

2.マーケティング業務の軽減による効果

先述のROIに加えて、MA導入により特定のマーケティング業務が自動化されることから、マーケターの作業削減効果も期待されます。

具体的には「リード獲得施策の実施」「リードのスコアリング」「リードナーチャリング」「ウェブコンテンツやメールの作成・配信」「キャンペーンの成果測定」「高品質リードの営業への引き継ぎ」などの業務です。これらの業務はExcelなどで管理すると膨大な作業工数、すなわち人件費が必要です。

MA導入により、これらの業務を自動化できるため、作業にかかる人件費を削減できることが期待されます。

費用対効果

【計算例】
(A)マーケティング担当者:5人
(B)1人当たりの作業削減時間:10時間/月(仮定)
  ※リードの取得、スコアリング、自動メール配信機能により、マーケターの情報入力、作業時間が減少
  →約8時間(想定)
   ツールを通じての情報共有により、営業部門へのリード引き継ぎなどのコミュニケーションが大幅に短縮
  →約2時間(想定)
(C)1人当たりの時間給:4,000円

費用対効果/月(MA導入による削減人件費)=5(人)× 10(時間)× 4,000(円)=200,000円
(売り上げ拡大からの副次効果を含まない)

関連ブログ

ITreviewに参加しよう!